2024年版スイス航空フライトレビュー
Hallo!
ベルリンからチューリッヒへの移動はエア・バルティックの機体だったけれど、チューリッヒから成田への移動はスイス航空だった。
乗る前に驚いたのが、搭乗ゲートにはかなりたくさんの南ヨーロッパの中高年が集まっていたこと。ここ、日本行きのフライトの搭乗ゲートでいいんだよね?とちょっと不安になってしまった。
今まで日本行きのフライトというと、たとえ外国のエアラインでも日本人が多かった印象だったし、外国人が乗っていたとしても南ヨーロッパの中高年だらけということはなかったので、なんだか不思議な感じだった。
でも、これが後ほどまさかの事態になるのだけど、それについてはまた記事を別にして書こうと思う。
ところで、これまでエコノミークラスといえば、エコノミークラス専用のドアから入り、見えたとしてもプレミアムエコノミーの席だけだったはずなのに、今回はなぜかビジネスクラスを通って入ることになった。
ビジネス、プレミアムエコノミーと順番に見ながら歩いていくと、自分が乗るエコノミーの狭さが際立ってせつなかった。私だって本当はプレミアムエコノミーに乗りたかったけれど、3月のプレミアムエコノミーは高くて買えなかったんだよ…
そんなことがありつつも、無事に後ろの方にあるエコノミークラスの席に座って、飛行機は成田に向かって離陸した。
出発して1時間後くらいにスナックとドリンクの提供があった。
前日から食べ物を受け付けない体になっていたのに、なぜかこれは食べることができて、そこからはどんどん食欲が出ていった。
日本に帰れるんだと体が理解して安心したのかも。
その1時間後に最初の機内食。
ベジタリアンメニューと肉の2種類があって、当初はベジタリアンメニューにするつもりっったけど、パスタの気分ではなかったのでこちらに。
写真ではほぼ隠れてるけど、サラダとケーキ(私が好きなルバーブのケーキ!)が特に美味しかった。
機内エンターテインメントは全然惹かれるものがなかったので、あらかじめ準備していた動画を見たり、うつらうつらしているうちに、半分が過ぎた。
暗くなった機内では、アイスが配られ始めた。
このアイス、かつての新幹線アイスのように硬かったけど美味しかった。
そしてさらにさらに、次はサンドイッチが配られ始めた。
このあと朝食の提供もあるので、私は遠慮した。
それにしても、前回乗ったフィンエアーに比べると、食べ物がかなり充実していてびっくり。飲み物の種類もフィンエアーより多かったと思う。
この時期は値段もフィンエアーより安くて(とはいえ比較の問題で、安くはない)、しかもスターアライアンスなのでマイルも貯まるしでいい事づくしだ。
そして最後に出た機内食がこちら。
美味しそうだったので全部食べたかったけど、このあとの離陸で気持ち悪くなってしまうのを警戒して、半分も食べれなかったのが本当に残念。
ただ、警戒していた以上に着陸時に飛行機が揺れたので、無理して食べなくて本当によかった。
この日はいちだんと風が強かったらしい。
久しぶりにスイス航空に乗ってみて、狭かったことを除けば思っていた以上によかったことに感動した。
今後しばらくはヨーロッパに行くことはないけれど、今度はせめてプレミアムエコノミーにも乗ってみたい。