【本要約】2030年の世界地図帳
本日は落合陽一氏の『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs,未来への展望』について簡単に自分の意見・感想を挟みつつまとめていきます.本書はSDGsというテーマのもと,地政学×テクノロジー×データで世界の展望を見渡すという内容になっています.
結論
本書の結論は「今後日本の目指す世界での立ち位置は,ヨーロッパの倫理・文化的価値と,米中の技術的立場の中間にある.」ということだと思います.SDGsというテーマのもとこれについて考えていきます.
SDGsとは
そもそもSDGsとはなんでしょうか.最近はよく聞くことが増えたこの言葉.まずSDGsとはなんのか?と私がSDGsを知ってこの本を手にとったきっかけから.
SDGsとはSustainable Development Goals:持続可能な開発目標のことです.持続可能な世界を作っていきましょう!ということで2015年に国連で採択されたもので,噛み砕いていうと「この世界の誰ひとり取りこぼすことなく,みんなが今,そして未来も安心安定に過ごしていける世界を作って行こう」という目標のことです.「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」「安全な水とトイレを世界中に」「働きがいも経済成長も」「気候変動に具体的な対策を」など17の目標が掲げられています.その17の目標がさらに具体的な施策に分解され,169のターゲットが掲げられています.
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
と言われても「それで?」といった感じだと思います.話のスケールが大きいし,日本に暮らしていたら飢餓や安全な水・トイレなど気にならないし...と思われる方が大半かと思います.私も実際そう思います.
私がSDGsという言葉に初めて出会ったのは2年ほど前です.理系学生だった私は所属する学会で,「私たちの学んでいるこの学問はSDGsにどう貢献できるか?」というワークショップに参加しました.参加が決まって初めてSDGsについて知り,色々調べました.学会のイベントだったこともあり,研究という面からSDGsを見ることもしました.ワークショップに参加したのは私のような学生や大学教授,企業の技術者など様々で,各々の立場からの議論が展開されて非常に面白かったのを覚えています.それと同時に意外と簡単なこと・身近なこともSDGsと関連しているなと感じました.例えばSDGsのゴール4番は教育に関するものですが,私は学生という立場から「大学の教育の現状についてどう思うか?」とか「もっとどう教育を変えればより研究が進むと思うか?」みたいなことを聞かれたと記憶しています.つまり「持続可能な」教育・学問発展のための議論ということですね.
最近はESG投資(環境,社会,企業統治の観点で優良な企業への投資)という言葉もよく耳にし,SDGs的な考えが投資行動を左右するという実質的な力を持ってきていると思います.学問の研究においてもSDGsに貢献する研究を評価しようみたいな風潮もあるようです.一見スケールの大きい綺麗事に思えたSGDsが誰かの行動や社会の動きを支配するレベルまで浸透してきているということに驚きと興味を持たずにはいられません.
テクノロジー
今後世界を変える破壊的なテクノロジーとして「AI(機械学習)」「5G」「自動運転」「量子コンピュータ」「ブロックチェーン」が紹介されています.それぞれ詳しい説明は省きますが,いずれもどこかで聞いたことあるはある言葉だと思います.これらの技術の具体的な活用として「AIとブロックチェーンによる食品流通の管理でロスがなくなる」「農業の自動化と培養肉の増加」「再生医療やゲノム編集技術による遺伝病の克服」「太陽光発電などの再生エネルギーの増加」「住宅のスマートグリット化や空飛ぶ自動車の実現」「職業のAIによる代替」などが紹介されています.これらは単に革新的だとか,新しいビジネスが生まれるだとか,そういった側面もありますが,ここではSDGsという観点からこれらの技術を見てみましょう.
例えば食品流通が合理化されれば食品ロスの減少が予想されます.消費者庁(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/)によると日本の年間の食品ロスは約612万トン,一人当たりに換算すると毎日お茶碗一杯分の食べ物を廃棄していることに相当するようです.また食物のトレーサビリティ向上による消費者の安心で健康を意識した食生活にも貢献できるでしょう.
他にも個人的に興味深いのが培養肉の増加.培養肉ではない人工肉としてはImpossible Foods社が既に有名です.一見するとベジタリアンやビーガン向けに思えますが,実は「気候変動」にも密接に関連した技術になると言われています.気候変動の原因とされている温室効果ガスの排出割合において,農業・畜産業は意外にも全体の約1/4を占めるそうです.一般的にイメージしやすい電力分野で同等の約1/4,製造業は約1/5程度とのことなので,畜産が気候変動に及ぼす影響力が伺えます.原因としては牛のオナラ(メタンガス)やゲップ(CO2),さらに牧草地を作るための森林伐採が挙げられます.面白い例えですが,もし世界中の牛が一つの国家だとしたら,その「牛の国」は中国・アメリカについて世界第3位の温室効果ガス排出国になるそうです.1キロの牛肉の生産はガソリン車で160km走るのと同等のCO2排出量ということです.人工肉や培養肉は食の多様性のためのみならず,気候変動にも関わる大問題だということですね.
