
蘇民将来子孫也。🌟疫神社・夏越祭。🌟
2024年08月02日 初回記録
2024年08月07日 追加・更新
2024年08月09日 追加・更新
前日から作った水筒袋と空の水筒を車に積んで、茅の輪くぐりに行ってきました。実の所、今年の茅の輪くぐりは2回目で、一回目は毎年行っている神社の茅の輪くぐりでした。
そして2回目は、疫神社(京都の八坂神社境内)の茅の輪くぐりに行きました。
茅の輪くぐりは、一年の前半が終わる6月の(後半~)末日に行われるところが多く、それを逃すとしている所がぐんと少なくなります。それから、わたし自身があまり拘ってなかったこともあり、車のお祓いがメインで行き始めたので人間用は考えてなかったのです。でも、その車のお祓いも今年で4回目となり頂いてきたお札が4つになったところでちょっと多いなという事で今年は時間も余裕があり、返納しに行きました。
その時、茅の輪の横に建ててあった説明が興味深いものでした。今回は内容は省きますが、そんなことがありました。
その後、先月7月の祇園祭が行われた訳ですが、祇園祭は7月1日から31日までまるまる一か月お祭りが続きます。その最終日が茅の輪くぐりです。
車のお祓いに行った神社とは別の云われが書かれており、京都 八坂神社の説明では「蘇民将来子孫也」です。
蘇民将来子孫也。この言葉は以前から聞いて知ってはいましたが、私は八坂神社は氏神さんではないからと、あまり深入りせずにいました。でもお世話になる事もあり、また、この言葉の意味 (※後記) を知るとある事に気づいたのでした。
気付いたもののそれを詳しく覚えていないので調べ返しましたが、見つけられなかったのでうる覚えで書きますが、聖書に出てくる話しによく似ていたのです。たぶんXのKabさんの投稿からだったと思うのですが、Kabさんの投稿は日増しにどんどん増えていて、長文も増えていて、7月は祇園祭で忙しい日もあり、なかなか見つけ出すことは難しかったのです。が、簡単に言いますと、過去の投稿によく似た内容の話しで、聖書の引用があったと思ったのでした。
そんなこんなで、今年は八坂神社の茅の輪くぐりも着物で行きたいなと考えるようになっていたのですが、途中から、家族も連れて行こうという考えが出て来たのでした。 神事が行われるのは31日だけど30日から準備をするのかな?と思い、それなら30日でもくぐれるのかな?とも思ったので、お仕えに行った時に月末の30日か31日にあるのですね、と八坂神社の関係者の方に確認の意味で訊ねると、31日だけど午前中だけですよと教えてもらいました。
日中夕方頃まであると思っていたので、お昼から行こうと思っていましたが、午前中だけと聞いて、間に合うかどうか。。道が空いてるとまぁまぁ行けそうだけど、。と考えながら二日前までどうしようかと気持ちが定まりませんでした。でも、やはり自分一人楽しむよりも、家族も連れて行こうと。 一人なら着物も着れるけど、家族を迎えに行って色々荷物も持って行くとなると一日仕事になるので今回着物を着るのはやめましたが、高速道路もまぁまぁ順調で九時には迎えに行けて、午前中になんとか八坂神社の境内に辿りつけました。
そんなこんなで、詳しいことも調べずに行った訳ですが、過去に行かれた方の書かれたブログを見ていて、そう言うものだと頭の中で想像していました。ですが行って分かったことは今年は違っているという事でした。 違っていたから前に倣えで参拝を待つ人の行列に並んで前の人と同じようにしてきました。
とりあえず、自分の目標が午前中までで11時半までに入ることだったのでそれがクリアできてホッと安堵し、行ってみると長蛇の列でまだ終わりそうにないのが分かり、ひたすら列に並びました。 前に茅の輪が見えてくると先の参拝者さんがどうしているのか様子が見えました。 どうやら予め用意されている茅の茎を1本ずつ頂いて、参拝し、参拝後は自分で小さな茅の輪を作るという流れでした。
そんなこんなで、ようやく流れが見えて来て、同じようにしてきました。
前の方たちは何本も沢山採っている方が居たので、それもありかなと思っていましたが、まだ後ろにも人が居たので多すぎず少なすぎずで頂きました。
家族は3本、私は4本頂きました。こんなことをするのは私も家族も初めてなのでちゃんとできるのか未知の世界でしたが、意外と見様見真似で丸く作ればいいと話すとうまいこと作ってくれていたので有難かったし自分の思う大きさで作っていました。
私は自分用と、今日お仕えされていて参拝できない方の分と作ろうと、小さいのを作りました。
八坂神社 北門

