【バッグの中身】旅好き女子の国内旅行(1泊2日)
8月後半のとある週末
長野県側から立山黒部アルペンルートを観光し、富山県側に出た1泊2日のバッグの中身を紹介します。
荷物削減・軽量化に命をかけているので、旅の持ち物の参考になれば幸いです。
旅行概要とバッグ
・軽いハイキングを含む山の観光
・観光の出発地と終着地が異なるため事前にホテルに荷物を預けられない
・雨予報(結果的に降らなかった)
バッグは、次の海外旅行に備えて購入した小さな斜めがけ。
ミニリュックのようなサイズ感です。
バッグの中身
バッグの中身を全て出しました。
バッグのメインエリアを開けると、中はこのようになっています。
見えているのは500mlペットボトル、傘、カーディガン、サングラスケース、ポーチ。
内ポケットに洗面用品が入っています。
・カーディガン
バスや電車、レストランなどは冷房が効きすぎていることが多いので、夏の旅行にカーディガンは欠かせません。
UV機能付きのカットソー素材で、折りたたんでもシワにならないUNIQULOを持参。
バッグのメインポケットの中でカーディガンが半分くらいを占めているので、もし途中で荷物が増えたら、腰や肩に巻けば邪魔にならずにバッグのスペースを空けられます。
・傘
普段から、降ったら現地で買えばいいという心持ちなのですが。
山の天気は変わりやすいのと、山中の売店に傘は売っていないだろうと思い、さすがに今回は折り畳み傘を持参しました。
もっとスリムで超軽量タイプを持っているのですが、見つからず(棚の隙間に落ちていて、帰宅して速攻で見つけました…くそぅ)、普通の軽量折り畳み傘にしました。
・ポーチ
ポーチの中には、UVリップクリーム、リップグロス2種、頭痛薬、ミニ爪切り、ヘアピン、目薬、ガム、絆創膏、現金、汗をかいた時の予備のパンティライナーを入れました。
普段から財布は持ち歩かないのでスマホケースの裏に1,000円を入れているのですが、山の売店に最新の決済機器が導入されているとは思えず、今回はお札を余分にポーチに忍ばせました。
小銭は、売店や自販機で現金を使った後に出たもの。
2日目の富山市内でも、バスがICカードに対応しておらず現金をほぼ使い切りました。
ガムは1日でフルサイズ食べ切ることはないので、数粒だけ持ち歩いています。
こういう地味な容量削減が癖づいているので、普段使いのバッグがポーチサイズでも、不自由せず快適に外出できています。
…と言いつつ、グロス1本減らすのを失念して無駄に2本持ってきてしまいましたが。
ミニ爪切りは、高校生の時から持っているもの。
食品やスキンケアサンプルの切り口がうまく切れなかった時に、新たな切り口を作るのにも使えます。
買い物のタグを切ったり、アクティビティで爪が欠損してもすぐに整えられたりと、裏エースのような活躍っぷり。
・洗面用品(スキンケアなど)
スキンケア類はジェルクレンジング、化粧水、乳液、クリーム、ヘアオイル、朝の洗顔料。
化粧水や乳液、保湿クリームは、1包の量が多いので夜と朝の2回分です。
普段は乳液でフィニッシュですが、ホテルは乾燥しがちなので追加保湿としてクリームを投入しました。
今回はIPSAの新作ジェルクレンジングのサンプルを持ってきたので、アイメイクが落ちなかった場合に備えてクレンジングオイルが染み込んだ綿棒も用意。
案の定、この新作ジェルではマスカラが落ちませんでした。
クレンジングはやっぱり普段使ってるメディカルプルーフしか勝たん!
