広島湾岸トレイル<8> 広島コース⑩
2021年5月30日(日)
今回は時間の都合もあり、1コースだけ。はじめての福王寺山を目指す。
まずは、早朝に南原へ向かう。前回の反省を生かし、バスを念入りに確認。一番早いバスは、三段峡行のバスが、バスセンター6:10発。これは、191号分かれ(可部上市バス停)で降りてから南原まで距離があるのでパス。次の吉田行のバスが、バスセンター6:40発で、これは南原口バス停を通るので、これに乗る。7:30頃、南原口バス停着。
南原口バス停から、広島コース⑩のスタート地点である中電研修センターまで、車道を3㎞ほどテクテク登って、登山口へ。あまり多く利用されるようなルートではなさそうだが、道はとてもよく整備されている。きつい登りはほとんどなく、尾根道に出てからも緩くて気持ちよい道が続く。
いよいよ福王寺へ近づいてきたところで急な石段が続くが、ゴールが見えているので気持ち的にも楽。登り切ったところで、金亀池に到着。
さらに進むと、福王寺。
こんな山の上に、こんな立派なお寺があるとは、ビックリした。建物はどれも歴史を感じさせるものばかり。本堂の大きな不動明王像も見応え十分。静かで厳かな雰囲気もよい。亀さんには会えなかったが、蛇さんには会えた。
お寺を一通り見て回った後は、山頂を目指して進むが、山頂まではすぐ。山頂の目の前の木が伐採されたばかりのようで、展望が開けていた。奥では何やら工事をしていたが、なんだろう。山頂の標識も立派なものが新設されていて、整備が進んでいる様子。
お寺に戻って、下り道へ。仁王門から舗装路を駐車場まで下っていくが、駐車場までの距離はかなりある。なるほど、これは普段歩き慣れていない人にとっては気軽に行けるお寺とは言いがたい。そのため、穴場となっているようであるが、あの規模のお寺の維持も大変そうだ。
駐車場のところからは再び登山道にとりついて、ゆっくり下っていく。途中、観音台の展望所からの眺めは、なかなかのもの。可部の町を太田川が悠然と流れていく。
亀山の町まで降りてきて、この日はおしまい。前回行きそびれた、可部の「満天の湯」に立ち寄って、ゆっくりと汗を流して、帰路へ。
だんだん暑くなってきた。虫と暑さには弱いので、今くらいの気候のうちに、もう少し進みたいものだが、どうなることやら。