疫神社(八坂神社) 夏越祭

ここの茅の輪は1度だけ前方にくぐるだけでした。
蘇民将来子孫也と書かれた護符が注連縄に吊るしてあります。


一番小さいのが一番きれいな仕上がりになりました。
帰りの時間が気になりすぎて、手直しもそこそこにしたので、
横からぴょんぴょんとはみ出しています。次はもっと上手にと思います。

直径10センチ以内がベスト。

ひとつお友達にあげようと思いましたが、要らないと言われたので、ハウスに。と思います。
が、これで良くて ほしい方いらっしゃったら、一つ上げます。(笑)


実は、行く前に知った情報では、茅の輪くぐりをするとお守り(護符)を頂けると読んでいたので、そう思っていましたが、今年は違っていました。
また、八坂神社のホームページにも護符を授かりますと書いてありますが、この意味が無料なのか、初穂料がかかるのか分からず、また、私が行った時には神職さんたちの姿はそこには見えず、神事をした後の形跡はありましたが、その場での授与(販売)などはありませんでした。
なので、自分で作った茅の輪だけ持って帰るものだと思っていたのですが、どうもこの「蘇民将来子孫也」と書かれた小さな紙は初穂料と一緒に授与していただくことが可能なようです。
このことは、帰ってきてから調べなおしている時に知ったので、二つ貰って下さった方には申し訳ない事をしたと思いました。…でも、本音を言いますと、茅の草・茎を丸めただけものを欲しがられるとは思っていなかったので、持って行って4つ作ったので一つどうですか?と見せた時にすぐに手を指し伸ばして、〇〇さんの分も、と二つ受け取られたことは嬉しかったです。 そして、次はちゃんと護符も付けたものを、と思いました。
7月31日 疫神社 夏越祭
主催 八坂神社
場所 境内疫神社
素戔嗚尊が南海に旅をされた時、疫神社の御祭神蘇民将来に手厚くもてなされたことを喜ばれ、疫病流行の際、蘇民将来之子孫は疫病より免れしめると誓約された故事により鳥居に大茅輪を設け、参拝者は之をくぐって厄気を祓い、又「蘇民将来之子孫也」の護符を授かります。
帰ってから読んだブログは2010年に書かれたものでした。
八坂神社はその年によって変わることがあるのでその都度、確認が必要ですが、宜しければ、ご参考までに。コチラからどうぞです。

以下は八坂神社と京都 祇園祭・八幡山保存会 の公式ホームページから引用です。
蘇民将来子孫也 (そみんしょうらいしそんなり)
「備後国風土記」逸文に残されている説話で、南海を旅していた素戔嗚尊が、宿を求めて蘇民将来と巨旦将来を尋ねます。兄の蘇民将来は貧しく、弟の巨旦将来は栄えていました。ところが巨旦将来は宿を貸さずに断りますが、蘇民将来は貧しいながらも粟穀の座と粟飯でもてなし宿を貸しました。
蘇民将来の真心に歓ばれた素戔嗚尊は、「後の世に疫病流行すれば、蘇民将来の子孫といい、茅の輪を腰につけておけば免れさせる」と約束されました。
この説話に因み、祇園祭では「蘇民将来子孫也」の護符を身に着けて神事に奉仕します。
また7月31日には、蘇民将来をお祀りする疫神社にて、祇園祭を締めくくる神事である「夏越祭」が行われ、茅の輪守が授与されます。
粽 (ちまき)
笹の葉で調製された疫病・災難除けのお守りで、7月の祇園祭期間のみ授与されます。
『備後国風土記』逸文に残されている蘇民将来の説話に因み、表面には「蘇民将来子孫也」の護符がつけられ、軒先に吊るされます。
また宵山の期間中には、山鉾の各町内でそれぞれのご利益をもたらす粽が授与されます。各町内で授与される粽に関しましては山鉾連合会にお問合せ下さい。(写真は八坂神社の厄除ちまき)
京都・祇園祭会 八幡山保存会のホームページ より引用。
蘇民将来之子孫也
八坂神社御祭神、スサノヲノミコト(素戔鳴尊)が南海に旅をされた時、一夜の宿を請うたスサノヲノミコトを、蘇民将来は粟で作った食事で厚くもてなしました。蘇民将来の真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病流行の際「蘇民将来之子孫也」と記した護符を持つ者は、疫病より免れしめると約束されました。
その故事にちなみ、祇園祭では、「蘇民将来之子孫也」の護符を身につけて祭りに奉仕します。また7月31日には、蘇民将来をお祀りする、八坂神社境内「疫神社」において「夏越祓」が行われ、「茅之輪守」(「蘇民将来之子孫也」護符)と「粟餅」を社前で授与いたします。このお祭をもって一ヶ月間の祇園祭も幕を閉じます。
最終更新日:2016年07月02日(土) 14:09

続きもありますが、今回は一旦これでアップします。(合掌)


新時代に一人でも多くの方が安全・安心に進めますように♪最後までお読みくださり、ありがとうございます♪
AOR@白玉城より。