次に本書で紹介されているテクノロジーの動向に関する「ハイプサイクル」と「5 in 5」という2つの用語を紹介します.
まずハイプサイクルとはガートナー社が毎年発表している特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図のことです.技術の成熟度合いを「黎明期」「「過度な期待」のピーク期」「幻滅期」「啓蒙活動期」「生産安定期」の5つのフェーズに分けて今後5〜10年程度のスパンの成長を予測・表現します.つまり新規技術が出てきて,過度に期待されるもまだ実用レベルには達していないために幻滅され,時間をかけてようやく社会受け入れられて安定して享受できる技術になっていくというプロセスを表します.具体的に言えば2019年8月時点で,空飛ぶ車は黎明期,5Gは「過度な期待」のピーク期,自律走行(レベル4)は幻滅期といった具合です.詳しくはハイプサイクルを発表しているガートナー社のHP等をご覧ください.落合氏はハイプサイクについて,「業界のトレンドが強く反映される傾向があり,ときにバズワードが含まれることもあるが,新興技術の網羅性においては一定の信頼がおける」と述べられています.
次に5 in 5はIBMが毎年発表している5年以内に世界を変える5つのテクノロジーです.5年というハイプサイクルよりは短い期間を予測するものですが,より具体性が高いのが特徴です.2019年には食品サプライチェーンに関して,「農業のデジタル・ツインが、増え続ける人口への食糧供給問題をこれまでより少ないリソースで解消」「ブロックチェーンによって食卓に上る食品の量が増え、廃棄量が減る」「マイクロバイオーム(細菌叢)の解析が有害な菌から人体を守る」「AIセンサーが家庭内での食品の細菌汚染を検出」「これまでにない斬新なリサイクル工程が廃プラスチックに新たな命を吹き込む」という種〜商品棚〜家庭〜廃棄に至るまでのサプライチェーンにおける5つの技術が取り上げられています.
https://www.research.ibm.com/5-in-5/
人口動態
続いては人口に基づく未来予測が展開されています.人口動態は予測と乖離しづらい分野として知られており,一定の信頼度を持った未来予測ができます.2016年の人口世界1位は中国(約14.1億人),2位はインド(約13.2億人),3位はアメリカ(約3.2億人)だそうです.では2030年と2050年にこのランキングはどのように変動するでしょうか?本書によれば2030年は1位インド(約15.0億人),2位は中国(約14.6億人),3位はアメリカ(約3.5億人)となり,2050年には1位インド(約16.4億人),2位は中国(約14.0億人),3位はナイジェリア(約4.0億人)と予測されています.つまり2030年には人口でインドが中国を抜き去り,2050年にはナイジェリアをはじめとするアフリカ諸国が台頭してくるとされています.またGDPベースで見ると2030年も2050年も中国アメリカインドがTOP3のままと予測されています.本書ではこの他にも世界各国・日本国内の人口ピラミッドや高齢者・若者の割合,平均寿命や死亡原因の変化など人口に関する種々のデータが可視化されており,パラパラと目を通すだけでも意外な発見や知識の獲得になる気がしました.
4つのデジタルイデオロギー
本書に登場する概念の中でも特に重要なのが,2020年代の社会を支配する4つのデジタルイデオロギーになります.ここでデジタルイデオロギーとは地政学的な差異から生まれるデジタルへの向き合い方のことを指します.地政学とは各国が自国の利益を確保する戦略を立てる為に、地理的な条件が国家に与える政治的、経済的、軍事的影響をグローバルな視点で見ていく学問です.つまり落合氏によれば2020年代の高度なIT社会をグローバル視点で見渡したとき,その地理的・歴史的・文化的な要因から大きく4つのエリアに分類されるということです.その4つのデジタルイデオロギーとは「アメリカン・デジタル」「チャイニーズ・デジタル」「ヨーロピアン・デジタル」「サードウェーブ・デジタル」です.
まず1つ目のアメリカン・デジタル.特に米国西海岸のシリコンバレーにおけるGAFAM(Google, Amazon, Facebook, Apple, Microsoft)に代表される企業群からなるエリア.本書によればその根底にあるのはヒッピー思想であるとされています.人の自由を追求するためのツールとしてのコンピュータ,という考えが根底にあるということです.近年圧倒的な成長を見せてきたGAFAMはその市場力と研究力が相乗効果を生み,もはやある種の搾取と格差のネットワークとも化しています.