コンタクトレンズは、万が一に備えて必ず1つ余分に予備を入れます。
クリアカラーの小さなスプレーボトルは、お試しサイズの制汗剤。
その右横の、人のイラストが描かれたものは、圧縮タオルの2日目用です。
・サプリメント
サプリメントは高麗人参、酵素、リポソームビタミンCを持参。
体調を崩さず、元気な体力を維持するための必須サプリです。
夜まとめてではなく、日中こまめに飲んで体力が削られるのを防ぎます。
右下の小袋には、夜にまとめて飲む美容サプリや薬などが入っています。
ピルやアレルギー薬などは、シートごと持ち歩かずに必要な日数分だけをカット。
その際に角が鋭利なままだと、不意打ちで爪と肉の間に刺さるので、丸くカットしています。
洗面用品は、バッグ問わずポーチは使いません。
普段なら透明ジッパー袋で、今回は化粧品を買った際に貰ったサンプル入れの透明袋を活用。
袋ごと捨てられるので、2日目のポーチ分の荷物を削減できます。
何より、ジッパーにしろ袋にしろ透明のビニールに入れることで、中身が非常に分かりやすいという便利さもあります。
写真からは外しましたが、替えのショーツもここに。
1日目に履いたショーツはコンビニ袋にゴミと一緒に包んで、ホテルのゴミ箱に捨てて帰ります。
・ティッシュと圧縮タオル
山中にはトイレットペーパーがなさそうだと思い、ポケットティッシュを持参しましたが、エリア一帯のトイレはきっちり管理されていて心配は無用でした。
そりゃ通行料だけで実質 片道1万円以上だもんな…。
ティッシュの上に重ねた白いものは、ハンカチ代わりの使い捨て圧縮タオル。
トイレットペーパーの心配がなさそうな外出の時は、国内だとティッシュは持ち歩かず、ティッシュが担うトイレ以外のほとんどの役割をハンカチで賄います。
使い捨てなので翌日のために洗わずに済むし、薄っぺらくて軽いので、最近よく活用しています。
そのまま使うとやや工場臭がするので、圧縮から解く際に水でしっかり濡らしながらギューギュー握るように絞ると、臭いが取れます。
・衣類
今回は黒部ダムを起点とした山の上の観光で、旅行者のブログから、夏でもかなり涼しい場所であることが分かっていました。
汗をほとんどかかない予定なので、服もブラジャーも着回しで大丈夫だろうと判断し、ショーツのみ替えを持参。
Tシャツのインナーには、ブラ透け防止のためのショートキャミを着たので、胸元や背中の汗はキャミが吸収してくれる安心感もありました。
通常の夏の旅行であればブラジャーもトップスも替えが必要ですが、冬などはショーツ以外の着替えは持っていかず、ホテルのクローゼットに備えつけてある衣類用の消臭・殺菌スプレーで賄っています。
今回は読みが当たって汗をかいていませんが、もし替えのない状況で汗をかいたとしたら、Tシャツの脇の部分とキャミをお湯で洗って、部屋干しにしたと思います。
雨に濡れても大丈夫なよう、アウトドア向けのサンダルだったので靴下はありません。
靴下を履く時は、夜にホテルで手洗いして翌日も使うので、やはり替えは持っていきません。
・メイクポーチ
荷物を持ったまま1日中歩き回る旅行なので、とにかく軽さを考えてポーチは使いませんでした。
メイク用品の量が少ないこともあり、ポーチ代わりとしてバッグの外ポケット(小)にそのまま入れています。
進撃の巨人フィギュアも、ここに♡
旅先で巨人フィギュアを使って記念撮影するのが趣味なので、温泉やワーケーション以外の観光っぽい所には必ず連れて行きます。笑
メイク用品は、軽量化と簡易化を優先したラインナップ。
アイシャドウパレットは重量も容積もあるので、1本20g程度のスティックアイシャドウを選び、アイブロウはスティックの本体からペンシルとブラシを取り外しています。
基本的には下地とファンデーションは、使い捨てサンプルを使います。
今回は、普段持ち歩いているミニ鏡よりも、YSLミニクッションファンデの方が容積はありますが重量が軽かったので、鏡を兼任するためにミニクッションファンデを選びました。
