見出し画像

【税理士が利益の出し方教えます】単価アップについて再度考えてみようじゃないか【4つの戦術(利益の源泉4手法)】

前回まで書いた記事の中で反響が大きかったものを深堀りします。
やはり、売上を伸ばす話が反響が大きかったですね。

ここでも書きましたが、①単価アップ
は利益を生み出すベストソリューションです。

どうして単価アップがベストなのか?腑に落ちていない人はこちらも読んでください。

はい!それでは単価アップについて解説していきましょう。

自社の商品・サービスの単価アップについて考える前に……。

みなさんも一歩、街へ出れば顧客サイドです。消費者側
自分がお客さんだとして、どういうお店が好きですか?
消費者目線はとても大事です。意識的に取り戻してください。

お店とお客さんを繋ぐ要素として、ざっくり以下の要素が挙げられます。

・商品サービスそのもの
・広告宣伝PR
・店とお客さんとの心の架け橋


先に結論から書きますが
・店とお客さんとの心の架け橋
を再重要視している会社さんほど、単価アップが成功します。

細かく解説していきましょう。


「商品サービスそのもの」を強化した場合
例えば飲食店における味
例えば税理士事務所における申告書類の計算精度

プロとしてこだわりを持つのは素晴らしい事ですが、日本一の腕というだけで繁盛店になる事はありません。
プロの腕に点数を付けるのは失礼かもしれませんが、80点の仕事と100点の仕事の差について…その20点の差に…
お客さんは興味がありません

税理士事務所あるあるですが
細かい法律を知っているかいないか?に、お客さんは興味がありません
計算書類は答えが合っていて当然です。
その正解までのプロセスは、お客さんには関係のない話なのです。

ちょっと乱暴な例えですが
飲食店で出てきた美味い料理があったとして、それが手作りなのか?セントラルキッチンなのか?冷凍食品なのか?
お客さんには興味がない。という事です。

「商品サービスそのもの」では、同業他社とは差別化できないのです。
合格点の商品サービスでお客様の減点ゼロ
不合格な商品サービスでお客様の減点−3
みたいな、減点はあっても加点のない世界だ。というイメージで捉えてください。



「広告宣伝PR」を強化した場合
最近の流行りで言えば
Instagramに広告を出す、Facebook広告を打つ、インフルエンサーに拡散してもらう

これらの広告宣伝やPR手法を駆使すれば、単価アップをしても客数も増える事はあるかもしれません。
しかし、非常に息の短い、瞬間最大風速だけをあげるようなやり方です。持続できません。

広告宣伝の手法は日進月歩であり、日々新しいやり方が生まれています。
その手法を握っているのは専門の企業であり、我々はそのプラットフォームを借りているにすぎません。
権利自体は専門の企業が握っています。我々の立場は弱いのです。

また、広告宣伝となると空中戦が主体になります。
ランチェスターの法則
で検索してもらいたいのですが、空中戦となるとカネがあるほうが勝つという実に単純な世界になります。大企業に駆逐されます。



「店とお客さんとの心の架け橋」を強化した場合
これが中小企業にとって最適解です。

日々積み重ねたものだけが実戦で活きる
日々のたゆまぬ努力は裏切らない
本物は不況の時に光る


ちょっと長くなったので次回にします
店とお客さんとの心の架け橋について深堀りしましょう!

ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!