2つ目がチャイニーズ・デジタル.中国のインターネットは「金盾(キンジュン)」というファイウォールによる強力な情報統制下にあります.一方で国家に庇護される市場の中でBATH(Baidu, Alibaba, Tencent, Huawei)がGAFAMとは別の生態系を構築.国家を後ろ盾として,製造業・ハードウェア分野が急成長しています.
3つ目がヨーロピアンデジタル.産業革命以降,世界の技術を牽引してきたヨーロッパですが,21世紀のIT社会化によりかつての覇権は失われました.一方で米中とは違った角度に活路を生み出しています.それがヨーロッパ独自の伝統と文化を背景にしたブランド力によるエンパワーメント.文化の多様性の歴史を持つヨーロッパは数値に表せない価値を生み出します.この種の「職人技」や「ブランド力」のような付加価値はいわゆるエンゲージメント(愛着心,思い入れ)を高めます.したがって働きがい・経済成長・労働負荷低減・環境負荷低減を同時に推し進めて行こうというSDGsの考え方と非常に親和性が高くなります.従って本書のストーリー的にもこのヨーロピアン・デジタルがキーとなってきます.
最後がサードウェーブ・デジタル.インドやアフリカ諸国など21世紀に入って成長してきた開発途上国を指します.これらの国々の特徴は成長や開発のあり方が20世紀までの経済発展のそれとは異質であるという点にあります.欧米にしろ日本にしろ,成長の背景には独裁政権との戦いや民主化のために血を流してきた歴史を持ちます.近代的な社会制度を取り入れるために,「革命」や「イデオロギー」といった概念を経験してきました.一方でこれらサードウェーブのそういったものに馴染みがないまま,一足飛びに現代に到達してしまったという特徴があります.サードウェーブ・デジタルには既存の近代インフラがないからこそ,生まれるイノベーションもあるとのことです.
SDGsとヨーロッパ的な思想
さて次に,ヨーロピアン・デジタルの説明で触れた,ヨーロッパとSDGsの親和性について本書の内容をまとめていきます.
ここで問題ですが,SDGsの達成度ランキング(2019年7月時点)TOP20の国々を並べたとき,ヨーロッパは何カ国ランクインするでしょうか?正解は16か国です.このランキングだけでもヨーロッパのSDGs的な考えの浸透具合が窺えると思います.
ヨーロッパは古くから宗教を中心とした歴史で,思想と政治が混在してきたと思います.つまり「法と倫理」がヨーロッパ文化を規定してきたと言えます.宗教以外にも例えば18世紀イギリスの有名な経済学者アダムスミスは哲学・倫理学者でもあり,有名な「国富論」だけでなく,共感について説いた「道徳感情論」も執筆しています.このようにヨーロッパは思想と現実を融合させ,両者を区別することなく扱ってきたと言えると思います.
実際歴史的に見てヨーロッパは,ほとんどの近代的な「概念」が生まれた地です.民主主義や基本的人権,抵抗権や社会契約など多くの概念・考えを世界に発信してきました.したがって「概念」の輸出によって覇権を握ってきたと捉えることもできます.つまり本書のテーマであるSDGsもヨーロッパから輸出され,世界を規定する概念になるかもしれないということです.
SDGsの背景にあるヨーロッパの動きとしては株式投資に倫理規範を求める「責任投資原則(PRI)」(2006年)や一定の強制力を持つ脱炭素条約である「パリ協定」(2016年)などがあります.さらに2018年にはEU内外の個人情報の流通規制である「EU一般データ保護規則(GDPR)」が施行されました.GAFAMに対して国家予算レベルの罰金を取る可能性があるとニュースになったと思います.GDPRはデジタル時代の「基本的人権」を保護する規則であり,まさしくヨーロピアン・デジタルというイデオロギーを色濃く反映していると思います.
投資の世界でも,PRIのもと,ESG投資が世界の投資家のスタンダードになりつつあると思います.世界最大の資産運用会社であるブラックロックがESGに賛同したというのが大きな要因だそうです.
このように「法と倫理」「理念」「文化」といった概念をもって資本主義社会を支配するのがヨーロッパの性質です.情報や技術力を武器にした米中とは違う次元からのアプローチを行なっているということです.
歴史の浅いアメリカ,文化大革命を機に文化的断絶が生じた中国は,歴史性の喪失を伴う大量生産・大量消費のパラダイムであるのに対し,ヨーロッパではブランド品のセカンダリーマーケットの隆盛があり,両者の違いが消費行動にも反映されています.
世界における日本の立ち位置「デジタル発酵」
それではここまでの話を踏まえ,日本はこれから世界でどう戦っていけばいいのか?という話にうつります.個人的にはココが本書の要点であると思います.
