姉妹会の今日、年を取るということはこういう事なんだと実感した日
怒濤の二週間だった。
職場の感染症ありからの娘の一時帰国もあり(日本にいる間に聞いておきたいことや打ち合わせとパジャマ飲み会😂😂)、せわしない日々が続いていた。娘がオランダに経った今日は以前から予定されていた姉妹会の日。
家で寝ていたいなと思いつつ重い腰を上げて参加したが、そこで感じたことを将来の自分のためにnoteの場で整理しておこうかと思います。
今回の姉妹会はランチに出かけてきました。
ランチと言ってもおしゃれな洋食は年齢的にも食べれなくなっているので、昔からある食堂へ行ってきました。何せメンバーの年齢は、94歳、90歳、
75歳、73歳の4人ですから。
種差海岸を少し南下して、細い道を入ったところにある H 食堂まで車で移動します。運転手はもちろん一番若い私。
途中、高森美由紀さんの「養生おむすび「&」」を思い出しながらキッチンカーがいたのはこの辺だねなんて考え一人でにんまりしながら運転してました。
靴から足が抜けない
H 食堂に着いたのはちょうど昼時で、テーブル席は埋まっていたため座敷に座ることになったのですが、もうここからが大変!
数日前から雪が降っているので皆滑り止めのついたブーツを履いているのですが、なかなか脱げない。しかも、片足で立ったまま脱ごうとするものだから転びそうになる。危ない危ない!
「腰掛けて脱ごうか」と促し座ってもらう。
が、
足が抜けない!(記事を書きながら思い出し笑いしてます!)
ちょっとした角度で簡単に抜けるのになかなかそれが出来ない様子。
帰りに靴を履くのは普通に出来てました。
ちょっとだけ手伝って靴を脱いでもらいましたが、次回はテーブル席にしようと思います。
食べるものが決まらない
メニューを見ながら「何食べる?」と話していると、お店の方がお水とお手拭きを持ってきてくれました。
「決まった頃にまた伺いますね」と言って一度奥に下がっていったのですが、その後二度ほどチラッと様子を見てくれているのですがなかなか決まらないのです。その食堂は塩味の海鮮ラーメンが抜群に美味しいので、私は
ミニいくら丼と海鮮ミニラーメンのセットを食べましたよ。
90代の二人がなぜ食べるものが決まらないかと言うと、一人は歯の治療中で硬いものは食べられないことや、もう一人はラーメンやうどんなどの麺類を
すするのが出来なくて、本当は生うに丼や海鮮丼を食べたかったのかもしれないのですがお値段が高かったから迷っていたかな?というところです。
割り勘ですから。
先月の姉妹会では誕生会を兼ねて行きつけのお寿司屋さんに行きましたが、90代二人とも驚くほどバクバク食べていたので、そう考えると今日のメニューは?だったのかもしれませんね。
ようやくそれぞれの注文が決まり、一時間ほど時間をかけてゆっくり食べてきました。次はメニューをよく考えてからお店選びをしなければいけないなと思います。
スーパーでこれやったら後ろの人に嫌な顔されるかも
食事も終わりそれぞれが財布をもってレジに向かいます。
4人続けて会計したいのに75歳姉が先に終わってしまっていた。90代二人は靴を履いたり身支度に時間がかかっている。介助する私も遅れている。
レジのお姉さんは待っている。申し訳ない。
75歳姉は幼児教育を長年やってきているので、時間がかかっても出来ることは自分でするというスタイル。
でもなぁ成長する幼児と後退し続ける高齢者は違うところもあるんだよね。
お金を財布から出すのもお釣りをトレイから受け取るのもともかく時間がかかるんだよね。
他のお客さんが少なくてレジに並んでいなかったので助かった!
やっぱり誰かがまとめてお勘定を払ったりお釣りを渡すのがいいかもしれないと思いました。
90代はそれなりに身体機能が落ちてくるのは当たり前。
そこは若い😂私達がカバーしながら出来るところまでこの会を続けていければ、月一でもリラックスして楽しい事があれば、人生は刺激的でちょっと喜びが増えるかな?そんな風に思いました。
私も一人暮らしで、「これが普通」と思ってやっていることがもしかしたら誰かにちょっとご迷惑なことをしているときがあるのかななんて考えました。せめて仕事では他のスタッフさんたちに負担をかけないように動きたいものです。
帰りは海岸沿いを走り海を眺めながら帰ってきました。
今日は珍しく風もなく、海は穏やかで、白波も見えません。
ただただ真っ青な海が見えて幸せでした。
明日は初めての休日出勤です。
出来る事を
あせらずに
粛々と
行いましょう!