仕事カニバリズム 2024/07/25
最近は、難易度の高い仕事をやらせてもらえていて中々楽しい。1年働いて少しは「こいつはそこそこやれるな」と思って貰えてるのかな。信用・信頼の貯金を貯めるのには時間がかかるが、失うのは一瞬なので、気を引き締めていきたい。
その難しい仕事に取り組み始めて、以前担当していたコードのバグ修正やリファクタリングの時間が取れなくなったので、他の方に作業をお願いする機会が増えた。こういう時、自分は「アドバイスはしても、実際に実装作業はしない」と線引きするようにしている。
私から引き継がれた仕事は、相手にとってはもう自分の仕事だ。そういう仕事を横取りされるのは非常に気分が悪い。特にプログラマは、人それぞれコーディングの癖や、実装の進め方が千差万別。自分のやり方で進めていたところに、横やりを入れられるのは腹が立つ。
人に作業を引き継いだ結果、品質が著しく低いプログラムが生まれることはあるが、それはコードレビューで指摘すればいい。とにかく、人に任せた作業は完成するまで任せ切ることが、結果としてチームとして生産性を一番高くすると思う。
この考え方は、以前GOROmanさんがTwitterで述べていた
「仕事のカニバリズム」って言葉に影響を受けている。他人の仕事にアドバイス、横やりを入れるのはマウントが取れた気になれて気分が良いからついやってしまいがち。数年前の自分は、新卒の子相手にそれをやってしまっていた。でも、ゆきすぎたアドバイスは相手のやる気・モチベを下げてしまうってことに気づけた、今でも思い返す大事な言葉。仕事を任せたのなら、腹をくくるのだ。
東北の方で洪水被害が出ているそうな。人生で大きな災害に見舞われたことがないから、こういうニュースを見ても、人ごとのように感じてしまうのは、本当によくない。今住んでいる東京も、首都直下型地震や南海トラフ地震、富士山噴火、河川氾濫など、災害リスクは枚挙に暇がない。(いとまって暇って書くんだ。漢字変換で気づいた)
洪水のニュースを見て、最初に思ったのが洪水の「洪」って漢字。洪水という熟語でしか使われているところを見たことないなってこと。皆、当たり前に読めているけど、よくよく考えてみるとこの熟語でしか使わないなって漢字は沢山ありそう。
他にぱっと思いついたのが
岐阜の阜
忖度の忖
真摯の摯
あたり(忖度はここ最近メジャーになった熟語ですね)。こういう、読めるけど書けないし、特定の熟語でしか使われない漢字を集めている辞書があったらほしいかも。
しかし、洪水のニュースを見て最初に考えることがこれかよ。人でなしだなー。