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老犬の心にぽっかり空いた穴

こんにちは。青森の IT ばあちゃんです。

リモートワークを始めてから2.5か月過ぎました。
少しずつ仕事にも慣れ、時間の使い方も上手くなっている気がします。

今日は、我が家の犬の話です。

IT ばあちゃんはGR二頭飼っていて、一頭は昨年7月に10歳で虹の橋を渡りました。

今家にいる子は、12歳と8か月のおばあちゃん犬で、10月で13歳になります。人間年齢でいうと、96歳の誕生日を迎えることになります。

最近は目もよく見えていない感じだし、
少し離れたところにいる他のワンちゃんの気配にも、なかなか気付きません
犬友さんが名前を呼んでくれても、声のする方向とは反対側を見て探したりしています。

そんな自分の老いを感じているんでしょうね。
散歩中も、若い私(笑)を頼っているのがよくわかります。

昨年弟の GR が亡くなってから、がっかりした様子で、元気がなくなり、
一気に老けてしまったようにも見えます。

人間と一緒だねと思いました。
年老いてから、親しい人の死を受け入れるって、しんどいですものね。
受け入れて、自分の生活サイクルに戻るまで、時間がかかります。
その間に体調を崩される方も多いと思います。

幸い、愛犬は体調を崩すことなく過ごしていますが、人間でいうならば
心にぽっかりと空いてしまった穴を、どうやって埋めてあげればいいのか
よくわかりませんでした。
  
そこで、

昔、夫が亡くなった時、子どもたちに何をしてあげようと思ったんだっけ?と考えてみました。

私の出した答えは、
「これまでと変わらない日常を生きる」でした。

当たり前のことですが、
普通に小学校に行き、
習い事も今まで通り続け、
夏休みには恒例の北海道旅行を楽しみ、
悪いことをしたら𠮟り、楽しい時は笑う。

そんな当たり前の生活ができることが幸せと、そう思っていましたから。

今考えると、子どもたちが反抗もせず育ってくれたことに感謝です。
反抗できないほど、「怖い母」だったかもしれません。(爆笑!)

脱線しましたが、この「変わらない日常」を老犬とともに過ごそうと思いました。
朝夕の散歩、
母が仕事の時は留守番、
フードのトッピングは手作りで、
美味しいお刺身があるときは二人で分け合って食べる、
時々はアイスやプリンも食べたい、
秋になったらサツマイモ。

ほとんど食べ物の話になってますが(笑)。
ほかには、できるだけ抱っこしたり、なでたり、話したりする時間を多くとるようにしました。

それまでは、仕事から戻ったらバタバタ動いて、「散歩行くよ!」って。
ゆっくり座ったり寝っ転がったりするのは、寝る直前だけでしたから。


少し時間はかかりましたが、
今、とても笑顔が増えたと思っています。

もちろん犬友のサポートがあったり、「時が解決してくれる」なんてのも
あるかもしれません。本人(犬)から直接聞いてみたいものですね。

あと何年一緒にいられるかわかりませんが、
その時が来るまで、
毎日を大切に過ごしていけたらいいなと思っています。


最後まで読んでくださりありがとうございました。











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