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プライベート・インタビュー  ~タカハシさん~

こんにちは、Ao(あお)です。

今回、note内クリエーターさんを対象に初めてプライベート・インタビューの希望者を募集しところ、タカハシさんというクリエータさんとご縁をいただくことができました。
タカハシさんのnoteはこちら

タカハシさんは、note内でご主人、お子さま2人のファミリーで、日々感じたことや西野亮廣エンタメ研究所を楽しむ様子などを綴られています。

西野亮廣エンタメ研究所のこと以外の内容(家族、旅行体験記、株など)も書かれていて、投稿記事のジャンルは多岐に渡っていますが、どの投稿からも「あったかい方」というイメージを私は感じていました。

そんなタカハシさんに、今回プライベート・インタビューをさせていただきましたのでご紹介します。

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プライベート・インタビューを希望した理由

ーまだプライベート・インタビューって得体がしれないものですけど(笑)。どうして受けようと思っていただけたんでしょうか?怖さって無かったですか?

タカハシさん:怖さはなくて(笑)。Aoさんの記事を読んで、不安になる雰囲気を感じなかったです。

ーありがとうございます。印象ってどんな印象を持たれたんですか?

タカハシさん:丁寧で穏やかな、地に足がついた感じが伝わってくるというか。どこからって言われると難しいんですけど。文章からそういういう印象を受けて、この方と初めてZoomをやったとして、何も問題なくお話できるように思いました。

「モヤモヤ」について

ー私はタカハシさんの記事を読んで、とても真面目で、繊細で、ユーモアもあって、・・・と良いとこばかりだな、という印象を持っています。そんなイメージのタカハシさんって、ご自身のなかにモヤモヤってあるんでしょうか?

タカハシさん:継続が出来る人になりたいんですよ。飽きっぽいんですよ。色々気になってしまうところがあって。そういう中にも軸が欲しいというか、継続できるものが欲しいなと思って。例えばnoteも「毎日書こう」と思いながら3日ほど書いてなくて。一回途切れると気持ちが途切れるんだなと分かりました。でももう一回チャレンジしようと思ってるんですけど、継続することを身に着けたいというか、それで自分に自信を持ちたいというか…。何か一つ自分にそういうのが欲しいなというか…。

ー例えば、西田さんのエンタメ研究所の企画で小説を書くというのは飽きが来ないんですか?

タカハシさん:まだ一文字も進んでないし考えてないんです。
これもちゃんと最後までできるか怖いんですけど、自分が飽きっぽいのは分かっているので、期間決めていつまでに仕上げようって決めてて。
12月には終わらせたいんですよ。やりだしたら投げ出したくなるんだろうなと思うんですけど、そういう時こそ、誰かにお尻叩いてってお願いしよう、頼ってみようと…。

ーお子さんのこととかで「今日こそノート書こうと思っていたのに」と思うこととか有ります?

タカハシさん:有ります。昨日の夜も「よし、ノート書くぞ!」と思ったのに気づいたら朝でしたね(笑)。

ー自分を厳しめに見たら「継続性がない」ってなるけど、子育てしてるときって、特にこのコロナの中で一日中一緒にいてっていうのが続くと普通に疲れますよ。

タカハシさん:疲れます。ただ、その時は「疲れた」って思わないようにしようと思ってて。自分でしんどいと思ったら余計にしんどくなるから、多分意識しないようにしてるんですけど。

ー自分に厳しめじゃないですか?あるべき姿、あるべき論にハマってないと居心地悪いというか。「なんで出来ないんだ」って鬼軍曹が背中に居たりしませんか(笑)。

タカハシさん:それが厳しいのか、それとも自分が厳しすぎる目標を置いているのか、甘いのかの区別がよく分からなくて。それでも厳しいと思えなくて、その自分の理想だったり。「自分がもっとちゃんとやれば、どうにかなることなんじゃないか」とか、「やり方が悪い」とか、「考え方が悪いんじゃないか」とか。自分が出来ることをちゃんとやった上でのことなのかが、分かんないというか。

ータカハシさんが自分にダメ出しをする・・・つまり「鬼軍曹」は誰なんでしょうか?

タカハシさん:鬼軍曹、何なんでしょうね。私が普通のレベルまでいけてないって思うこと、めっちゃあります。

ーじゃあその「レベルまでいってない」ってそのレベルはどこからきたの?

