見出し画像

画材について

絵を描くにあたって画材選びは基本中の基本なわけですが、どれか一式でも揃えるとなるとそれなりに予算が掛かります。

数ある画材を片っ端から試して自分に向いているものを見つけ出すなんて底辺労働者には無理な話です。

そこで、ネットで色々なタッチの作品や使われている画材を調べて自分の好み、目指したい絵柄を絞り込みます。
ただ難しいのはいくら好きなタッチでも技術不足だと表現出来ない可能性もあるという事です。
楽器を買っただけでは何も演奏出来ないのと一緒で、それなりの鍛錬が必要です。

余談ですが、色鉛筆で写真の様に描く人は数種類の色鉛筆やブレンダー、鉄筆などを駆使してかなりの時間を掛けている様です。
一度やってみた事がありますが、乗せた色がブレンド中に剥がれてしまい上手くいきませんでした。
画材は同じなので何か絶妙な加減ややり方があるのでしょうね…

また色鉛筆、絵の具、アルコールマーカーなどそれぞれのカテゴリーの中にも分類があり描き味や発色などだいぶ違ったりします。
描きやすさや仕上がりを考えつつ、実は完成した後も大切です。

デジタル作品はデータの管理、保存に気を使えば良いのですが、アナログ作品で原画を長く残そうとする場合、画材によっては自然退色や紫外線退色などにも注意を払う必要があります。

でもまぁ、それぞれに一長一短があり全てOK的なものは無いので、こう書いておいてナンですが、そういう要素もあるのね、ぐらいに片隅に留めておけば寝耳に水にはならないかと思います。

次回は、私が使っている画材、失敗した画材について何回かに分けて書いていこうと思います。






いいなと思ったら応援しよう!