容積と重力どちらを優先するかは、旅の内容次第です。
下地も、POLAライトセレクターの購入検討中という事情により、他の種類の使い捨てサンプルではなく、ライトセレクターのミニボトルを選びました。
旅行中はチークとコンシーラーを使わなくてもいいのですが、今回は次の海外旅行に向けた試験として、スティックタイプのチークとコンシーラーを1つの容器にまとめたキメラを持参してみました。
指で塗って使います。
余談ですが各パレットの小さな点のようなものは、ゴミの付着ではなく容器に固定する際に爪楊枝を刺した穴です。
・日焼け止め
日焼け止めは絶対に絶対に妥協できないので、薄くて軽かろうとサンプルは使いません。
2年ほど愛用しているIMMEの日焼け止めを、親指サイズの化粧水サンプルボトルに移し替えました。
知る限り唯一の、塗り直しの必要がない日焼け止めで、紫外線ライトで試してUVカット度合いも強力、ウォータープルーフ、キシキシしない最強アイテムです。
普通の日焼け止めは、塗り方に関わらず肌の上でどうしても2〜3時間で成分が分解してしまい、紫外線を通すようになるので、2時間おきに塗り直す必要があります。
IMMEは分解しない処方なので、朝ぬれば、夜に落とすまで塗り直し不要。
もっと柔らかい持ち運び用ボトルを探し直す予定です。
・おやつ
全体写真に入れ忘れましたが、ハイキング中の糖分補給と、涼しくなるミスト(SHIROの冷感ボディミストを詰め替えたもの)、扇子を外ポケット(大)に入れました。
・充電一式
スマホ充電用の右のACアダプターは、ホテルで捨てて帰りました。
コードやACアダプターは何かと家電に付属しますが、大量に持っていても仕方がないので、定期的に整理して使わない分は処分しています。
断捨離と旅行の日程が近かったので、今回は処分予定のACアダプターをホテルで捨てて帰ることで、物としての使命を全うさせつつ2日目の荷物削減の礎となってもらいました。
スマホの充電は、写真を撮りまくったり調べ物をしまくったりしても、1日の終わりまでギリギリ残る程度なので、バッテリーはあまり持ち歩きません。
来月の海外旅行では、処分予定のタイプBとタイプCのコードを持って行って、捨てて帰る予定です。
荷物を軽くするメリット
たかがポーチやガム、アイシャドウの重さと思うなかれ。
単品での重さはたかがしれていても、それらがチリツモとなり、容積も重量も圧迫していきます。
荷物の重さは、パッキングの段階ではさほど支障に感じませんが、1日中 抱え続けると疲労度合いに差が出ます。
旅行中の疲れは、楽しくなくなったり、無駄に休憩が長くなってタイムロスしたり、体調を崩したりする要因になるので、私は甘く見ないようにしています。
上記に挙げた要因はどれも、自分だけでなく同行者にも影響を与える部分。
せっかくの旅行を最大限 楽しむために疲労軽減について考えた結果、荷物を軽くすることが有効だと強く実感しています。
また、荷物が少なければ「まずはホテルに荷物を預けて〜」の必要がなくなります。
空港や駅からまっすぐ目的地に向かう場合と、一度ホテルを経由する場合とで時間を算出してみてください。
目的地とホテルが10分圏内ならともかく、わざわざホテルに荷物を預けに行くのはタイムロス。
いつでも何度でもそこに旅行できるような暇セレブならともかく、限られた時間とお金を使うのだから無駄なロスは避けたいところ。
そして、帰宅後のアンパッキングが秒で終わるのもメリットです。
洗濯物は極端に少なく、小物をそれぞれの収納場所に戻す作業も少なく済みます。
疲れて帰っても(国内旅行なら)1分でアンパッキングが終わるので、旅行後の煩わしさゼロ。
荷物が少なければ、体力問題も時間問題も家事も解決します。
おまけ
IMMEの日焼け止め
https://uv.imme.co.jp/
軽量乞食の私がサンプル品では妥協しないほど、圧倒的に気に入っている日焼け止めのIMME(イムエ)。