タカハシさん:そう言われるとそうですね。世の中の常識、イメージ。

ー多分、誰じゃないと思うんです。自分の思い込み?

タカハシさん:そうですね。一つ例になるか分からないんですけど、毎日家を掃除出来ないんですよ。うちの母も祖母も「うちの掃除を毎日するのは当たり前でしょ」って言われて「私だめなんだ」って子ども出来てからそう思った。

ーお母さんが基準なの?お母さんができることは私だってやらなきゃいけないって思っちゃったの?

タカハシさん:そうかもしれないですね。

ーお母さんがシングルマザーで働きながら家のこともきちんとさるっていうのを見てて「お母さん、あれだけハードだったんだから私だってやらなきゃいけない、マストだ」って。

タカハシさん:そいういうところはあるのかもしれないです。
じゃあ、母が毎日掃除してたかっていうと、母は仕事に行って祖母が掃除してたんですけど。祖母は仕事してなかったから、主に家事を担ってくれてて分担みたいな感じではあったんですけど。
そう言われると、母と祖母がやってること、二人でやってたことを一人でやらなきゃいけないって思ってるのかもしれないですね。それを一人でするのが当たり前と思ってるのか。

ーそれって二人がかりでやってたことで。タカハシさんが持ってるバーっていうのは、二人がかりで超えるバーだと思ったら、一人で超えるのは高いかもしれないですよね。

タカハシさん:そうですね。気が付かなかったです。

ーそれって鬼軍曹ってイメージとは違う・・・「大好きなお母さんやおばあちゃんがやってくれてたことを私もそこに追いつきたいのに追いつかないよぉ」という焦りだったのかもしれないですね。

タカハシさん:今、言われてそうだな、と思いました。母と祖母がやってることを子供にもやらなきゃって・・・それが愛の一つだと思ってるのかもしれません。涙が出た(笑)。

ー(私も涙拭きながら)すごくいい話で。実際タカハシさんとお話して「モヤモヤ」とか「継続性がないな」とか「やらなきゃいけないことが出来ない」って思ってたのが「誰かに怒られる」っていうのじゃなくて「私もお母さんのようになりたい」っていう前向きな・・・そういう人がいるんだって。私は目から鱗で「そういう感じ方があるんだな」って。

タカハシさん:私も今ようやく気付いたというか。そんな風に思ったことが無かったんで大発見だったかも。

ー私も感動をもらいました。だからモヤモヤっていうのは「お母さん+おばあちゃん」っていうところを一人で子供に与えてあげたいとか、そういう思いからだっったんですね。

今後の「ありたい姿」(短期スパン)

ー次に、今後ありたい姿ってなんでしょう?

タカハシさん:ありたい姿・・・多分死ぬときに「めっちゃおもしろかったわ~」って死にたいんですよね。後悔なく「人生満喫したわ~!」って、そんな死に方、なかなか出来ないですけど、いつ死んでも満喫したって言いたい。今まで満喫していないわけではなく、その場面場面で満喫してはいる。自分の人生、自分で決断できたって結構あるし、決して流されるだけの人生じゃないっていうのはありますけど、もっと「自分の思うように生きたわ!」って言いたい。そういう風にありたい。

ーじゃあ、最終的に死ぬときに面白かったわ」って言ってるタカハシさんって、どういうシチュエーションの人なんだろう?

タカハシさん:やっぱり・・・家族は絶対大事。例えば家族については、それぞれが楽しんでるけど、繋がってる状態であれば、良かったって多分思えると思います。自分自身のことについては、やりたいと思ったことをそのときやってきたよ、と(言いたい)。旅行は行きたいですよね。ちょっと海外行って色んなもの見て、あちこち行ったよっていうことも書くという事も多分これから先切り離すことはできなくて。自分としてものを書いてる状態もあると思います。

ー旅行っていう楽しみのために例えばお仕事は、その時その時の状況にあった「できること」をやっていこうって感じ?

