「Meiryo UI」に取り憑かれた
社会人4年目を折り返し、私が1年目に仕えた上司に、良い意味でも、悪くはないが良いのかもわからない意味でも強い影響を受けています。
今年の6月いっぱいまで不動産会社に勤めていたわけだが、1年目に仕えた上司は私にとって「ビジネスマン」そのものでした。
今でも尊敬する部分がたくさんあり、真似したことが多かったが、その中でも一番謎なことがあります。
その人は必ず、「Meiryo UI」を使う。
パワーポイントでよく使われている「メイリオ」というフォント。
「メイリオ」は視認性・可読性に優れていると言われています。
その中で「MeiryoUI」は、「メイリオ」を基にして開発されたフォントで、「メイリオ」よりも文字間が狭く設定されているとのこと。
なぜ?
メールもExcelで作る表や文書もすべて「Meiryo UI」。
そして転職して4ヶ月経った今。
転職した先でも「Meiryo UI」を使い続けている私。
以前からあった社内で流通しているお客様提出用の積算資料のExcelファイルは違うフォントで記入されているが、どこか気持ち悪い。
そんな私は、Outlookの自身のメール文書作成時のデフォルトフォントを「Meiryo UI」にしているし、パソコンのメモ帳も「Meiryo UI」にしています。
完全に取り憑かれている。
もう3年半もあのフォントを使っていると、何が良いのかが全くわからない。
でも、あのフォントでないと何か物足りないような気がする。
それにおかしいのは、前職の社員の中でも、デフォルトで「Meiryo UI」を使用しているのは、彼と私だけでした。
だが、それが彼の対外的なブランディングであったと考察しているし、私もその用として真似し、使用している。もちろん今でもそうです。
冷静に今、思う。
彼は私にとって良い上司だった。
だが、私も彼にとって良い部下だったに違いないな、と。