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言語と私④韓国語

アンニョンハセヨ!

ハングルを表示できないのでカタカナで失礼。
表示はできるのかな?
そういえば、昔はパソコンでもハングルで頑張って書いていたこともあったなぁ。

韓国語との出会いは、中国語と同じく10代後半。
当時やっと韓国で日本文化が解放?されるようになって、日韓の交流も少しずつ盛んになってきていた。
そんな中少しずつ日本でも韓国について知る機会が増えて行って、そんな中で韓国語と出会った。

ちなみに当時は第一次韓流ブームの時代。
母と一緒に韓国ドラマを見まくった。
そういえば、『冬のソナタ』はDVDまで買ったなぁ。
今は処分してしまったけれど。

ちょうど大学3年生になった時、第二外国語の学習も落ち着いてきたので、第三外国語として韓国語の授業を取ることにした。
ここまでで、外国語としては英語と中国語を学んできたわけだけど、この2つと比べると、韓国語はそれほど難しくないように感じた。
すでに外国語を2つ学んできたこともあり、新たな外国語を学ぶことに対する抵抗のようなものもそんなになかったのかもしれない。
英語と中国語に比べて、覚えるのも早かった。
熱中度も違っていた。
大学3年生になり、いろいろと余裕ができていたのかも。

この年の夏休みに、初めて韓国にも行った。
中国に行った時ほどの感動と驚きはなかったけれど、中国と日本の間のような、東アジアの優しい色使いや建物がすごくよかった。
さらに、この年の秋に、初めてハングル検定も受けた。
たぶん、4級だったかな?
危なげなく合格することができた。
最初に行ったのがいつだったのかはわからないけれど、新大久保に行ったり、あくまでもネット上の付き合いだけど、韓国人と交流したりなんてこともして、韓国との距離がどんどん近づいていった。
中国留学もいいけれど、韓国留学もありかも、なんて思い始めていた。

でも、大学4年生になり、これからのことを考えた時、韓国語に熱中するより優先すべきことがあるな、といったん韓国語と韓国からは距離を置いた。
その後台湾との距離を詰めていったり、オーストラリアへの移住を夢見たり、なんていろいろありつつ、機会があれば韓国旅行もしたりしたけれど、韓国に留学したいだとか、暮らしたいとまで思うことはなくなった。

アメリカもそうだったけれど、世間があまりにも推し始めると、私は逆に距離を置きたくなってしまう。
今の私と韓国語の距離は、なんとなくハングル文字は読めるけれど、それ以上は分からない。でも、韓国料理は好き、という感じだ。
近場で海外に旅行したい時の選択肢にも、韓国はもう出てこない。
また行くかもしれないけれど、それは自ら選択していくのではなく、そういう誘いがあった場合のみだと思う。
20代の始まりのあの頃、韓国語に夢中になっていたのはいい思い出として今も残っている。






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