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コーヒー屋の店主が暇な日にしていること
こんにちは、noteの更新を気軽にしていこう企画ということで、今日思った些細な事を書いてみようと思います。
最近お店のお客さんが極端に少ない日が続いて、なかなかに暇な日々を過ごしております。アルバイトで喫茶店勤務していた時は、暇だと嬉しいなーーなんて気楽な考えをしていたけれど、今となっては何も嬉しくありません。お客さんが来てくれないと、お店は潰れてしまうからです。
でも、実際問題として、お客さんが少ない日とか、暇な日がなくなってほしいかと問われれば、それはNOです。
自営業の飲食店で、店主が暇な日に何をしていて、どんな意味を見出しているのだろうか。
まず、毎日ずっと忙しいと、新しいことを考える時間がありません。新商品やイベントの企画のほぼすべては何気ない、暇な時間に生まれることが多いです。
今日だったら、「秋のコーヒー福袋」を作ってみようかなぁとか、お取引先に提案するデザインのアイデアを作ったり、インスタグラムの投稿を作成していたりと、外から見える暇さからは想像がつかない程、実はいろいろしています(笑)
そして、お客さんと仲良くなることができるのも、実はこの暇な日だけで、非常に重要なコミュニケーションの機会になります。やっぱり接客というのは基本的に淡白なもので、すごく仲良くなることは基本的にありません。でも、暇な日だとおひとりの方と30分とか、長時間しっかりお話ができます。普段よく来てくださっていて、お顔はわかるけどよく知らなかったあの人と、しっかりお話できるのは本当に楽しいです。それキッカケに当店を深く応援してくださる方もいてくださるので、大切な時間となっています。
もちろん、たくさんのお客さんが来てくださる日は当然嬉しいし、毎日たくさんの方に利用してほしい気持ちは大前提。でも暇な日だって、ぼくらにはできることがきっとあって、その日にしかできないことがある。
これからも一日一日を大切に頑張ります。
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