夏の沖縄やフィリピンで遊泳三昧な日々を過ごしても、日焼けしませんでした。
以前はCHANELサブリマージュ(15,400円)や、アスタリフト(4,620円)の日焼け止めを愛用していました。
1日1回ではなく2時間おきに塗り直した場合の1日の使用量を計算した上で、容量と価格を考えると、涙が出るようなコスパです。
かといって、ドラコスの使用感とザッツ日焼け止め臭で妥協するのは我慢ならず、黙ってデパコスに課金していました。
IMMEは一見お高く見えて、使用量・容量・価格を計算するとコスパはドラコス並み。
それでいて塗り直し不要、使用感の良さはCHANELサブリマージュと甲乙つけ難いレベル、保湿力は真冬でも乳液とみまごう程という、最強の日焼け止めです。
デパコス至上主義の私ですが、他を使う理由が完全になくなりました。
デパコスを買う際にもらうサンプルは、日焼け止めだけが大量に溜まったまま使い道がありません。
スキンケアやファンデは、旅行中くらいなら安物のサンプルで妥協してもいいと思えますが、日焼け止めだけは何があってもIMME以外は無理です。
塗って2時間以降は紫外線を通し続けてると思うと、発狂しそうです。
日焼けはそのうち回復するし、シミならレーザー当てればいいかと思えるのですが、紫外線がシワやタルミの直接的な原因になるのが恐怖なのです。
外見の劣化は、加齢によって細胞が衰えるスピードよりも、紫外線による影響が大きい人は多いと思います。
塗り直し不要とはいえ、肌をタオルでゴシゴシ拭いたらさすがに剥がれるので、その場合は塗り直しが必要です。
旅好きさんにも使ってみてほしいので熱弁しましたが、売り上げは1円も私に入りません。
終わり
荷物が少なくてよく驚かれる私の、国内旅行バッグの中身でした。
車での旅行なら重量は関係ないので、メイク用品にポーチを使ったり、重量のあるアイシャドウパレットを選んだり、折りたたみではなく普通の傘を選んだりと、内容が少しだけ変わります。
パッキングは私にとって趣味の一つのようなもので、旅先での用途や合理性を考えるのが大好きです。
旅の中でその答え合わせをして、ピタリ賞なら嬉しいし、今回の余分なリップグロスのように、不要なものが混ざっていたら改善の余地について考えるのも楽しいです。
肌も髪も普段からケアを頑張っていて治安がいいので、旅行時くらいは日焼け止め以外の装備に手を抜いても問題ありません。
化粧品が多いと、そのぶん準備に時間がかかります。
丁寧にメイクやヘアセットする時間があるなら、体力温存のためにギリギリまで寝るか、とっとと観光に出かけた方がいいと思うのです。
同行者がいる場合は、洗面所を長く占拠するのは迷惑行為でもあります。
旅行写真は、サングラス掛けるか、後ろ姿で誤魔化せばオシャレに撮れます!笑
荷物のQ&A
質問をいただいたので、回答します。
Q. ヘアブラシはどうしてる?
A. ホテルの使い捨てブラシを使います。
旅行中、ブローやアイロンはしません。
だいたいの髪の悩みやトラブルは、髪を結べば対処できます。
準備の時短&荷物削減になって一石二鳥です。
Q. ホテルを移動する場合、使いかけのスキンケアサンプルはどうする?
A. 余りは捨てて、次のホテルで新しいものを開封します。
だいたいが1包で夜朝分あるので、ホテル移動する場合でも意外と中途半端になることは少ないです。
ファンデや下地は1包で数回分入っていますが、使い切らずに捨てて、次のホテルで新しいものを開封します。
ホテル移動が何度もある場合は、ミニボトルタイプのサンプルを持っていきます。
Q. スーツケースはどんな時に使う?
A.
・長期間の旅行
・シュノーケリング用品などリュックに収まらない物を持っていく時
・ミラーレス一眼、ドローン、アクションカメラ、三脚などガジェットが多い時
・スノボ2泊以上(ウェア以外はレンタル派。でも最近はもっぱらリュックです)
・車でプールのある別荘に行く時(スーツケースが収納棚代わりになる)
