『クラブが作り上げてきたもの』と『サポーターが作り上げてきたもの』
こんにちは!
今回は、
『クラブが作り上げてきたもの』と『サポーターが作り上げてきたもの』について、記事を書きます。
先に書いた2つの記事を書いていて、気づいたことがありました。
水戸ホーリーホックの母体は『株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック』
東京ヴェルディの母体は『東京ヴェルディ株式会社』
どちらも、親会社を持たないクラブです。
でも、この2つのチームは当然ではありますが、全く違います。
水戸ホーリーホックは、『クラブが作り上げてきた要素』が強く出ているように感じます。
正直、すごく羨ましいです。
クラブの動きに巻き込まれるように、サポーターもついてきている。
そして、『勝ち点』という結果もついてきている。
さっきも言いましたが、もう一度言わせてください。
すっごく羨ましいです!!!!!
今後は『集客面での結果』が重要にはなってくるでしょうけど、
時間の問題なのかなと個人的には感じています。
東京ヴェルディは、『サポーターが作り上げてきた要素』が強く出ているように感じます。
サポーターからクラブを巻き込み、本当に少しずつですが、変わってきているように感じます。
ただ、その変化がいいものか否かと言われれば…悩みどころな気がします。
過去2年で、プレーオフまで行き、夢を見させてもらい、勝つことに欲が出ました。
『勝つことに意味がある。』
『絶対勝たなければいけない。』
『50周年だから、何としてでも昇格したい。』
そう思い、鼻息を荒くする気持ちはわかるけど、
一歩間違えると、苦しいときを支えてきたサポーターたちが積み上げてきたものを壊すことにもなりかねないことに気づいていただきたい。
クラブ側、スタッフや選手に頑張ってもらいたいのはもちろんですが、後押しするサポーターにもできることはあると思います。
サポーターからの発信1つでも、そう。
マイナスな要素を発信することで、現状がプラスになるのだろうか?
勝ち点が増えるの?観に来てくれる人が増えるの?
今一度、考えていただきたいです。
最後に。
かつて、私がサッカーをやっていたときに、指導者から言われ、心に残ったことがありました。
『監督やコーチの役目は、チームの方向性を導く、舵取り役だ。』
クラブとサポーター、選手、ボランティアにこの言葉を置き換えてみると、
舵取り役→クラブ
舵を取った方向に進める役目→選手、サポーター、ボランティア等
クラブが方向性を示すことが重要であるかということが理解できます。
サポーターから、クラブを巻き込むことは限界がありますから…。
個人的には、自分ができることを精一杯行っていきたいと思います。
また気づいたことがあれば、積極的に発信していきます!
それでは!