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⚽️ KRC Genk 観戦日記 🇧🇪


インスタに投稿しよう思ったけど、思いの外長くなったのではじめてのnote

ヨーロッパで日本人選手が活躍しているところが見てみたい🇪🇺ということで伊藤純也選手がいる青いチームカラーのベルギー・ヘンクにサッカー観戦に行った日のお話(伊藤純也がいなかったらヘンクに行くことなんて一生なかっただろうなあ、でも自然豊かで心浄化される素敵な街だった)

一言でいうと終バスもなくて、携帯の充電もなくなったけど、本当にたくさんの人に助けられた1日。自分でもなかなか無謀なことしちゃったなあと思う、いったい何があった、てちょっとでも思った人はぜひ見てみてほしい😶

当日の朝、空港での待ち時間にチケットを公式サイトにて購入、なぜか英語のサイトでは見つからずオランダ語でがんばった(笑)
24€で下から6列目ぐらいの席を無事ゲット🔥

マーストリヒトに寄り道
ヘンクはあんまり観光するところがなさそう、でも試合までちょっと時間あるなあ、せっかくベルギーの東の方まで行くなら国境を越えてみたい!ということでベルギー着いてそのままマーストリヒトに観光しに行った🇳🇱(滞在時間3時間だったけど楽しめた)
マーストリヒトからヘンクまでは1時間に1本バスが出てて、約50分。
出発してからベルギー国境まではたった5分(笑)

スタジアムまでの道のり
ヘンクの中心からさらに30分ぐらいバスに揺られてスタジアムに行かないといけないんだけど、ヘンクに着く頃には携帯の充電がほぼなくて、さらに試合が終わる頃には中心に戻るまでの終バスがないことを知って、え、わんちゃんここを1時間歩いてホテルまで帰るのか、、と軽く絶望

とりあえずスタジアム行きのバスには乗れたけど、サッカー観戦に行きそうな人はあんまりいなかった(そりゃ終バスないからみんな車で行くんだろうなあ)
スタジアムが近づいてくるとサッカー観戦しそうな人々がちらほら、ちょっとほっとしたのも束の間、今日はサッカーの試合があるから、といって途中で降ろされた。え、ここからスタジアムまで歩くの、間に合わん、充電ないから地図見てたら確実に死ぬ、、と2度目の絶望🙃

ちなみに降ろされる手前で降りた方がスタジアムに近かった。バスの運転手さんにスタジアムに行きたいんだけど、ここで合ってる?て乗る時にちゃんと確認するべきでした、反省!マップに頼りすぎない📝

バスを降りたらこの辺りに住んでそうな3人組の女の子たちがいたのでスタジアムに行きたくて、、こっちで合ってる?て聞いてみた。そしたらめちゃくちゃ親切に途中まで同じだから案内できるよって言って、一緒に歩いてくれた
一人できたの?しかも充電ないの?信じられない😂 帰りバスないよね?困ったら警察に言うんだよ、とめちゃくちゃ心配してくれた。3人はトルコ人のルーツを持つオランダ語を話す姉妹で、(ヘンクはオランダに近いからオランダ語)ラマダンの終わりを祝うパーティーを友達の家でするところだったらしい。結局スタジアムが見えるところまで送ってくれて、彼女たちには本当にいくら感謝してもしきれない😭

スタジアム到着
スタジアムに着くともう試合は始まってて(ちゃんと最初から見れなくてごめんなさい)チケット見せたらあっち側の入口だよって言われてとりあえず入り口に向かった。スタジアムの中には警察もいるし、チケットを確認するところには荷物チェックなども行うガードマンみたいな人たちがオレンジのジャケットを着てた(ちょっと強面で怖い)

そしたらここで更なる事件、ホテルチェックインする時間なくて、荷物預けてなかったからノースフェイスのリュックだったんだよなあ。そのリュックは大きすぎてだめ、入れないって言われちゃった
でも流石にここで引き下がるわけにはいかなくて、ロッカールームもなさそうだったから、どうやったら入れる?🥺て言ったら、会員専用みたいな施設の入り口まで連れてってくれてそこで預かってもらった

今考えるとパスポート入りの大事なリュックを「試合が終わったらすぐ取りにきてね」っていう軽い口約束だけでよく預けてしまったなあと、
その後もセキュリティーのおばさんは、私についてきたら入れるわよってチケットの席まで案内してくれて親切だった😭本当にありがとうと伝えたら、「いいのよ、これが私たちのいる意味だからね」と言ってくれた、なんて泣ける話

結局中に入ったのは試合開始20分後ぐらい、幸いなことにまだゴールは入ってなくて、とりあえずGKって大きいなあて思いながら座った。座席からはボールの音も聞こえるぐらい近かった!

