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平和なドイツローカル鉄道の旅

今週末も、Deutschlandticketを使ってローカル鉄道の旅をしてきた。
前の2回は、帰りの電車の中でnoteを書いていたのだけど、今日はすでに帰宅していて、自宅で書いている。
前の2回の旅の時に電車の中ですぐに書いたのは、サッカーサポーターとの電車やら、突然時刻表から消えた電車やら、とにかくトラブル続きで、すぐにでもその時の気持ちを書きたいという思いが強かったから。
それに比べると、今回は信じられないくらい平和だった。
朝、市内の駅で警官を見かけたときは、ああ今日もか…とげんなりしたのだけど、試合時間と帰宅時間がズレたのか、駅はとっても落ち着いていた。
それに、3時間半に渡る電車は、行きも帰りも全部無事に席を確保できたし、先週のロストックのようには車内も混雑もしていなかった。
それはつまり、ロストックに比べると大して人気がないということでもあるのかもしれないけれど、私はビーチリゾートより今日の旅先のほうが好きだったので、私にとってはありがたいことだ。
ちなみに旅先は、ヴェルニゲローデ(Wernigerode)。
2週間前に行ったハルツにある町。詳しくはまた別の記事で書く予定。

それにしても、こんなにすてきな町なのに、そこまで観光地化が徹底していないのが、とってももったいない気がしてしまうのは、私が日本人だからなのか。
同じヨーロッパでも、スイスやフランスは、この規模の町でもしっかり観光地として整えられていた気がするのだけど、これがヨーロッパ一の経済大国の余裕なのかなんなのか。
でも、経済大国とはいえ、山間の町がそこまでその恩恵をこうむっているとは思えないのだけど。

さて、来週末はいったん休憩して、再来週にまた最後のDeutschlandticketの旅に出る予定。
実は、本当は別の街に行きたいと思っていたのだけど、夫があまり乗り気ではなかったため、今回が最後になるかもしれなかった。
ただ、元々行きたかったけど、ローカル電車だけで行くのは難しいかと思っていたとある街が、実は日帰りでも行けなくもないことが判明したので、最後にそこへ行って、Deutschlandticketの旅を締めくくりたいと思う。

青春18きっぷの旅を色々妄想するのも楽しかったけど、ドイツローカル鉄道の旅も、結構楽しい。
ただ、ドイツローカル鉄道の場合、トラブルに当たらないほうが珍しいので、それを覚悟の上でなら、日本の皆さんにもおすすめしたい。

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