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めだか飼育の低床について

今回は、めだか飼育の際に使用する低床について書かせていただきます。ただ、赤玉土やソイルなどを使っているではなくて、何も使っていない話です。

一めだかは室内飼育から始まり、ビオトープを経て、ベアタンクに辿り着きました。以前は冬の間にめだ活ができない反動で、ビオトープ熱が高まり、3月くらいに水草が欲しい病に罹っていました。水草を求めて、ホームセンターなどを巡るのですが、まだホテイアオイすら置いてなく、入荷するのは5月のGWくらいと言われ、ますます水草が欲しくなったのを覚えています。
待ちに待って、水草を投入すると大抵スネールとの戦いが始まります。その後、水草の野生が剥き出しになり、ビオトープは緑の惑星と化します。私も上見でめだか飼育にハマり、ビオトープに憧れて、さらにハマったクチですが、メンテナンスをしきれずに、飼育数が増えてからはほとんどがベアタンクで飼育しています。

めだか飼育の低床としては赤玉土が一番メジャーだと思います。一めだかでも使用していましたが、中々メンテナンスが大変でした。また、崩れにくい硬質の赤玉土を使用していたので、値段もまあまあしました。

赤玉土の使用方法は、まず、水で洗います。土なのであまり強く洗うと崩れます。ざるに入れ、シャワーなどをかけてゴミなどを取り除きます。その後、めだかの容器の底に敷いて、ゆっくり水を入れます。それでも、濁るので、数日おいておき、土が沈澱して、水が透明になってから、めだかを投入します。

赤玉土は多孔質で、見た目以上に表面積があるため、バクテリアが住み着きやすくなるのが、一番のメリットだと私は思います。確かに赤玉土を入れた容器の水はクリアオーターで、汚れにくかったと思います。ただ、先ほども書きましたが、メンテナンスが大変でした。赤玉土を投入する際にも、手間がかかりますが、容器をリセットする際に、赤玉土を別の容器に移して、ざっと洗い、天日干しにして、容器に入れ直してました。手間を省くため、低床に敷くのではなく、小さなザルに入れて、容器に入れるなどしていましたが、リセットの際にザルも洗わないといけないので、結局、赤玉土は入れないようになりました。赤玉土を入れないからといって、めだかの調子が悪いこともありませんでした。

ベアタンク飼育の利点は、手間がかからないことだと思っています。底に溜まった汚泥を取り除くのも簡単ですし、リセットも容易にできます。めだか販売を始めて、飼育する容器の数も増えました。最盛期は、60リットルの容器が24個、22リットルが6個、NVボックス13が数十個、バケツも数十個を駆使して、めだか飼育を行なっています。水の痛みやすい夏場は、どれだけ短時間で、水換えをできるかが勝負ですので、最効率を求めて、ベアタンクに行きつきました。

ベアタンクでめだかが泳ぐ姿も好きですが、一番綺麗だと思うのは、ビオトープで泳ぐめだかです。敷き詰めた赤玉土の茶色に、水草の緑が映え、そこを泳ぐ色とりどりのめだかはとても綺麗です。また、共生しているエビや貝は、こけの繁殖も抑えることができるだけでなく、ビオトープの景観の一役を担ってくれます。自然を切り取ってきたかのようなビオトープは、とても神秘的で、どれだけ見ていても飽きません。今は生産量に重点をおいていますが、いつかまたビオトープをしたいとも思っています。

今回はめだか飼育の低床について、書かせていただきました。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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