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地元民が教える、本当の青森ねぶた祭りの楽しみ方!

青森の夏といえば、、、やっぱりねぶた(ねぷた)祭りです!!青森の人にとって、ねぶたが無ければ夏が始まらない!というほど、大切な祭りです。残念ながら、2年連続コロナの影響で中止になってしまいました。

私たちの夏が今年も来ないいぃぃ(泣)と青森県民は悲しんでいることでしょう。決まったことはしょうがありません。今年は我慢して、未来のの青森旅行計画を立てましょう!

今回は、青森の地元民が教える青森ねぶた祭の本当の楽しみ方とねぶた祭り期間ではない時のねぶたの楽しみ方をご紹介します!

ねぶたって何?

ねぶたとは、青森各地で開催されるねぶた祭のことで、大きな山車とお囃子が特徴で、青森県民にとって一番大切なお祭りです。ほとんどの県外の人は、ねぶたと言ったら、青森ねぶた祭りを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は大きく3種類あり、青森3大ねぶた祭と呼ばれる、青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多(たちねぷた)があります。

起源は、いくつかありますが、七夕祭りと、もともと津軽にあった精霊送りなどの行事が融合・変形したものだという説が有力なようです。

青森ねぶた祭りと弘前ねぷた祭りは国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

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ねぶたの種類 ねぶた?ねぷた?どっちなの?

青森各地でねぶたは行われていると言いましたが、青森は津軽地方と南部地方で全く文化が違います。ねぶた祭が開催されるのは、基本的に日本海側の津軽地方です。八戸を中心とする南部では、八戸三社大祭というまた違った祭りが行われています。

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参考写真 https://gimon-sukkiri.jp/nebuta-neputa/

ねぶた?ねぷた?呼び方の違いは地域によって異なります。(上の地図をご参考にどうぞ)人形型の山車の青森市は、ね“ぶ”た。扇型の山車の弘前市は、ね“ぷ”た と呼ばれています。

「ねぶた」の語源についても諸説ありますが、農作業の忙しい時期に疲れからくる眠気に負けないように「眠気を流す」→「ねむた流し」…と訛っていき、「ねぶた」または「ねぷた」と言われるようになったそうです。津軽弁で、ねむいことを「ねぷてえ」と言う方言から来ているのかもしれませんね。

青森三大ねぶたの違い

ねぶた違い

いつ開催されているの?

基本的には、8月の第一週目です。

青森ねぶたの期間は、8月2日~7日の6日間で、最終日の7日は入賞したねぶたが昼運行をし、夜には青森港から陸奥湾の沖合で海上運行と花火大会が行われます。海に浮かぶねぶたと花火のコラボレーションは、一度は見てほしい美しさです。

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弘前ねぷたは、8月1日~7日の7日間で、日にちによって出陣する団体と通るコースが違います。最終日の『なぬかびおくり』では、岩木川河川敷にライトアップされたねぷたがズラリと勢揃いし、幻想的な光景になります。

五所川原立佞武多は、8月4日~8日の5日間で8月3日には花火大会が行われます。

地元の人がおススメするねぶたの楽しみ方

青森ねぶた祭りと言ったら、青森市のねぶたを見て帰る人がほとんどのはず。なんて、もったいない!!青森にせっかく来たなら、ぜひ三大ねぶたすべて楽しんでいただきたいです!

まずは、一番有名な青森ねぶたから!青森ねぶた祭りは、鑑賞するのか、参加するのか、選べますが、せっかくならどっちも楽しむべき!

1日目は、ゆっくり青森ねぶたがどういうものなのか観るのをおすすめします。特に、運行が始まる瞬間は鳥肌もんです。

2日目は、青森ねぶたにハネトとして参加しましょう!参加方法は、簡単!衣装を借りて、ハネト集団の中に入り、「ラッセラー、ラッセラー、ラッセ、ラッセ、ラッセラー」と叫びながら跳ねるだけ。簡単でしょ。(笑)

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貸衣装屋さんがあるので、そこで着付けしてもらいます。正式な衣装には、花笠も必要ですが、重いので無くてもよし、何時間も踊るので、靴も履きやすいものが一番。鈴はたくさん付けましょう。観覧している子供にあげると喜びます。

青森ねぶたは、言ってしまえば、誰でも参加できる野外パーティーのようなもので、青森県民はいくら学校や仕事で疲れていようが、このねぶた期間だけは踊り狂います。

3日目は、前の日の疲れを癒しに弘前ねぷたを観に行きましょう。弘前ねぷたは、基本的には跳ねません。その代わりに、県内で一番多い台数の山車がしっとりと響き渡るお囃子と一緒に流れてくるのは、アートを見ているような感覚です。迫力がある鏡絵と呼ばれる表面の絵と見送り絵と呼ばれる後ろの絵とのコントラストが魅力的です。

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4日目は、五所川原の立佞武多へ。ビル7階ほどの高さがある立佞武多の迫力は感動的です。ビル7階と言ったら、都会の人にとっては小さく感じるかもしれませんが、青森の田舎のビルレベルがゆっくり流れてくる姿は、人生に一度は見るべきです。

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5日目は、青森ねぶたの最終日に合わせて、青森市へ戻りましょう!最終日は、海上運行と花火大会です!入賞したねぶたの山車を海に浮かべ、その後ろから特大の花火!これ以上の夏はありますか?

青森の夏を全力で楽しもうと思ったら、最低5日間は必要って事がおわかりになったでしょうか? 

注意:ねぶた期間中のホテルは、お早めに予約を。

ねぶた期間外でもねぶたを楽しむ方法

2年連続ねぶた祭が、中止になってしまった今年、そして8月のねぶた期間以外に青森に来たら、ねぶた見ることができないの?と思っている皆さん、ご安心ください。ねぶたをいつでも楽しめる場所が実はあるんです!

①ねぶたの家 ワ・ラッセ

青森ねぶた祭を一年中楽しむことができる場所が、青森駅のすぐ近くにあるワラッセ。実際に祭りで使われた山車の展示や青森ねぶた祭りの歴史を体験することができます。

②津軽藩ねぷた村

弘前市にある津軽藩ねぷた村では、弘前ねぷたの山車の展示やお囃子と津軽三味線の生演奏を聴くことができ、津軽の文化を体験することができます。

③立佞武多の館

立佞武多の館には、五所川原立佞武多祭りで実際に出陣した大型立佞武多が展示されています。展示してある山車を近くでゆっくり見ることができ、立佞武多の細かな造形美など祭りの時とは、違う魅力を発見することができます。

④黒石市 IRODORI  @irodori_kuroishi

黒石のこみせ通りにあるIRODORIでは、黒石ねぷたで実際に使われてたねぷた絵でうちわと灯篭を作る体験ができます。お土産にもぴったりです!


青森3大ねぶた祭りの違い、ねぶたの楽しみ方を知っていただけたでししょうか?Aomori &You では、青森の魅力発信と青森旅行の計画をお手伝いします!最新情報は、私たちのInstagramで♪ @aomori.and.you

お問い合わせは aomori.and.you@gmail.com

文章:Miyu Mikami 


Aomori&Youは、青森の魅力を国内外に発信するメディアで、Instagram、Facebook、noteで青森に関する情報を発信しています。「青森は何もない。」なんて地元の人はよく言いますが、いやいやそうでしょうか!と私たちは思います。都会の人たちが羨む田舎生活、自然、美味しい食べ物、難解な方言を操る人たち、、、地元の人たちが青森に誇りを持ち、県外、海外の人たちが訪れてみたい!と思う青森の魅力を1996年生まれの若者の目線から情報を発信します。



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