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Flickr 単なる保存庫からの復活はあるのか?

SmugMug というWebサービスはご存じでしょうか?

簡単にいうと写真共有サービスの一つです。
他に 500px とか EyeEm とかあります。

これらはどちらかというと写真を販売するようなプロ向けの面があるので一般ユーザーからすると「知らない」となるかもしれませんね。

Flickr なら知ってる?

Flickr ならご存じの方がおられるかもしれません。聞いたことがある程度には。「使ってるよ〜」という方も少なくないかもしれない。

私も以前は Flickr を使っていました。いろんなカメラで撮った写真データを全部保存してくれてカメラの違いやレンズの違いなどいろんな写真データ毎に整理してくれるとても便利なサービスです。

今は、他に選択肢が増えてるので Flickr は使わなくなりました。日本語大好きな日本人ユーザーにとっても日本語対応に不満が多かった Flickr は使いやすいとは言いがたかった。

中国語版、韓国語版はあるのに日本語版はありませんからね。

2013年5月に無料ユーザーでも最大1TBの写真データを保存できるようになった Flickr は一時期話題になりました。

2013年。いまから5年前ですか。当時 1TBっていえば凄いですよね。一般ユーザーが使い切れる量ではないくらいです。1枚毎に公開・非公開の設定もできるので

「すごいやん!写真全部ここにほりこんどいたらええやん」

と多くの人が思ったに違いありません。
私もそれで使い始めたような気がします。

Google が無料で容量無制限を始める

ところが2015年5月 Google が勢い余って 1TB といわず無料で容量無制限の Googleフォトを始めたわけです。

そこから Flickr はピンチに追い込まれたんじゃないでしょうかね。

無料ユーザーに1TBを開放した Flickr のユーザーは、おそらくプロ指向から一般ユーザー向けに変化していったわけです。

2015年に Flickr に投稿された写真のカメラの42%が iPhoneだったようです。上位5機種は、iPhone6、iPhone5s、Galaxy S5、iPhone6 Plus、iPhone5。全部スマホですね。

SmugMug、500px、EyeEm と比べると写真の質的にも落ちてしまった気がします。私的にですが。

単なる保存庫。

そうなると Googleフォトのほうが強い。

耐えられそうになくなった Flickr を SmugMug が買収することになったのが今年の4月でしたっけ?

私は、SmugMug を使っていませんがとても魅力のあるサービスだと以前から思っていました。

その SmugMug がなぜ Flickr を買収したのか?
おそらく Flickr という知名度でしょう。

Flickr という知名度で SmugMug のようなプロ指向のサービスをやりたいのです。

それには、たまりに溜まった質の低い写真が邪魔になる。
どうする?

ということで無料ユーザーの写真の締め出し作業がはじまります。まずは無料ユーザーは写真を1,000点以内に絞り込んでください。というメッセージ。

➡ Flickr、無料版の容量を1TBから1000点までに縮小へ--機能改善も - CNET Japan

1,000点 というのが多いのか少ないのか。私からするとまだまだ多すぎるんじゃないかと感じます。1,000点だとまだ単なる保存庫のままではないかと。

多くても100点厳選くらいで良いのでは?
あなたはどう思いますか?

***

➡ Googleサービス 完全ガイドブック


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ハタモト
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