金木犀は実がつかない。(注:日本のは)
10月中旬、一斉に花を咲かせる金木犀。
なのに金木犀の実を見たことがない。
不思議だなぁ。
そう思ったことない?
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10月初旬になると、そろそろ金木犀が咲く頃だな。
そう思って金木犀の木を探してみるけど、どれが金木犀の木なのかわからない。
毎年思うけど、咲いてる時は自己主張ギンギンで、ここにいるよって叫ぶように咲く金木犀。
なのにシーズン外は、金木犀どれだっけ?
と身を隠すように過ごしてる。
そして10月の半ばに一斉に香りを放つ。
おー、あれも金木犀。
こっちも金木犀。
金木犀いっぱいやん。
となる。
これ、毎年同じ経験する。
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その金木犀。
あれだけ花を咲かすのだから、たくさんの実をつけるはず。
が、見当たらない。
どこにも金木犀の実が見当たらない。
もしかして、実が小さすぎて見えてないだけなんじゃない?
と思った?
違うんんです。
小さくないんです。
金木犀の実は、オリーブのような実です。
成ってたら見えないなんてことはないはず。
さて、迷宮入りか?
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種明かしする。
金木犀は、雌雄異株の植物。
つまり、雄株と雌株の両方がなければ実にならない種類の植物。
なぜ、実がつかないのか?
その答えは、日本に育つ金木犀は、ほぼ雄株だから。
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ちなみにオリーブもモクセイ科の仲間。
雄株と雌株の両方必要です。
一本だけで育てても実はならない。
我が家のベランダに育つネズミモチもモクセイ科。
これは、数年前に小鳥が運んできたタネから育ったもの。
一本しかないので実はならない。
さて、このお話。
皆さんにとって実にならない話になっていなければ良いが…。
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