King Gnu × 椎名林檎 - W●RK (King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME)
当日LIVE会場にいられなかったOTK(東京事変ファンを指す俗称あるいは椎名林檎による愛称だが本稿では「椎名林檎ファン」の意で使用)が「なんでミレパじゃなくKing GnuのLIVEで椎名林檎がW●RK歌唱してんの!?」あたりの理由から嫉妬に狂ったポストをして若干SNSが燃え気味になった一件の火の元がとうとう公式からリリースされた。
超待ってた。
当時、OTKと思われる人たちの嫉妬と羨望から生まれた半分冗談半分本気の「なんでだよ〜〜!!!」みたいな阿鼻叫喚のポストとそれをマジに取ったよく分からんやつの「椎名林檎ファン引くわ」みたいなシャバいポスト(二つくらい)を見かけた私がたまらず「骨の髄まで調教されてるOTKが椎名林檎の為すことにガチで文句言うわけねーだろ可愛いヤキモチじゃねーかボケが」みたいなことを(もうちょっとオブラートに包んで)ポストするまでに至った一件である。
までに至った、という言い方をしたのは単に私が普段Twitterでは何にも投稿しないROM専だからだが、厄介OTK全開のポストにもかかわらず、あまりにも魂の叫びだったからか割と共感を得た。
さて、そんなことはどうでもよい。
現場にいた人たちの「椎名林檎が出てきた時の歓声デカすぎてしばらく何にも聞こえなかった」というポストをよく見たが、当然、本日2024年9月10日 19:00にプレミア公開となった本動画ではしっかりパフォーマンスが聞こえる状態に調整されている。
歌唱が終わり、最後にW●RKのロゴが大写しになったところで私は思った。
我が生涯に一片の悔い無し、と。
YouTubeを通してですらこんなに食らうのだから、会場になんかいた日にはマジで成仏してしまっていたかもしれない。
あっぶねー!!よかった!!会場にいなくて!!!
「普段泣かないけど動物が絡むと涙腺弱くなるんだよ……」みたいな話を聞いたことがあると思うが、私は「普段から涙腺ガバな上に椎名林檎と常田大希が絡むと輪をかけて大崩壊する」という病気にかかっている。
W●RKのPV終盤で二人が肩を並べて歩いているシーンでは嗚咽するほど泣き、常田大希が雑誌(MUSICA vol.193)のインタビューで「俺が頭の中で鳴らしていたのは林檎さんの声だった」とか語っているのを読んでは泣き、King Gnuの配信か個人のインラなんかで椎名林檎の話題を出されては泣き、関ジャムで椎名林檎が常田大希について話している姿を観ては泣き、極め付けが冒頭でも引用したこの動画である。
二人が……同じステージに……立っている……
夢だ……これは夢なんだ……現実にこんな幸せなこと、あるわけがない……
泣いちゃだめだ……涙で画面が滲んでちゃんと観れない……泣いちゃだめ……と念じながら一度も最後まで泣かずに鑑賞することができないまますでに10周はした。もはや涙涸れ待ちである。
私はミレパもかなり好きだが、その前に筋金入りの椎名林檎ファン(マジの筋金入りファンと比べたら足元にも及びませんが便宜上そういうことにさせてください)なので、椎名林檎が客演として大歓迎されている様もぐっとくるものがある。
このLIVE映像における椎名林檎の一挙手一投足を端から端まで褒め倒したいが、野暮すぎるのでしない。観れば分かるし。