フィンランド旅行2023夏まとめ①ロヴァニエミ
フィンランドから帰って数日。
旅行中は駆け足で書いてしまったので、今日からは落ち着いてそれぞれの街の魅力を。
今回ロヴァニエミ、タンペレ、ヘルシンキ、ナーンタリと5日間で4か所を訪れたので、それぞれについて分けてまとめる。
①ロヴァニエミ
サンタクロース村があることで有名な街。
ヘルシンキから長距離列車(サンタクロースエクスプレス)で行くこともできるけれど、今回私たちは往路は飛行機、復路は昼の長距離列車を予約。
空港と駅の両方を比べてみると、空港のほうが気合が入っていたし、時間もヘルシンキから1時間くらいと楽なので、飛行機のほうがおすすめ。サンタクロースエクスプレスという夜行列車に乗れば、だんだんとサンタクロース村に近づいていくわくわく感はあるかもしれないので、そういうのを味わいたい人には、ぜひ電車で。
そして今回私たちが泊まったのは、サンタクロース村に隣接するSanta Claus Holiday Villageというところ。
レセプションからも一番遠い安い部屋だったんだけど、それでもこのまま住めるってくらいになんでもそろっていた。しかも、コテージの中にプライベートサウナつき。
ここは本当にすごくよかった!
ただ、冬は値段がかなり高くなっている(冬は3泊以上泊まらないといけないらしく、しかも3泊で30万円以上かかる)ので、庶民がここに泊まるなら夏。雪をあきらめて、安くラップランドで暮らしている気分を味わいたいなら、絶対おすすめ。雪はないけど、サンタクロースには会えるし、ここのMarimekkoはMarimekko本社のものより安かった(品揃えはもちろん劣るけど)。
あと、夏なら空港から歩いて来れる。30分くらいかかるけど、野生動物(シカとか)も見れるし、夏の涼しいラップランドの散歩は楽しい。
このホテルから駅のある市内中心部まではバスで30分かかる。
前にも書いたけど、とにかくバスが苦手なので大丈夫か心配だったのだけど、酔い止めの薬のおかげでどうにか酔わず。ラップランドの夏の景色を満喫しながら移動できた。
ロヴァニエミ市内では、スーパーに行って昼食兼夕食を確保しただけだけど、土地が広いからか、スーパーも広々。
そして駅は、最初にも書いたけど、空港に比べると地味。地味すぎて写真も撮ってない。
さらにヨーロッパの駅あるあるなんだけど、トイレがそんなに気軽に使えない。ロヴァニエミ駅の場合、トイレの前に書かれている番号に電話をかけて、それで鍵を開けてもらう仕組みになっていた。もう有料でいいから、その場でコインじゃダメなのかな…
このあと長時間のバス旅が始まるため、仕方なくスーパーまで戻ってトイレを使わせていただいた。
トイレ事情と天候に恵まれなかったこと以外は、夏のロヴァニエミ滞在、悪くなかった。
冬にもぜひ、と思ったけど、冬の値段を見た後でもう一度あのホテルは無理だなぁ。
もちろん冬のほうが楽しみはいっぱいあると思うけど、私は安く滞在できる夏もかなりおすすめ。