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【おカネに困らない経営しませんか】税理士との毎月の打ち合わせってどんな話をしているの?数字だけじゃないよ

おはようございます!
今日はちょっと番外編。税理士との打ち合わせって何の話しているの?という疑問にお答えいたします。

まずこの図がイメージしやすいのでご覧ください。

会社が繁栄していくかどうか?は
内部要因54%、外部環境46%である。と言われています。
内部要因はさらに事業領域16%、自社の強み38%に分かれます。
自社の強み38%の中の1項目に数字があるので、数字の読み上げ・読み合わせだけに時間を使うのは非常にもったいない。
数字は要点だけ把握して10分ぐらい時間を割けばOKと考えます。

図をもっと解説しましょう。分かりやすい外部要因から。

外部要因とは環境の事です。具体的に言うと、お店の立地・景気・消費者の財布の紐の堅さ・経済規制・貿易摩擦・為替相場・原油価格・東日本大震災やCOVID-19のような災害も含みます。
この外部要因は同じエリアのお店に対して等しく影響が出ます。例えば、東日本大震災の復興特需があった場合、そのエリアの飲食店は等しく売上昨対150%になった。みたいな。
経営に影響出ますが、同じカテゴリにおいて等しく影響が出るという特徴があります。後発のお店で地域一番店になりたい!と思ったら、ここは無視して考える。というような使い方です。

内部要因は、事業領域と自社の強みに分かれます。
事業領域とはどこまで手を広げるか?というイメージでOKです。
居酒屋さんがテイクアウト始める…とか。その市場性や将来性の検証です。
自社の強みは3つのキーワードから成り立ちます。
Philosophy(経営理念)
Plan(数字・事業計画)
People(ヒト)
この3つのPを伸ばすとProfit(利益)に繋がる。と言われています。
普段の打ち合わせでは、この3つのPの検証がベースになっています。
(数字の検証は、内部要因の中の、自社の強みの中の、Planの中の一部です。数字の天才がいたとして、経営が上手くいかないという事が分かっていただけるかと思います)

私が実際に行っている打ち合わせですが、最初にこの図を解説して現在の自社の立ち位置を把握してもらいます。
そして、それに対する課題や疑問、改善点を列挙し(場合によっては税理士がファシリテートして無意識層から引き出して)次月までのアクションプランを練ります。そして次月、それがどうだったか?を検証する。
このような打ち合わせを繰り返しています。
社長のみならず、社長夫人、経営幹部、店長、全スタッフ、考える人を増やしていけばいくほど、経営にLive感・ダイナミック感が生まれます。このファシリテートも税理士の仕事の醍醐味ですね。

※COVID-19で価値観が変わる現在、例外的に、事業領域の見直しが一番大事!とお伝えしています。ポストコロナの時代には当然のように売れていた商品サービスが、今後全く見向きもされなくなる。という事はあり得ます。事業領域の再定義の為にはマーケティングです。1にも2にもマーケティング。マーケティングというと難しそうですが簡単です。この問いを自分にぶつけてください。
【自分がお客様だったらどう思う?】
自分のお店をお客様目線で見てみる。これがマーケティングです。
もちろん、お客様との信頼関係が抜群なのであれば、直接お客様にヒアリングさせてもらうのがベストではあります。
事業領域の見直しが出来たら、外部要因についても同様に、マーケティング視点で再考してみてください。
事業領域+外部要因=62%>自社の強み38%
ですから、今は自社の強みより、事業領域と外部環境を情報収集しましょう!

とまあ、こんな感じです。
個人的には、Philosophy(経営理念)が一番大事だと思っています。
職業観の言語化でもありますが、ここが深堀りできると自由になれます。
「あなたの職業は何ですか?」
が即答できるようになると、職業が商いとなり、飽きない人生が見えてくるでしょう。


誰かの人生に彩りをプラスしていく、税理士とは言い表せない程、魅力に溢れた職業だと言えます。

この素敵な職業を目指す若者が増えてくれたらとても嬉しいです。
ではまた!

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