惑星9の休日 町田洋
参考書を買いにいった本屋さんで見つけました。多分、タイトルに惹かれたんだと思います。「惑星」っていう宇宙を匂わせるワードに私はよく反応します。既存、という言葉と無縁だからでしょうかね。
読んだ後は、「心が温まる」と「心がぽっかりと空く」という使い古されていますが、この言葉が当てはまりました。 ストーリーになるほど、いいな、と共感し、読み終わるとどうしてだろう、とひとりぼっちになったような寂しさを感じました。町田さんの簡単な絵柄で描かれる登場人物たちは愛くるしいのです。その簡素さの中に寂しさが滲み出ています。
SFチックのように思えますが、描かれるのは惑星9の住人の日常で、私たちよりゆっくりとした生活は憧れますね。
#町田洋 #惑星9の休日 #マンガ