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誰の宿命を優先させるか

おはようございます、青豆です。
卒論に集中すべき時なのですが、突然降りてきたことがあり、今どうしても書き留めないといけないようなので、書き残しておきます。

算命学では、全ての人が宿命通りに生きられないと考えています。
理想はみんなが宿命を発揮できて宿命通りに生きられたら幸せですが、どうしてもそうはいかない時があるのです。

たとえば、親縁のないひとがいる。でもその親には子どもとの縁がある。逆もまたしかり。

家族の中で、自分の宿命を伸ばすためには、誰かの犠牲が必要になる場合もあります。

たとえば、兄が伸びたら弟は犠牲になる。反対に、弟が伸びたら兄が犠牲になる、そんなご家族もいます。これも絶対そうなるわけではないです。一家のなかでバランスをとるので、成功しすぎた人が誰かいると、そのぶんを誰かがかぶるということです。


そんなこと言っても、運を完全にコントロールするなんて、人間の範囲を超えています。それは神の領域です。

だから、人間にできることには限りがあります。算命学は、できる範囲で運をコントロールしようとする学問です。じゃあ、どうしたらいいか。

絶対的正解はありませんが、家族の中で最も運勢の強い人を優先させる、あるいは親が晩年にあれば、子を優先するという考えがあります。

優先するとは、その人が宿命を発揮できる環境を作っていくことです。そして、その人が伸びると、家族全員が恩恵を受けられるのです。そういう考え方です。

実際に、夫婦鑑定や親子鑑定で、深刻な場合、誰を優先すべきか見ることがあります。これは、滅多にやりませんが、必要がある場合だけ見ています。


自分のことで話すと差し支えないので、青豆自身の話をしてみます。

青豆の父は、大変良い運勢に恵まれています。ところが、父はその運勢をあまり活かすことができませんでした。非常に恵まれた運勢を持ちながら、その運勢が使えなかった一人です。

そのぶんは、誰かにまわっています。おそらく、息子がいたら息子に運が回されたかもしれません。しかし息子はいません。

父には姉がいます。私のおばです。幼い頃から何をやらせても一通りのことができ、近所でも評判の才女だったようです。裕福な家庭に嫁がれて、良い家庭を作られています。一般的には恵まれた人生だと思います。

もしかしたら、父が使えなかったぶんの運勢がおばに回っているかもしれません。
あるいは、子どもである私や姉に回してくれているのかもしれません。

姉は私と全く違う宿命で、姉は私が生まれると目立たなくなるという関係性があります。
↑これは本人もおそらく感じていて、子どもの頃はよくいじめられました(笑)

そんな青豆ですが、生まれた家族の中で一番運勢が強いです。

だから、青豆が宿命を発揮して伸びると、家族全員が助けられます。まだ、完全には発揮できていませんが…それでも、なんとか調和し始めてきました。

しかし、結婚すると話が変わり、今度は夫が主、夫の家族が家族になるので、夫の運が発動するにはどうしたら良いかを考えます。

青豆のパートナーは、青豆に負けない強運を持っています。ただし、その運を発動させるには、いくつか条件があり、それらを満たさないと完全には発動しません。青豆は結婚したら、それを発動させるサポートをする側にまわります。

そうすると、青豆自身はあまり活躍してはいけません。陰陽のバランスが崩れてしまい、共倒れになるからです。


色々なタイプのご夫婦がいますので、これはあくまでも、青豆たちの話ですが、青豆が裏、パートナーが表に出るのが、最も良いのです。

青豆は完全に裏側にいるのが良い宿命、彼は完全に表側にいるのが良い宿命です。そして、妻が目立たず応援してくれるほうが良い宿命です。それによって、強い格が完全に発動します。そのような宿命があるのです。


人生は、宿命だけでは決まっていません。それをどう使うか、使わないか、全て自由です。

使っても良いし、使わなくても良い。
使える人もいれば、使えない人もいる。
環境が味方することもあれば、環境がそれを許さない場合もある。

青豆は、宿命と合わない、宿命が生かせない環境に生まれ育ちましたが、後天的にその環境を変えていって、今があります。

宿命と環境(生き方、人間関係)が合っていない場合は、その環境を変えていくことで宿命を発揮しやすくします。

算命学は運勢の予防学であり、環境の操作をすることでどんな人も生きやすくなります。


家族のなかに、犠牲になる人が出てくる場合、とてもシビアですね。誰も犠牲になってほしくない。でも、運勢は家族でも食い合う。だから、算命学の考えはどこか、戦国の世に生み出された厳しいものを残しています。

これが、多くの方が算命学の学びを途中でやめてしまう理由の一つです。全然、優しくないから。

でも、青豆は自然界の厳しさをほんの少しだけ味わって生きてきたから、厳しい算命学が好きです。厳しい現実を隠すような占いだったら、たぶん信用できなかったと思います。

誰にも助けを求められない時、青豆は一人で考えていました。

自然(神)は、私に五体を与えてくれた。考える脳を与えてくれた。動かせる手足、目、耳、鼻、生きるための最低限を与えてくれた。あとは自分で考えろ、何をしても自分で生きぬけと、言ってくれた気がしたのです。

青豆の前半生は、けっして優しいだけの世界ではなかったけれど、そのおかげで厳しい現実に鍛えられて、今があります。

もちろんたくさんの方にお世話になり、たくさん助けられました。それは本当に感謝です。


青豆も次の人生をどう生きるか、カスタマイズしていきます。優先順位、あらゆる設計が変わります。

裏方からパートナーの宿命発揮をサポートすることで、家系もリフレッシュされて、良い流れがまたはじまりそうです。

きっと私にもまだ、お役目があるのでしょう。だから、今のパートナーとまた出会ったのだと思います。
パートナーの強い運勢が完全に発動したら、どうなるか、今はそれがとても楽しみです。

それでは、なんとか書き留められたので、ここで終わります。ありがとうございました😊