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竹を赤く描いたら

息子の描いた絵を見ていた時
ふと昔のことを思い出した

小学校の夏休みの宿題
水彩画

私は庭の窓から見える
竹を描くことにした🎋

学校の成績は
体育もめっきりダメ
勉強の成績も総じて普通

私が唯一、得意だった美術
そこだけはずっと好き

最近になって気づいたけど
学校だからと
興味のない授業、勉強を
みんなと同じように受けること
私にはとても苦しかったみたい

話が少し外れたので
夏休みの絵の話に戻る

絵を描くのは、
めちゃくちゃ時間がかかる方
細かく丁寧に書きたいから

下絵をちまちまと書いて
色を塗る時
青々とした竹をなぜか忘れたけど
赤く塗りたくなった

朱赤に塗った竹
とても良い感じ
我ながら気に入ってた

夏休みが終わり始業式
描いた絵を提出した

絵を見た美術の先生に

なんで竹が赤いの?色が違う

と笑われた

見たまま書く模写でもないのに
好きにしていいはず

笑われて少し悲しかったけど
この先生とはセンスが合わないんだな
ふん、ダサいな(おいw)と思った

芸術は、その人が感じたまま
表現したらいい
まして、子どもの自由な表現を
先生の好みで否定するなんて
良くないよね

先生から言われてずっと覚えてる言葉
って良くも悪くもあると思う

私は、可愛げがない子どもで
先生に好かれない事が多かったから
先生に言われて思い出すのは
ムッとする事ばかり

冷めた態度の子どもでも
言われたことにはちゃんと傷つくから
思春期ってややこしいな

今思えば、本当に可愛げのない
子ども時代
不器用でわらっちゃう


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