接客が嫌いなアパレル販売員の末路
「いらっしゃいませ(#^.^#) 何かお探しのものがあればお手伝いします、ごゆっくりご覧ください~!」
いります? この声掛け。
私はイラっとします。元アパレル店員なのに。
ちなみに、私のベストオブベスト挨拶は
離れた場所から会釈&笑顔。これだけ。
これが最高。最高に居心地良い。
ゆっくり商品見て回ろうって気持ちになる。
私は接客が大嫌いです。だけどファッションは好き。
そんな奴がアパレル業界に入るとどうなるのか。
まぁ当然、個人売上目標なんか全く達成できず、
ひたすら服をたたみなおし、マネキンを着せ替えて、ただ閉店を待つのみ。
私はアパレル業界に入る方は3種類の人種がいると思っています。
そしてその3種類の人種は将来のキャリアアップをこんな風に考えていると思います。
①接客が好き➡店長、エリアマネージャー (店頭など現場メイン)
②服が好き➡バイヤー、MD、パタンナー (本社勤務)
③ファッションが好き➡プレス、VMD (本社勤務)
私は③のルートを歩みたいと入社前からずっと思っていましたが、
私の時代、入社時は全員店頭販売を経験しないといけないルールでした。
そこから本社勤務への異動ルートが、まぁ難しいのなんのって。
入社したての頃は目をキラキラさせて
「本社行きたいです!本社異動させてください!本社本社!!!!」
って鼻息荒くがっついていましたが、今、冷静に振り返るとわかります。
普通に仕事してたら本社異動は無理。絶対。
もし、まだ若いアパレル販売員さんがこの記事を読まれているようでしたら、
ショックを受けるかもしれませんので、ここから先は自己責任で。
本社異動できる奴は、私の経験上、
下記の3つのいずれかに該当する人物です。
①抜群に顔がいい
➡雑誌の取材、SNSでの発信、新入社員に向けた会社説明会、などの人員として重宝される
②現場の直属の上司(店長)と本部スタッフが超仲良しで、コネで紹介される
➡本社スタッフは人員が少ないです。そんなところにポンコツスタッフを入れて輪を乱されたらたまりません。現場からの強烈なお墨付き&コネが必要
③超エリート販売員の、辞める瞬間に生じる引き合い
どのアパレル業界にも1人はいます。
才能のかたまりでしかない、スーパー販売員が。
こういったエリート販売員は転職してもっと給料や待遇の良いところを目指します。
会社はそれを阻止するために、本部に好待遇な席を用意して異動させるのです。
なので、接客嫌い&スーパー凡人の私には、
本社異動は5,000%無理なわけです。
なのでどうするか。
転職してやりたいこと、のぞむ環境を自ら手に入れに行くしかないんです。
そして私はそれを実行しました。
アパレル店員➡ファッション系の広告代理店にキャリアチェンジです。
いまアパレル販売員で将来が不安な方が、もしこの記事にたどり着いていたら、まず自分が下記のどのパターンのキャリアが理想なのか
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①接客が好き➡店長、エリアマネージャー (店頭など現場メイン)
②服が好き➡バイヤー、MD、パタンナー (本社勤務)
③ファッションが好き➡プレス、VMD (本社勤務)
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そして、最終的に本社希望である場合、
自分は下記に該当する人材なのか
↓↓↓
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①抜群に顔がいい
②現場の直属の上司(店長)と本部スタッフが超仲良しで、コネがある
③超エリート販売員であり、辞める瞬間に交渉できる
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いずれにも該当しない場合、
迷わず転職カードを切るべきです。