お目当ての伊藤純也はスタメン出場でアシストもしてた。ヨーロッパで活躍してる姿に刺激をもらったし、現地サポーターからも愛されてる様子を見れて大満足(ちょっとだけ右側サイド取っとくべくだったああと思ったり)

その日は試合展開もおもしろくて盛り上がったし、ゴール直後のスタジアムの雰囲気も最高だった!緑のピッチとチームカラーの青で埋め尽くされた観客席、さらにライトアップされたスタジアムはとても迫力あった〜〜

ハーフタイムのお話
ハーフタイムはキッズたちがサッカーしててかわいかった🙈そしてみんなぞろぞろビールを買いに行く。わたしも買ってみようって思って売店に行くも、会員カードはベルギーの銀行口座ないと作れないって言われてしまった。そのあとカード作れなかった🥲って売店のおじさんに言いに行ったら持ってっていいよってただでビールくれた、なんて優しい世界なの、、

試合終了後
しっかりグッズショップに寄って、無事荷物を受け取った!けどスタジアムからホテルまでどうやって帰るかが次の問題(すでに夜11時過ぎ)
荷物取りに行ったところで、タクシー呼んでもらいたんだけど、ってセキュリティーの人たちに言ってみたけど、呼び方わからないって言われて一度諦め

スタジアムには正直ちょっと怖そうだなあと思った人たちもいたけど、会員限定のVIPエリア的な場所から出てきたカップルに頼んでみた。そしたら男の人がちょっと調べてみるねって言って、呼んでくれた、本当にこの人にも大感謝。タクシーはここに来るよって言って去っていった、Dank u wel 😶

タクシーを待ってる間、なかなか来なかったし寒くて異国の地でちょっと不安になった(笑)でも日本国旗と伊藤純也の旗を持った日本人の応援団を見つけて、もうしばらくタクシーこなかったら話かけようって思って、話しかけに行った🤧
そしたら日本からヨーロッパにサッカー観戦するために来てて、今から伊藤純也の出待ちをする人たちだった。ということでわたしも事情を話して、よかったらタクシー一緒に乗りませんか、っていう流れで一緒に出待ちさせてもらった!そして出てきた本物はめちゃくちゃかっこよくて、写真も撮ってもらったしサインもいただきました、もう一生忘れられない!!

最終的には、スウェーデンに留学中の中国人の男の子と日本から来てた応援団のみなさんと一緒にタクシーに乗って無事市内まで帰れました(わたしが巻き込んだのにタクシー代まで払ってもらった🥲本当にありがとうございました。また世界のどこかで会いましょうてお別れしたり、いい出会いだったなあ)

ちなみに最初に来たタクシーの運転手さんは出待ちするなら他の客乗せて行くからって、別の代わりのタクシーを呼んでくれて、さらにその日2ゴールを決めたスーパースターとの写真も撮ってくれました。新しい運転手さんも嫌な顔せずに出待ちが終わるまで待ってくれて、本当に神対応すぎたなあ🚕

ホテル到着
タクシーを無事降りて、ホテルには着いたものの、、オンラインチェックインだけして、ルームキーもらってないから部屋入れなかった🙃(そりゃそうだよねえ)そこで助けてくれたのがさっきの中国人の男の子。ホテルの受付には誰もいなかったけど、隣接するバーで鍵を受け取れる!てその子が見つけてくれました。本当に寒い中一緒にルームキーをゲットしてくれた彼にも大感謝です

Fietsen Door Het Water, Genk
次の日ちらっと観光しに行ったところ🚲

おわりに
1人旅と言いつつも、いつも以上に人に頼ることになったし、人の暖かみを感じる1日だった。自分もいつか人助けができるようになりたいなあ、こんなにも人に助けられたのは生まれて初めてかもしれない、と思う一方でこれまでもたくさんの人に助けられてここまでなんとかなってきたよなあて思ったり😶

この日に限らず出会った人みんな本当に親切だった。ヘンクもベルギーもヨーロッパも全部最高だし、世界って本当に素敵な場所だなって思った!

1人旅するならサッカー観戦する!という留学中の1つの夢を叶えられた☁️
またスタジアムでサッカー観戦したいし、バルで観戦するのもいいなあ🇪🇸

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