おにぎり一個ね。
もともとあまり大食いをしない我が子。
体重も平均より少し少なめ。
中学から運動部を続けているのでもう少し体重を増やして欲しいと思うことがある。
高校に入ると部活動の運動量もグンと増えてくる。
夏の終わり頃からだっただろうか。
『お昼足らへん』
と言うようになった。
運動部はお弁当だけでは足りないのが普通なのだ。
だからといってお昼に大食いすることはできないようで、部活前用のおにぎりを追加。
日によって活動量に違いがあるのか、おにぎりの数に指定がある。
おにぎり個数の確認は前日の夜。
炊飯鍋にお米を入れるとき。
『明日は何個?』
『1個。』
『わかった、おにぎり1個ね。』
といいながらお米を足す。
「よろしく」と応える我が子は、横で味噌汁用の雪平鍋に煮干しを3つ放り込む。
私も高校時代は運動部。
追加のおにぎりなんて発想はなかった。
通学時間も長かったので、家に着く頃には白目で倒れそうな日々だったことを思い出す。
➡ 主役は、ごちそうおにぎり つまみにポテサラ、シメのホットサンド 単行本 – 2018/4/2|Tesshi(@tmytsm 著
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