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【仕事編】経理と人事の違いを考える(経理部門で子持ちの場合)
1.経歴紹介
さて、まずは簡単に経歴を紹介します。
・2019年3月
関西にある某私立大学法学部を卒業後、BtoBメーカーの経理部門に初任配属。
・2020年9月
第一子出産のため育児休業取得
・2021年8月
職場復帰、経理部門へ出戻り
・2023年1月
人事部門に異動命令、現在に至る
記載の通り、転職経験はなく1つの会社に勤め、2つの職種を経験しています。
『総合職』で入社し、2職種とも希望したものではなく、会社からの指示によるものです。
勤めている会社で文系採用の場合、
経理、人事以外には営業や調達といった職種があります。
「まだ6年目、しかも丸1年は育児休暇を取得ていた"ひよっこ"が仕事を語るなんて!」という批判もあるとは思いますが、そこはお許しください。
未熟ながらに仕事には真剣に向き合っているつもりですし、誰か1人でも職種にお悩みの方の助けになる内容になればと思っています。
2.経理の経験
まず経理といっても、多岐にわたります。
①給与やお金の出し入れを担当する部門
②決算書類を作る部門
③製品群のお金の流れを纏める部門
私が担当していたのは、③メインの②辺りです。
経理部門が30名ほどいるため、チームに分かれて仕事をしていました。
具体的には、部門費の予算と実績分析、出張旅費、各種伝票起票等をメインにPL会議に参加していました。
そこで私が感じた経理部門の良い点を紹介します。
・数字をピタッと合わせた資料を作る快感を味わえる
・分析力や専門性が高められるので、転職に有利
・Excel関数やマクロのスキル取得
・年間スケジュールが固定されているのでプライベートの予定が立て易い
・タスク管理がしやすく自分のペースで仕事ができる
・他部門の方と対等に話ができる
・決算書が読めるようになるので、他社の動向がわかり資産運用に活かせる
挙げ出すとこんなに沢山!!まだまだあるかもしれないです。
もし経理部門に興味がある方は、上記のメリットが自分に合っているか検討材料にしてください。
特にスケジュールが決まっているところは、子供を育てながら仕事をする身として、お出かけの計画を立て易いのがよかったです。(旅行とかイベント)
それに、Excelで基礎的なVlOOKUP関数やIF関数を使えるので、他の職種に異動や転職をしても使えるスキルです。
また経理の世界は、正解が決まっていることが多いので問い合わせがあったときに、自信を持って回答することも可能です。
コツコツ仕事を進めていける方にはオススメの職種です。
数字を合わせる快感、数値の分析はやりがいにも繋がります。
私の職場では経理で有名な資格の『簿記』ではなく、『建設業経理士』の資格を取る必要があったので、2級まで取りましたが、それも自信に繋がる&転職でも使える武器になるらしいですよ。
子持ちの方は、自分の武器となる資格を取得したり、知識を積み上げてく職種なのでオススメします。
決算対応では、チームメンバー同士支え合って乗り切るので、毎回学生時代の合唱コンクールを終えたような達成感を味わえます(笑)
ただし、決算や月次処理で〇日は必ず忙しい、という日が数日存在します。
そのときに子供の体調を壊さないか、毎回ドキドキしていました。
遅い時は24時を過ぎることもあり、自宅で目を擦りながら業務をしたこともあります。
あらかじめパートナーやサポートしてもらえる方を見つけ、その日の対応はお願いできるようにしておく必要があります。
そこが両立するのに苦戦するところだと思います。
皆さんはサポートしてもらえる環境にありますか?
なかなか難しいですよね。
私も難しくて苦労しました。最近はこども家庭庁のベビーシッター制度やファミサポもありますので、活用できるものを使って乗り切っていけるのではないでしょうか。
その辺りも活用経験があるので、いつか記事にできたらと考えています。
それでは長文となりましたので、別の記事に人事部門についても書かせていただきます。
お読みいただきありがとうございました♪