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【マジシャン・ガール】視点で見る「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」

皆さんおはようございます&こんにちは&こんばんわ、【ハットと眼鏡が本体系決闘者】ホホジロザメでございます。

前回執筆致しました『マジシャン・ガールを3年使った決闘者の研究記録』、ご覧頂きました皆様ありがとうございますm(_ _)m


この記事を書いた事で"筆者以外にも【マジシャン・ガール】デッキを作っている方がおられる"と知り、驚きと嬉しさを同時に味わいました。(まさか他にいたとは…)

今回の記事のテーマは、前回の記事にも書いた通り"「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」が【マジシャン・ガール】視点で見てどういうカードなのか"です。

【光の黄金櫃】強化として生み出されたカードですが、筆者からすれば貴重な【マジシャン・ガール】新規です!

彗星のごとく現れた期待の新星「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」が【マジシャン・ガール】にどのような変化をもたらすのか、見ていきましょう!!


簡単な条件での自己特殊召喚能力持ち

上から見るブラック・マジシャン・ガールの何と絶景なことか…

まず何よりも【マジシャン・ガール】としてありがたい点は①効果による自己特殊召喚能力です。既存の「マジシャン・ガール」モンスター達が持つ特殊召喚能力は『相手から攻撃を受けるor相手の効果の対象になる』という条件を満たさねばならず、そうでなければ「ブラック・マジシャン・ガール」が「マジシャンズ・ソウルズ」の効果で特殊召喚されるか、永続魔法があれば「EMスカイ・マジシャン・ガール」が自己特殊召喚能力を発揮するかの2択しかありませんでした。

そんな中この「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」は手札を1枚捨てるだけで特殊召喚できるという素晴らしく手軽な自己特殊召喚能力を持って登場しました。

各種素材やアタッカーとして利用しやすいのはもちろん、「レモン・マジシャン・ガール」①効果のコストを簡単に捻出できるカードとして見てもとても優秀といえます。

コストに使えるのは「マジシャン・ガール」モンスターのみ&自身を含む「レモン・マジシャン・ガール」は使えないという縛り


簡単に特殊召喚できると言う点だけ見ても、新規として非常にありがたいカードです。

逆を言えばこの程度の特殊召喚能力でも喜べるくらい展開力に乏しかったということでもあります(;ω;)


名前が変わる利点と変わらない利点

「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」は自身の①効果で特殊召喚するとカード名を「ブラック・マジシャン・ガール」として扱う効果を持っていますが、そうでなければカード名は変わらない。という特徴を持っています。

「ブラック・マジシャン・ガール」に名前が変わっていれば当然あちらの専用サポートカードの恩恵を受けたり、カード名を参照する融合素材として利用できたりと色々便利ですが、【マジシャン・ガール】においてはカード名が変わらない事にも利点が存在します。

変わる利点

・「ブラック・マジシャン・ガール」の専用サポートを受けられる
・名称指定の融合素材として利用できる


変わらない利点

・キウイ・マジシャン・ガール①効果の種類参照で「ブラック・マジシャン・ガール」と被らない
・アップル・マジシャン・ガール②効果で墓地から「ブラック・マジシャン・ガール」と一緒に手札に戻せる

名前変わらない利点地味じゃない?と思われるかも知れませんが、これが【マジシャン・ガール】において重要な意味を持ちます。

次は「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」の登場によって【マジシャン・ガール】のコンボをいかに進化したのかをご紹介します!


進化した【マジシャン・ガール】コンボ

前回の記事にも書いた通り【マジシャン・ガール】は「キウイ・マジシャン・ガール」①効果と「アップル・マジシャン・ガール」②効果を連続で使用して「マジシャン・ガール」モンスターの攻撃力を上げまくるのがコンセプト(筆者的に)のデッキです。

「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」の登場で「マジシャン・ガール」モンスターの種類は10種類となり、1回の効果で上がる攻撃力は最大で3000ポイント!
②効果で墓地から拾った「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」が即座に特殊召喚可能なので、既に召喚権やP召喚を使い終わっていても更なる展開を可能にできます。

ですが上述の通り【マジシャン・ガール】は展開力に乏しいテーマ。上記のコンボが可能になったとしても『攻撃力アップを受けるマジシャン・ガール』が場にいなければ何の意味もありませんし、「ベリー・マジシャン・ガール」や「レモン・マジシャン・ガール」は元々の攻撃力が低いので折角強化しても相手モンスターを撃破するには至らない…なんてことも珍しくありません。

このアタッカー不足問題
も、「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」が解決してくれます!

