見出し画像

光ある未来へ向かうための修行。

恋愛体質の私からしてみたら、革命的です。

やはり恋して浮かれて
ドキドキしていないと落ち着かなかった私が

「真剣に」お付き合いしたい、と
ようやく思えるようになりました。

私がほしいのは
「安心できる居場所」です。

刺激なんてなくていい。

私をしっかり守ってくれる人と出会いたい。

ようやくそう心の底から思えるときがきたのです。

以前の彼のことは
正直に言えば未だ、引きずっています。

スピリチュアル好きな私。
近々とある霊能者の方に
以前の彼との関係性を聞いてみたところ、

前にみていただいたことのある、
また別の霊能者の方と同じことを言っていました。


それは
「彼とアナタは前世で、
母親と息子でした」という言葉。

それは本当に本当にしっくりくる真理で

彼に対してあんなに異常な執着、
日常生活で母親のように彼を守ってしまった件、
どうしようもない彼との遺伝子で
子供がほしいと後にも先にも彼しかいなかったこと。。

すべてひっくるめて、納得できる。
そして、細胞が、魂が、
それを分かっていました。

やっぱりな、と腑に落ちる真実です。

私が彼が原因で精神を病み、
逃げ出したあの日から1年が過ぎました。

その1年のなかでも

私はもがき苦しみました。

まずは最初の半年、
どうしても愛している感情が抜けず
思い出しては泣いたり、
会いたいと思ってしまったり。


これまで誰かと別れても、
別の人を見つけては上書きで忘れることを繰り返していた私。

もう、同じことはしたくない。

冷静に、1人になる時間をつくらなくてはいけない。

これはとても修行の期間で、
自分の感情をコントロールしようと奮闘するのは、なかなか根気が要りました。


しかしこれは私にとって、

必ず良い方向へ向かうための大切な時間になりました。

幾つか小さな恋もしました。

そしてそれらの恋に絶望もしました。

相手は違えど、カタチは違えど、
見る目がない、と自分を疑うことはツラいものでした。


そしてあんなにも異常に人を好きになれる感覚はこの先もないと思っています。


だけどあれは「異常」だったのだから。

そして同時に死ぬほど愛していたからこそ
身を滅ぼしてまでやりきったのだから。

彼を愛したあの時間、
全力だったからこそ燃え尽きた私。

今世も来世ももう、
再会したくありません。


会いたいけど、
会いたくないのです。


そして別れから1年が経とうとした頃、

私が最も理想とする存在が現れました。


決してタイプなわけではなかったの。

だけど、

こんな人と一緒になれば
私はなんて幸せになれるだろう、

好きすぎて狂うこともないであろう、
疑いや執着することもないであろう、

なにより私を「大切に」扱ってくれるような確かな存在でした。


前の彼がとても恐ろしく並外れた異常な人間だったので

多少、抜けていたとしても
頼りないところがあったとしても

あれを耐えたのだから、
ちょっとやそっとのことで幻滅するような心構えではありません。

その点に関して、
前の彼には、感謝をしなければなりません。


なぜ私は、
前の彼との生活で
天国と地獄を行き来するような日々を経験する運命だったのか。


それは、私自身が


幸せになるためでした。

そして

「大切にされる」という本当の意味を知るため。

現在、私と真剣に向き合ってくれている彼は、

いまのところですが

優しさの塊でしかなく

愛情に溢れ、しっかり包んでくれるような

この上なく大切にされている実感があります。

もしかしたら本来は、

これが、当たり前のことだったのかもしれません。

私はこの当たり前の幸せに気がつくために
自ら傷つくような体験を選んでしまったのかもしれません。

まだはじまりの合図ですが

ここから、

私の幸せな物語が

新しくスタートするのでしょう。

いつか、彼との壮絶な日々が
霞んで見えなくなる日が来るのかな。


私は、また、前に進んでいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?