高校生の頃みた夢の話。
高校生の頃、こんな夢をみた。
夢の中で長いこと過ごした。
友達もできて、喧嘩もしたりして、毎日遊んだり勉強したりしながら楽しく過ごした。
ある日、橋にみんなで集まった。鐘が鳴った。静かに鐘のなる音を聴いた後、ほどなくしてみんなが何事もなかったかのように笑いながら駆けだした。
わたしのことは見えていないようだった。
ひとりの男の人を残してその場には誰もいなくなった。呆然とひとり立ち尽くすわたしにその人がつぶやくように言った。
ほら、みんなわすれるっていっただろ
何日も、何ヶ月も、何年もそこで過ごしたような気がして、思い出もたくさんあって、目が覚めたとき、不思議な感覚だった。戻ってきた?のか?
2017年ののえおとの時、「夢の中で遊んだこと覚えているからさ」という歌詞が出てくる曲があった。嘘ばっかり、みんなわすれちゃったくせに、って思いながら歌ってたけど、わたしは、覚えてるんだよな。わたしが、覚えているからさ、って歌えるだな。って、今気付いた。パラレルワールド、って、信じてる。