・ドラム缶とコンクリートに詰めて海に捨てたい程、ものすごく重たい何かを運ぶ時
Q. 災害大国の日本だと荷物が多くならない?
A. 私はなりません。
震災大国という言葉は主に、不動産や建築、インフラ整備について考える時に考慮する言葉だと思っています。
私の考えでは、被災よりも事故にあう確率の方が断然高くないか?というのがまずあり、予防にヘルメットや膝当てを常に装着するか?というと、Noです。
事故による緊急入院用のグッズも持ち歩きません。
それよりも可能性の低いこととなると一層、荷物を増やす考えはありません。
旅行中の災害遭遇0回、福岡と東京に住む中で避難0回、災害により外出先で困ったこと0回、リスクは可能性が高い順(交通事故)に備えの優先順位がつく、という考え方ゆえです。
台風や大雨、噴火など災害が起こる可能性とそのエリアは事前に情報収集でき、対象となるエリアにはそもそも行ってはいけません。もし自分のいるエリアに警報が出たら、すぐさま移動します。
これで遭遇率は断然下げられます。
地震は予知できないとしても、物資を買うためのコンビニが営業停止し、避難所にも入れないほどの大きな災害の発生件数と、その影響を受けるエリアに自分が滞在している可能性は何%なのか。
万が一の時に、蓋を開ければ防災にならないただの快適グッズで荷物をパンパンに増やしていないか。
水や食料を持っていても、有意義な消費の仕方を知らなければ、救助を待っている間に過度に消耗します。
精神の不安定さも、体力の消耗に繋がります。
もし引越しで災害リスクの高い地域に住む場合は、私の持ち物も違ってくるかもしれません。
Q. 荷物に関する思考整理のポイントはある?
A. タラレバに温度感をつけ、ない場合の致命傷や損失、現地調達の場合の損失、他アイテムや現地でカバー可能かについて考えるのがポイントです。
(例1)風邪薬があれば安心説
国内:そもそも突然風邪を引く可能性が高くないのと、現地の薬局どこでも同じ薬が買えるので、もしもの時は現地調達でよい。無駄な荷物になるので持参不要。最悪、全国どこでも低額な料金で病院を受診できる。
海外:現地の寒暖差や乾燥度合い、疲労度は行ってみないとわからないので、体調を崩す要因が多数ある。もし低い可能性にぶち当たって風邪を引いた場合、薬がないと旅行がダメになり数十万を溶かす致命傷を負う。言語の違う国で適切な薬を買うハードルが高い。だから無駄になってでも念のため持参した方がいい。
※余談ですが海外では風邪程度で病院に行くと変人扱いされます
場所問わず:病院でしか処方されないような特殊な薬なら、低い可能性であっても万が一必要になった場合に飲まないと旅行続行不可の致命傷を負うので、予備を持参した方がいい。
(例2)現地調達すればいい
確実に必要とわかっている物は事前に揃える。現地で店を探すタイムロスが勿体無い。
ただしスノボやキャンプなら、必需品が重く大きく、持ち運ぶのが大変。現地=店併設または調達の時間もイベントになるので、現地調達もメリットがある。
ドレスコードのあるレストランが多い街への旅行で、その時の気分でそういった店に入る可能性がある場合、ドレスを持っていない場合の現地調達の時間と出費を考えると、家から一枚持参することで数万円の出費を抑えられる。もしも使わなかった場合、数万円の出費リスクに比べたら無駄な荷物になってもまぁいいか。
宗教施設への入場によるドレスコードなら、防寒用の大判スカーフを腰から巻けばいいので、元々着る予定になかった長いボトムスをわざわざ持って行く必要はない。ただし大判スカーフ自体を持っていない場合は、ドレスコードに引っかかって入場できないのは致命的なので、長いボトムスを持参する。
このように、そのアイテムがない場合の致命傷の有無や損失、ある場合にどのくらい便利で、なければ他でカバーできるのか、使わなかった場合の無駄になるリソース(荷物圧迫、重量による疲労)×無駄になるアイテム数などを考えます。
旅の猛者がよく言う「必要になったら現地調達すればいい」は本当にその通りで、荷物の量と精神状態は相関があるとよく聞きますよね。
少ないアイテムで我慢する、足るを知るというのも旅行の醍醐味。
と言いつつ、荷物について強めに思考しているので、私の場合は荷物が少なく見えても、現地調達することはほぼありません。
これでも「気持ち、余分に持って行ってる」つもりです。