タカハシさん:仕事のことを言うと、仕事にこだわりがないって言ったら変ですけど・・・今まで証券会社と呉服とを経験してきました。そして、今は自宅で仕事をやってますけど、家族を大事にしたいから、仕事ありきの人生ではなくて、やりたいことに合わせて仕事も変えるほうがよりイメージには近い。今家族とそういう生活をするために仕事を選ぶというか。

ーなるほど。じゃあ、そこははっきりしてるんだ。

タカハシさん:「この仕事がしたいから家族と離れる」っていう選択肢はないです。

ー素敵。独身の時は自分の時間が大切と思って、それが無くなると苦しいだろうなってた人が「家族を基準にする」って考えが変わる・・・すごいなと思いました。

タカハシさん:そうなると違うような・・・うまく表現できないけど。仕事をしないって選択肢も無いんですよね。専業主婦って選択肢は無くて。

ーどういう位置づけなんでしょうね。

タカハシさん:難しいですね。「仕事をしない」という自分はない。仕事は絶対必要で、外で働くっていう選択肢は無くなって。結婚してから(無くなって)。外に行くだけで、めっちゃ時間取られることが嫌だなって思うようになりました。家で仕事をするようになってから。

ーじゃあ、今はありたい姿っていうのは・・・今は活動の制限はあるけど、今のありたい姿に実はもうなってるって感じ?

タカハシさん:そう、そうですね。仕事面で。

ー最初の「モヤモヤ」って親への憧れていうか、「親とおばあちゃんがしてくれたってことを私も当前に出来なきゃいけない」というプレッシャーを自分でかけてただけで、別に今の状態っていうのは、有りたい姿を手に入れられているってことなのかな。

タカハシさん:そうなると違ってくるかもしれないですけど。
ーえ?

タカハシさん:ありたい姿・・・そうですよね、手に入れて・・・これがこの先何十年も続く事への恐怖、次はこの生活をずーっとずーっと続けたいかっていうと、それはつまらないとどこかで思っていて。

ーでも、根本のところは家族を一番にして家族に負担をかけない状況ので・・・今のありたい姿っていうのは今現状、短期スパンでのありたい姿?長期スパンでのありたい姿っていうのが別にあるっていうこと?

今後の「ありたい姿」(長期スパン)

タカハシさん:今ありたい姿が明確か・・・って言われると・・・例えば収入面で言えば、今の仕事を続けて収入が上がることはまず無いんです。収入を上げるっていうことにチャレンジをしたいところもあるかな。

ーその収入を上げるって手段は、「収入が上がるんだったら何でもします」じゃなくて、自分のやりたい仕事で収入を上げたいっていうこと?

タカハシさん:そうなんでしょうね。今、家族に対しての時間を削ってでもやるつもりは無くて、その範囲の中で次に収入を上げる時には・・・そうですね、自分のやりたいことの中から収入を上げる方法を探してみるなりチャレンジするってことをしたいかもしれない。
やっぱり書くことで生きる手段を・・・書くことで収入を得るっていうのは、目標の一つかもしれませんね。

ー素敵じゃないですか。そのたたき台って言ったら変ですけど、その意味合いもあってnoteとか・・・?

タカハシさん:そうですね。そう。

ーイメージ的には物語が書きたいとか、思いを書きたいとかあるんですか?

タカハシさん:今は物語を書きたいなと思います。

ーそこは明確なんですね。

タカハシさん:そうですね。今心が向いてるのは物語を書く方で、昔に憧れたことをちょっとやってみたい。また考えは変わるかもしれないですけど、今はそこに気持ちが向いてます、物語を書くっていうとこに。

ーじゃあもう、できれば物語を書くっていうことで表現して収入を得ることが出来たら一番いいな、っていう感じですか?

タカハシさん:そういうことになりますね、はい。でも、やりたいことってぼんやりしてるんだな、と思いました、今。

ーでも、それに知らず知らずに近づいている訳じゃないですか、noteだったり西野さんのエンタメ研究所だったり。それが意識的かどうかっていうのは別にしても、着実に夢へ嗅覚で近づいてる感じ。ご自身で「ぼんやりしてるなぁ」って言ってたけど、それに近づくような手段っていうのはもう得てるので・・・それ嗅覚なんでしょうね、きっと。

タカハシさん:その嗅覚ってことばに今すごくしっくりきました(笑)。

ーすごく似てて親近感覚える(笑)。ここまでスムーズにお話を聞けたんだけど、それは馬が合うのか、それともタカハシさんが言葉にするのが上手いからなのか・・・。それはnoteを見てても思うんですよ。私は頭の中で結構考えてる人だと思うんですよ、自分自身は。でも、出てくる言葉は割と粗いというか。考えていても、それを表現することって別のことなんだなと思うんですよね。
でも、タカハシさんは、頭で考えてることがちゃんと文章に落とせてるって私は思っていてね。だから、それは当たり前のことじゃなくて、タカハシさんが持ってる才能なんですよ。

