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存在の力の背景にある関係性の力にアプローチしてみよう
前回の記事はコチラ
思考の力(知識・頭で考える)の背景には感情の力(情・情緒・情念・突き動かす力)が存在しており、感情の力の存在を受け止めた上で、思考の力を使えると良いね。
そして、感情の力にも背景があり、それは「存在の力」と呼ばれている。存在の力(気配・雰囲気・美)とは、その人からにじみ出るものだと言われています。いくつかのアプローチで「存在の力」と向き合えるようになるよ。という事まで触れました。
吉福伸逸さんの名著「世界の中にありながら世界に属さない」が、今回もベースになっていますので、興味ある方は是非本をご購入ください。
では、今日の本題
存在の力にも背景があり、それは「関係性の力」と呼ばれている。
関係性の力とは何でしょうか?
関係性の力は5つの要素に分解できます。
・母との関係性
・父との関係性
・兄弟との関係性
・同世代の友達との関係性
・自然との関係性
の5つです。
この中でも圧倒的なものが「母との関係性」です。
すべての人間は母親の胎内から生まれていますからね。
そして、100%……母親との関係性がこじれていると言えます。
母親との関係性を取り戻せていない、言い換えると、母親と出会えていないのです。出会えていないので別れることもできていない。
吉福伸逸さんは、恋人との恋愛にもこれが投影されていると指摘しています。恋人と出会えていないから別れる事になってしまう。自分の理想を相手に投影してしまうから、目の前にいる人は自分にとっての理想像でしかない。これが出会えていない状態。
会社組織でもこれはよく起こっていて、新入社員や後輩に対し、期待の投影をしてしまう。結果、成長しろ!みたいな言葉で相手を、自分の理想に仕立て上げようとする。これって相手と出会えていないですよね。
というか、そもそも自分と出会えていない。自分と出会えずに一生を終える人はとても多いように思います。
この関係性の力というのが本当に大事なんです。
自分と出会えるためにはとても大事。
しかし、とても苦痛が伴うので準備ができた人から進めば良いと思っています。できれば伴走者と一緒に進みたいですね。
関係性の力を認知できるようになると、世の中の見え方が変わります。図解で書きましょう。
私の手書きで申し訳ない。絵心がほしい笑
このように、関係性の力が意識の根底にあるのです。関係性の力に触れられるようになった時が、個人の変容の始まりです。同時に社会の変容も始まります。
では……どうやったら「関係性の力」にアプローチできるのですか?という質問。
これは怖れずに破綻しなさいという言葉で表現できます。
言い換えます。
魂を開放する
狂気
return to innocence
考えないで感じる
理路整然と喋らない
怖れを手放し畏れと向き合う
大きな自分
他にも表現はあるでしょうが、一例を挙げました。あくまで私が見えている世界観を言葉に翻訳した結果です。みなさんが見える景色と当然異なると思います。その深淵を感じてもらうキッカケだと思います。
ここから先はやり方ではありません。なので、説明ができないのです。
言葉に翻訳した瞬間に、若干のズレを感じます。
自分の尊敬できる師匠に先導してもらってください。
私の場合は天外伺朗さんに先導してもらいました。
天外伺朗さんの著書を数冊読んでみて、自分に合うかどうか?が重要だと思っています。
他にも素晴らしい師匠はたくさんいるので、自分が尊敬できる師と巡り会えるようにお祈り申し上げます。