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土用の丑の日と外国人夫

Hallo!

昨日は土用の丑の日ということで、ウナギを食べることにした。
当初の予定では、今夜の夕食はそうめんにするつもりだったのだけど、あまりの暑さと今日が土用の丑の日だったことを思い出したので、こういう時は昔からの日本の習わしに従ってみることにした。
ウナギを食べるのは、2年ぶりかな?

2年前にウナギを食べたときは、母と一緒に行った。
母はウナギ好きなので、ウナギを食べる時はいつも母と一緒の気がする。
安いものではないので、一人で買おうとは今までなかなかしなかった。
前回食べたのは、2年半ドイツから出られずにいた後に一時帰国した時で、日本滞在前半の、まだ体調がいい時期だった。
後半は暑さにやられてしまったので、その記憶ばかりが残っているけれど、そういう楽しい時もあったんだなぁと懐かしくなった。


そしてそこから2年が経った2024年夏。
日本の夏がいくら暑くても、家に閉じこもっているわけにはいかない。
働いてちゃんと稼いでいるし、そういう時のためのウナギだ!
ということで、頑張って買うことに。
とはいっても、最初に見た日本産の蒲焼きは、倹約家の私には買う勇気が出なかった。
しかも、大きい。
どうせ私一人で食べるんだし、こだわりもないし、ということで、お総菜コーナーで探してみることに。
そこまで遅い時間というわけではなかったけれど、ピークの時間は過ぎていたので、安くなっているものを買うことができた。
中国産ウナギの蒲焼き(小さい)と日本産ウナギの蒲焼きだと、こんなに値段があるんだと知って、本当にびっくり。
知っていたはずだけど、だからこうやって安い中国産に市場を独占(されてはいないけれど)されてしまうんだなぁと、改めて感じた。


そして家に帰って食べたわけだけど、せっかくなので夫にもおすすめしてみた。
絶対食べないだろうなと思って夫の分を買わなかったけれど、せっかくなので一口くらい食べるかな、と聞いてみたところ、見た目だけでダメだった。
でも、以前は苦手な食材を見ただけですごく嫌な顔をしていたので、そういう顔をしなくなっただけでかなり進歩したと思う。
そういえば、私が朝食で毎日食べている納豆にも、以前は嫌な顔をしていたけれど、最近は全く気にせずに隣でトーストを食べている。
ドイツではそんなに個性的な食べ物がないので、隣で食べられるだけで鼻をつまみたくなるようなものって、そういえばなかったなぁ。
パクチーは嫌いだけど、あれはドイツの食べ物ではない。

というわけで、久しぶりのウナギの蒲焼きは美味しかった。
安いものではないのでしょっちゅうは食べられないけれど、年に一度は食べておきたいものだな、と思った。

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