タカハシさん:なるほど。不思議ですけど自分のことが一番分からないんだな、って思います。当たり前にあるって、そうですね。確かに頭の中にあることを言葉にするっていうことは、苦じゃないっていうか。そこがズレてると思うことは、あまり無いかもしれないです。でもその代わり、頭の中にあることをそのまま言葉にしてみたけど、言葉が人に伝わる状態に加工出来てるかどうかは、いつも難しいと思います。

ータカハシさんはnoteの中で物語を展開するとか、そういう構想ってあります?

タカハシさん:作った文章はnoteで公開しようと思ってて。西野さんのオンラインサロンの話になっちゃうんですけど、西野さんは自分の物語を2次創作として使ってもいいとOKされてて。実際ノートの中で「夢幻鉄道」って載せてる人いっぱいいるんですよ。みんな人が書いてるのが気になるから見るし、そういう点でも、あのnoteの森にはオンラインサロンのひとたちが生息しているので、そういう点でもnoteで書こうというのが一つあります。
あとnoteっていうプラットホームは大きくて、あれを私が全然別のところで書いて人に見てもらうっていうのは難しいと思うので、引き続きnoteの森に引き続き生息しようと思っています。だからこれからnoteを書く方向性としては、一つは物語を掲載していく、西野さんの本を読んだら何か書いたりすると思います。それと色んな人とお話したいな、っていうのがあってこれまでも何人かお話したことがあって記事にもしたりしてるんですけど、そういうのも続けると思います。
だから毎日書こうと思ったらネタ切れになるので、いろいろジャンルはワチャワチャしてはいるんですけど、ひとつのジャンルに絞っては難しいと思います。

プライベート・インタビューを受けての感想

ー今日は、2時間近く時間をいただいてありがとうございました。今日の感想を教えていただけたらと思います。

タカハシさん:そもそもインタビューを受けるって初めてですけど、質問がすごいというか、考えさせられるというか。自分のことを振り返る内容が多くて。私今日カウンセリング受けに来てるかなぁ、と思いました。
私はそれがすごく良かったというか、おもしろいなと思いました。
また、インタビューって何かをした人にするイメージがあるじゃないですか。応募したものの、何を聞かれるんだろ、ドキドキみたいな。楽しんでるんですけど、私は。今回こうやって受けて、今回カウンセリング的要素のところでハートを掴まれたので、そういう話を聞いてほしい、自分を整理したいというか。そういう人は絶対居ると思うので、そういう人にぜひAoさんのこれを受けてほしいなって思いました。

ー貴重なご意見をありがとうございました。今日の当初のモヤモヤは、お母さんとおばあちゃんを意識したことだった、ということがモヤモヤだったんだね、ということでモヤモヤは解消できましたか?

タカハシさん:今日の一番の発見は、そこだったと思います。自分がそんなに意識してたんだ、っていう発見は大発見で、すごい有難いなと思いました。
そんなつもりなかったけど、そういう環境というか親の存在がどれだけ影響を与えるのかっていう大きさに気づきもしたし、逆に自分もそうなる可能性があるんだ、っていう発見・・・一大事だなと思いました。同じように、今度はこどもがそれをスタンダードじゃないですけど、思っちゃうことがあるんだな、ということも思いました。これは私の中では大きな発見です。

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プライベート・インタビューを終えて、タカハシさんは家族を大事にしながらも、自分の世界を持つ素敵な女性だということが伝わってきました。

「将来、物語を書くことを仕事としたい」という夢を持ち、一人の女性としての生き方もしっかり持ちながら、幼い子どもさんのケアをし、かなかハードな毎日を送っていらっしゃるタカハシさん。
そんなタカハシさんは「継続することが苦手」というモヤモヤを持たれ、プライベート・インタビューに応募いただきました。
結果、その「モヤモヤ」さえもタカハシさんを育ててくれたお母さん、おばあちゃんへの愛が源であったことが分かり、本当にあたたかい方だと思いました。

物語を書くという夢に向かって走り続けるタカハシさんをこれから応援したいきたいと思います!

プライベート・インタビュアー
Ao(あお)

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Ao(あお)
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