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【随筆】確かにあの時代、僕は眞鍋かをりが大好きだった。

どうも、お久しぶりです。約1か月ぶりくらいにnoteにログインして、記事を書くことにする。全くログインしなかったことはない。もっと正確に言えば、たまに間違ってログインすることはあった。これって言う理由もなく、強いて言えば、というかそれに尽きるのだろうか、そこのところはシンプルだった。気分がのらなかったんだ。今日の、このネタだって、これをラインのメモに残したのは、11月のはじめの頃の話だ。

奇跡、とまでは言わないが、それなりに偶然だったんだ。こんなものもあるものなんだな、と思った。でも、少し考えたら分かる。確率は意外と高い話なんだよね。何が言いたいかって、懐かしんだんだよ。

僕の新しい職場なんだけど、地元の役所で働いているんだ。それでね、うちの市長のプレゼンがレベチだったこととか(「レベチ」なんて使ってみた笑 とにかく本当に素晴らしかったんだ。たぶん、僕が今まで聞いたどのプレゼンよりシビレタ)、それなりのカルチャーショックがあったこと、でもやっぱり家から職場が近いことってのはいいことだとか、話したいことや書きたいことはいっぱいあるが、なにより1番は、眞鍋かをりについて話したい。

書きたい、と表記するのが正しいのだろうか、分からない。今の僕に分かることは、はっきり言えば、これは日記に近いという感覚だけがある。

ずいぶんサボったな、とは思う。他にやることがいっぱいあった、ということもあるし、健康的に、睡眠時間を確保した結果、どうにもその時間をぬってまでnoteに、という手がなかなか伸びなかった。

気分がのらない。さきにも書いたが、それに尽きるのだろうが、でもやはりアウトプットしたくなった。

そして、出来れば楽しんで読んで欲しい。普通に生きているだけで、ネタがどんどんストックされる。本当はそれを全部アウトプットしたいが、それは出来そうにない。そもそも、小説だ。年度末に向けて、そろそろ書き始めようと思っている。それもしないで、noteに浮気するのは違う気がした。

だからなのだろうか、書かなかった。でも、この次の、次に記事にしようと思っている小説の感想記事を書きたくなって、それじゃあ試運転よろしく、まずは、久しぶりだし、とりあえず自由に、書いてみようと思った。わけ。

序文、おわり。本題に移る。

確かにあの時代、僕は眞鍋かをりが大好きだった。

何の話だって思うだろうが、それは僕の方もそうだった。さすがに驚いたね。だって、彼は僕に言ったんだ。
「久しぶり、覚えてる? 青村さんって、眞鍋かをり好きの人でしょう」
それに僕はこう応えた。
「ごめん、覚えていないや。でも、眞鍋かをりは大好きでした」
はなしは続く。
「青村さん、ガチャピンでしょ?」
「えっ!?もしかしてヨッシー?」
周りはキョトンだった。それもそうだろう。緑の怪獣同志だってわけもないし、いい大人の会話とは思えなかっただろう。

説明する。
僕はね、昔「マジック・ザ・ギャザリング」というカードゲームに夢中だった。略して「マジック」って呼んで、そのカードゲームのパイオニア的存在に、中学高校と、本当にどっぷりだった。もう、20年は前の話だけどね💦

その時、僕のあだ名は「ガチャピン」だった。なんでって?
理由を聞くのは野暮だよ。あだ名なんて、気がつけば、いつの間にかあるもので、その襲名理由など、とうに忘れるものが常ね。

僕は、そこそこ強かった。カードゲームにおける強弱の話をすると長くなるから、今日はそのことには触れない。そして、少しばかり有名だった。名は知れていた。「ガチャピン」としてだ。いつか、知らないお兄さんから、「君が噂のガチャピンだね」と声かけられたときは、なかなか浸透したものだなと、我ながら実感した。大きな大会で、優勝こそしなかったが、それなりに善戦した甲斐があったものだ。

ただ、僕を有名にしたのは、強さと、もう1つあった。イエス、彼女だよ。

トークンという、実態のないクリーチャーを出すことがあったのだが、僕のそれが、「眞鍋かをり」だった。

意味が分からないとか、きっと大半の方にはイメージできないだろうけど、確かにそうだったんだよww 眞鍋かをりだったんだ!

僕は、パワータフネスが2/2の、ゾンビトークンという、眞鍋かをりを生み出し、コンバットフェイズに、そいつを横にして殴った。水着の、眞鍋かをりが、しかも横にズラリと、だいたいコンボが決まると5~8体ほどの眞鍋かをりで相手を殴った。慈悲も容赦も無く、僕はゾンビトークンという水着の眞鍋かをりで相手を倒した。

それを、思い出した。

しかし強烈だったのは、相手の方だった。殴った僕じゃなくて、眞鍋かをりによって倒されたのが、ヨッシーだった。

彼は、そのことをよく覚えていた。僕にとってはいい青春だったが、彼にとっての眞鍋かをりは、あまりいい青春じゃなかったのかもしれない。ただ、インパクトはかなりあったらしい。ということだ。

僕の、眞鍋かをり好きは有名だった。吹聴していたと思う。行きつけのカードゲーム屋に、店長が懇意で眞鍋かをりのカードを仕入れてくれた。これ、買わないわけにもいかない。別に、コンプとかに熱があったわけじゃないが、買って、そのどれも大切にした。可愛かったなあ……

彼女の、何がそこまでよかったのだろうか。彼女は知的だった。たしか元祖ブログの女王だとか言われていたと思う。

とにかく僕は、彼女のことが大好きだった。それを、トークンにしちゃうくらいに、そうだったんだ。

今になって思い返せば、少しキモイのだろうか。あの時は、微塵もそんなことは思わなかった。

確かにあの時代、僕は眞鍋かをりが大好きだった。


これからあと2つ記事を書く。そこまでは決まりだ。よかったら、また読みに来てほしい。僕は少しずつ、少しずつだけど、リハビリのようにしてまたnoteする。みなさんの記事も、読まさせてもらう。それも、楽しみだ。今日は、なんだか少し気分がのっているんだ。

最後まで読んでくれてありがとう。それじゃまた次の記事で!

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