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宅配便の思い出

Guten Abend!
今日は夫に受け取りを頼まれた宅配物を二つ受け取った。
昨日来ると聞いていたのに、届いたのは今日。
でも、ここドイツでは、無事届くだけでもありがたい。

今日はこちらで体験した宅配便をめぐる思い出について書こうと思う。
まずはドイツに引っ越した最初の年か2年目の話。
姉が日本から私にいろいろ送ってくれたはいいけれど、届かず。
あの頃は確か、いろいろありつつも、船便だけしか送れないという時期ではなかったはず。
姉が送った時の追跡番号を教えてくれたので、それで確認したところ、どうやら一度来たのに持って帰ってしまったらしい!
一応ドイツにも不在票というものは存在していて、そういうのを入れてくれることもあるのだけど、この時は何もなく。
夫にDHLのサービスセンター?に電話してもらい、追跡番号を伝えたところ、どうにか無事荷物の保管先が分かり、そこまで受け取りに行くことができた。
でも。追跡番号がなかったら、どうなっていたんだろう。日本に送り返されてたのかな…

DHLから不在票が届いて取りに行ったことは何度もあるのだけど、行くたびに保管先が違う。
徒歩圏の場合もあったけれど、トラムやバスで行かないといけない場所もあった。
無事受け取れるというだけでありがたいよね、と最近は思う。

無事受け取れるだけでいいよね、を実感した出来事といったら、去年日本から届いた荷物を受け取った時のこと。
去年日本に一時帰国した時に、ダンボール二箱分を船便で送ったのだけど、それがなかなか大変だった。
まず無事にヨーロッパに渡っていることが確認できるまで数ヶ月。
ドイツに来て、あと少し、と思ったら税関に持っていかれてしまった。
大きなダンボール箱二箱だったため、一人で持ってくるのは無理だということで、夫が仕事を休める日に合わせたところ、税関に呼ばれてから無事取りに行けるまでまた1ヶ月近く待つことに。
そしてその税関がまたわかりにくい場所で。
たまたま知り合いが行ったばかりだったということであらかじめ情報を聞いていてどうにかなったけれど、まぁ大変だった。
日本から送った日から、無事手にするまで半年くらいは待つことになった。
もう今後は船便で送らないと誓った出来事だった。

あと、ドイツといえば、同じ住居内の荷物を預けられるというのも当たり前に起こる。
我が家は2階にあるため、最上階の荷物はよく預けられてしまう。
そういうのはお互い様、なんてことにはならず、基本預かるほうしかない。
一度だけ預かってもらっていたことがあるのだけど、その時間私は家にいたし、しかもなぜか真向かいのお宅の方に届けられたので、なぜ預けられることになったのか謎だった。

ドイツで暮らしていると、日本のあたりまえの便利さや快適さが当たり前ではないことに気づかされる。
帰国後は、そんなすばらしい日本のサービスに常に感謝の気持ちを持ちたい。




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