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ドイツ旅行でおすすめの街(ドイツ中部)

Hallo!

今回は、ドイツ旅行でおすすめの街第3弾、ドイツ中部の街編。
ドイツ中部は私が一番気に入っている地域だけど、大都市からのアクセスがいいとは言えないのが問題。
今後交通アクセスが良くなることを期待したい。

・クヴェドリンブルク

ドイツ中部、ハルツ山地にある世界遺産に登録された町。
旧東ドイツ地域にある。
土日なら、ベルリン中心部から電車一本で行けるけど(往路は朝に一本、復路は夕方に一本のみ)、確実に席を手に入れたいならOstbahnhof駅から乗ることをお勧めする。
世界遺産、しかも山間の町ということで、昔の建物がそのまま残っている。
観光客もそれほど多くないので、写真撮り放題。ただし、英語はそれほど通じない。


・ゴスラー

こちらもハルツ山地にある世界遺産の町。
同じハルツなのに、こちらは旧西ドイツ側。だからといって何かが違うのかといったら分からないけれど、見た感じ同じように見えるのに、昔は国が違っていたということが不思議。
クヴェドリンブルクと同じ電車で土日なら直通で行ける(ただし、途中で電車の半分がクヴェドリンブルク方面、残り半分が終点ゴスラー行きに分かれるので注意)。
こちらも、街並みがとってもかわいいのに、大都市から遠く離れているために観光客がそれほど多くないところが魅力。
そして相変わらず英語のほうは微妙なので、ドイツ語の翻訳機能は使えるようにしておこう。山間だけど、ネットはちゃんと使えた。

・ヴェルニゲローデ

同じくハルツ山地にある町だけど、ここは世界遺産に登録されていない。
個人的な印象では、ゴスラーとクヴェドリンブルクより観光客が多かった気がしたので不思議なんだけど、たぶんいろいろ事情があるんだろうな。
ヴェルニゲローデは魔女の町としても有名で、この町からは魔女が集まることで有名なブロッケン山行きの鉄道に乗ることができる。
ただ、せっかく魔女という利点があるのに、それを上手く利用できていないのが非常に残念な町でもある。この町が日本にあったら、絶対観光客を集めて聖地巡礼ツアーのようなものが作られていたはず。
そしてこの町も、ベルリンからなら先ほど紹介した電車のゴスラー行きで乗り換えなしで行ける。


初めてドイツに行った時、南ドイツこそ憧れていたヨーロッパのかわいい街だ!なんて思っていたのだけど、中部に行ってみてそれが間違っていたことに気づかされた。
私が憧れていたのはこっちだった。
ブリュッセルからのブルージュや、パリからのストラスブールくらいに簡単に行ければいいのに、そういうわけにはいかないのが、このドイツ中部。
ドイツ人やヨーロッパ人にはそれほど魅力的ではないのかもしれないけれど(とはいえ夫は嫌いじゃないと思う)、長野や山梨が人気の日本なら、きっとこの辺りの地域の魅力が伝わるはず!

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