歴史を見れば日本は古来より諸外国の文化を取り入れ,リミックスし,醸成してきたヨーロッパに近い文化的側面を持つと言えます.実際浮世絵が西洋絵画に与えた影響などはよく耳にする話で,日本文化の高い文化的価値は世界からも認められているでしょう.一方で近代になると明治維新と敗戦という2度の文化的断絶によりヨーロッパ的な文化的価値の醸成に失敗したと指摘されています.銀座に並ぶブランド品は日本品ではなく,ヨーロッパ品になってしまったのです.ヨーロッパ的な伝統文化の継承が日本では途絶えつつあります.
また一方で米中的な単純な技術の性能のみを追求する合理的開発競争に日本が乗り遅れていることはGAFAM,BATHの展開を見れば明らかでしょう.
では日本はどうすべきか?落合氏によれば「デジタル発酵」が重要だと言います.ここでのデジタルは必ずしもIT技術だけでなく,テクノロジー全般を指す言葉として考えていいと思います.デジタル発酵とはつまり,米中のような合理的な先進技術を輸入・利用しつつ,ヨーロッパ的な持続可能な開発も重要視し続け,日本の中で独自の方向へ技術を伸ばしていくといった意味合いだと解釈しました.日本が古来より大陸文化を輸入し,独自の文化へと醸成させていったように,テクノロジーについても米中的考え・欧州的考えを融合させて,ある意味グローバル基準とは外れる意外な方向に価値を見出すべきだという考えです.
本書の中では例としてスーパーコンピュータの開発が挙げられています.日本でスパコンといえば2011年世界一となった理化学研究所の「京」が有名ですが,2019年8月時点で,スパコンの演算処理性能TOP10の中に日本は1つしか名前がありません.TOP5までは米中に独占され,日本TOPの「ABCI」はアメリカTOPの「Summit」に実効性能値で7倍も差をつけられているそうです.つまり単純な性能では圧倒的に敗北を喫しています.ところが一方で,スパコンの消費電力あたりの演算性能を表すランキング「The GREEN 500」では2017年6月から2018年6月までの間TOP3を日本が独占.現在はアメリカに1位の座を明け渡してしまいましたが,単純な処理性能のランキングに比べて省エネスパコンランキングでの日本の存在感は際立っています.
この例のように米中と同じルールで戦うのではなく,ヨーロッパ的な持続可能性という概念を取り入れ,それによって規定される土俵の中で,日本の独自性を活かして戦うべきだというのが落合氏の主張です.
最後に
個人的なまとめです.「SDGsウォッシング」という言葉があります.実際は環境に良くないのに,広告ではいかにもECOを謳っているみたいなビジネスを指す用語「グリーンウォッシング」が元になっているそうです.SDGsウォッシングもSDGsに貢献しているように対外的には見せておいて,実態が伴っていないビジネスを指します.例えば環境にいい材料を使っています!といっておいて生産面では途上国の工場で労働者に過酷な労働条件を強いている,などです.
なんとなくSDGsと聞いてもスケールが大きいし,世界みんなの目標ということだから前ならえで形式は守ろうという考えが,日本のそれであり,SDGsウォッシングを生むと思います.企業などの大きな組織体ならまだしも,個人レベルで実態を伴って貢献することなんてできないよとも実際思います.
この困難さの理由は,「思想の浸透」が困難だからであると思います.よく言われることですが,日本は無宗教で,建築物やイベントごとなど宗教の形式だけ受け入れることはよくしますが,宗教の本質である「思想」の受け入れ・浸透はほぼ起きていません.これはある種のキリスト教ウォッシングや仏教ウォッシングとも呼べると思います.思想が本当の意味で浸透し,常識になり,行動を支配するレベルにまでなれば,それは無意識化で独自の価値を生み出す「武器」になると思います.しかし宗教の例を見れば明らかなように日本人はそれが苦手であるように思えます.
もちろん私自身はこれまでの経験や本書を通して,「SDGsの考えを骨身に染みて覚えたい」と思ってはいますが,国民性を見ても,はたまた私個人だけを見ても,それは簡単なことではないと思います.したがってここでは「SDGsを真に浸透させること」ではなく,「ミーハーにSDGsって言ってるだけだけど実際それが価値を生み出している状態」を目指すべきかなと判断しました.つまりキリスト教じゃないけどクリスマスは楽しいし,経済も動く,的なことです.この状態は厳密な意味ではSDGsウォッシングとは違うのかもしれませんが,あえてこの状態もそう表現するとすれば,SDGsウォッシングを逆に武器になるレベル,無意識レベルまで深化して,追求するのが日本的なやり方なのかなと思います.
まとめ
・欧州的な倫理と米中に似た技術的立場の中間に日本の居場所は見つかる.
・単なる技術の性能だけでなく,持続可能性を取り入れ,日本独自の技術の「発酵」によるイノベーションが鍵となる.
今回はめっちゃ長くなっちゃいました...SDGsについて興味があるので,今後も個人的に色々調べて書いていきたいと思います.
最後まで読んでくださってありがとうございます.それでは.