私のスマホ写真で振り返る今年のイベント体験 2023 【5月-その3】
[トップ画像]高円寺にはこういう不思議な雑貨屋さんがあります。
🔷Total Feedback
🔴シューゲイザーというジャンル
高円寺HIGHは、私が今年から行き始めたライブハウスです。毎月最終日曜日に、Total Feedbackというライブイベントを開催しています。よくは知らなかったのですが、ロックの指向性に「シューゲイザー/ドリームポップ」というのがあるそうで、そのジャンルのバンドが集うイベント、ということのようです。
🔴当日の出演
一か月くらい前、チケットをネットで購入したものの、知っているバンドは一つもありませんでした。というのも、高円寺の小さいライブハウスに行ってみたかっただけで、特定のバンドが目当てではなかったからです。
知っている曲がある方が楽しめると、これまでのライブ経験から学びました。それで、ネットで予習をすることにしました。意外なことに、YouTubeにはそれぞれの動画が上がっていました。各々が自由に動画をアップロードできるため、インターネットが重要な作品発表のツールになっているようです。一番好みだったshitakuchüの何曲かのMVを数週間繰り返し聴いてから、当日を迎えました。出演者は以下のバンドでした。
整理番号が20番という、通常のライブではあり得ない若い番号でした。といっても、入場列に40人くらいしかいないので、これもメジャーなライブではあり得ないことです。
小さいフロアに入り、最前列左側の柵に取り付きました。後でわかったことですが、シューゲイザーでは、最前列の特にスピーカー前は大爆音なのでした。
一組ずつについての感想が私のTwitterに残っていましたので引用します。
🔸shitakuchü
まず、予習していったshitakuchü(したくちゅう)。こういうローカルなハウスでは、グッズ販売(通称物販)でミュージシャンと直接話せるのも楽しみの一つです。物販をミュージシャン自身がテーブルを並べてやっているのです。
森の中でブラウン管のテレビが映っているMVの感想等を、ボーカルの人と話しました。追いかけたいバンドですが、関西が拠点のようです。
🔸Night Glory
🔸UTERO
ステージ上で一人で、自らPCでシーケンス操作して歌っていた。独特の存在感で、不思議なオーラがある人だった。
あとで調べてみると、アイドル・グループyumegiwa last girlの”夢際りん”としても活動している人で、ネット上で活動してるトラック・メーカー。元看護師、現在はITエンジニアで、作詞作曲編曲の他、映像制作やグッズ販売もセルフプロデュースしているとのこと。毎回終演後の会場で、有料のチェキ会をやっていることを後に知った。今年本格的に活動開始したとのことで、最初の頃のステージに立ち会えたようだった。
🔸Happy Ever After
線が弱いボーカルなんだけど、きれい。これがシューゲイザー・ドリームポップのボーカルなのでしょうね。機材転換の様子を見ていて、ボーカルの子の性格が良くて、みんなに好かれている様子が垣間見えました。
🔸Total Feedback
それぞれが一生懸命だったし、演奏に味があり、技術的にも高いものを持っていると感じました。
こんな人たちが小さいハウスにたくさんいるのならば、メジャーなミュージシャンだけでなく、小さいハウスを回ってみてもいいのかもしれない。ミュージシャンではなく、ライブハウスを追いかけるのもいいのかもしれない、と思うようになりました。自分が好きなものは、ぜったいに自分で聴き分けられると思うから。
🔸新しい体験をしたい
ここ数年、感染拡大下ではありましたが、予防対策をしてたくさんの映画を見たり、図書館から大量の本を借りて読んだり、ミュージシャンのライブをたくさん見に行きました。それは、新しい体験をしたいという思いによるものでした。
音楽についていえば、今まで出会って私の中に響き続けている歌があります。まさに私の中のアンセムと言えるものです。ただ、過去の歌だけを聴き続けてはいたくない。新たに出会う音楽が好きになって、未来の私の定番になる、そんなミュージシャンが今どこかにいるはずです。それを探したい。だから意識して、新しい体験を広げていくようにしています。
そして、感じることだけが、私だけの唯一無二のものだと思います。これだけは誰にも奪えず、誰も代わりはできず、誰にも与えてもらうことができないものです。だから、生きていることを確かめるためにも、私は感じ続けたいと思っています。感じることで、自分の生を思う存分生き尽くしたいのです。
文・写真:©青海 陽2023(転載画像を除く)
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