その例として、「アップル・マジシャン・ガール」を他のカードの効果で破壊することで②効果を発動して墓地の「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」「キウイ・マジシャン・ガール」「ベリー・マジシャン・ガール」の3枚を手札に加えたとします。

従来の【マジシャン・ガール】ではこの状況からアタッカーとなる「マジシャン・ガール」モンスターを場に出す手段がありませんでした(P召喚等の手段を用いる場合はこの限りではない)。このままでは折角手札に加えた「キウイ・マジシャン・ガール」が無駄になってしまいます…

ですが「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」なら、手札に加えた「マジシャン・ガール」モンスターの中から「キウイ・マジシャン・ガール」以外のもの(この場合はベリー・マジシャン・ガール)を捨てることで手札から特殊召喚が可能です。

ここで重要なのは「マジシャン・ガール」モンスターを捨てる事。何故「マジシャン・ガール」モンスターを捨てる事が重要なのか?それは

一度拾ったものを再び捨てる事で墓地の「マジシャン・ガール」モンスターの数が減るのを防ぎ、「キウイ・マジシャン・ガール」①効果による強化値を減らさない

という点です。

「キウイ・マジシャン・ガール」と「アップル・マジシャン・ガール」のコンボ唯一の難点は『墓地のマジシャン・ガールを拾いすぎて強化値が減る』というもので、"本当なら3枚回収できるけど墓地の種類減るの嫌だから2枚or1枚に抑えとこう…"という局面は実際のデュエルでも頻発していました。

ここで「キウイ・マジシャン・ガール」①効果を使えば、場と墓地の「マジシャン・ガール」モンスターの種類は合計4種類(魔術師の弟子、キウイ、アップル、ベリー)なので攻撃力が1200アップし、「青眼の白龍」を上回る攻撃力3200を得ることができます。

そして筆者のデッキは「アップル・マジシャン・ガール」②効果を1ターンに複数回発動させられるように作ってあるので、この強化を何度も付与することが可能です。

仮に「マジシャン・ガール」モンスターの種類が5種類だった場合に攻撃力2000の「マジシャン・ガール」モンスターが強化を2回受けると、攻撃力は300×51500アップ×2回で(2000+1500+1500=5000)となり、その攻撃力は5000に到達します。

強化を受けるのが「チョコ・マジシャン・ガール(攻撃力1600)」だったとしても攻撃力4600となり、「青眼の究極竜」すら上回る攻撃力を得ることができます。


光の黄金櫃と【マジシャン・ガール】

そもそも【マジシャン・ガール】に「光の黄金櫃」入るの?という疑問が出てきますが、結論から言うと『入れようと思えば入れられるけど相性抜群!ってほどでもない』となります。(筆者的に)

その中で最もシナジーがあると言えるのは「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」がサーチしてきた「光の黄金櫃」が永続魔法なので「EMスカイ・マジシャン・ガール」の自己特殊召喚が使えるようになる。という点です。

 「破壊竜ガンドラG」をサーチして「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」を融合召喚する、というのも良いかもしれません。


総評

ここまで「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」が【マジシャン・ガール】視点で見てどういうカードなのかを見てきました。筆者的総評として

【マジシャン・ガール】に足りないものを持って現れた超優秀な新規カード

と評します。

控えめに言って最高です。


あとがき

最後までお読み頂きありがとうございました。前回に続き今回も「マジシャン・ガール」についての記事を書きましたが、いかがだったでしょうか?少しでも楽しんで頂けたり何かの参考になれたりしたら嬉しいです。

次の記事はどうするか、案はいくつかありますが今のところは未定です。デッキ紹介をするか、はたまた別の事を書くか…もしまた記事を書くことがあれば、その時はまた読みに来てもらえると嬉しいです!

ではまた会いましょう( ゚∀゚)ノシ

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