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「インバウンドサミット2022」を終えて 決意と学び

インバウンドサミット2022を終えて、4日が経ちました。

結果として4000名を超える方々に申し込みいただき、前回を超える盛況となりました。

当日の夜は頭が回りすぎて、結局2時半ぐらいまで寝れなかったです。疲れているはずなのですが、ハイになっているみたいな感覚。

まだ整理しきれていないものもあるのですが、自分なりの決意と学びを書いていこうと思います。


当日の様子

原忠之実行委員長のオープニング挨拶
司会は、経済キャスターの瀧口友里奈
原忠之実行委員長に続きインバウンドサミットの趣旨を説明
世界から「日本」が選ばれるには|森岡 毅 
日本の底力|森岡 毅 × 和田 浩一 × 青木 優
エアラインの進化を通じて、地方創生をどう実現するか|山田 桂一郎 × 越智 健一郎 × 久保田 雅晴 × 矢ケ崎 紀子
日本食、海外でどう闘うか|西井 孝明 × 西 経子 × 井澤 裕司 × 手塚 良則
日本の観光を変革する「トランスフォーマティブ・ツーリズム」の可能性|渡邉 賢一 × ニコラ・ブゼ × ダコスタ・レティシア × 青柳 健司
企業経営から地域経営へ|池尾 健 × 田中 仁 × 明山 淳也 × 松場 忠
富裕層観光:観光立国再始動の切り札|梅澤 高明 × 山田 早輝子 × 平谷 祐宏 × 田島 健夫
日本の観光課題の縮図〜明るい未来を沖縄からつくる|中村 圭一郎 × 高倉 直久 × 外間 ゆり × 佐藤 大介
訪日観光の体験価値をどう最大化するか|永谷 亜矢子 × 蔵持 京治 × 陳内 裕樹 × Bill・Michaud
音楽で人が集まる街|佐藤 明 × 亀田 誠治 × 志村 季世恵 × 日比 康造
増えゆく世界のデジタルノマド長期滞在旅行需要をどう獲得するか|柴田 啓 × 片山 健也 × 浅生 亜也 × 太田 宗克
立ちはだかる壁インバウンドはもういらないと言われてしまったら?|高橋 敦司 × スタンコフ・アレクサンダー × ルース・マリー・ジャーマン × 櫻井 亮太郎
安い日本で大丈夫?「どうありたいか」から考える価格戦略|白石 実果 × 箕輪 厚介 × アフラ・ラフマン × 高木 新平
地方から始める高付加価値化の旅づくり|岡本 岳大 × 嶋田 俊平 × Mike Harris × 永井 初芽
世界でNo1の自然資源 日本のアドベンチャーツーリズムの可能性|加藤 史子 × 本田 俊介 × 阿部 晃士
新時代の旅の基準 -求められる宿、内観の変容、寺社の力|永原 聡子 × 成瀬 勇輝 × 岩佐 十良 × yuji
日本文化 × Web3の可能性どう伝統を継承するか|岩本 涼 × 宝生 和英 × 一枝軒 宗苾 × 西村 依希子
地域が世界で選ばれるための戦略、観光DXを語ろう|齋藤 慎之介 × 平塚 敦之 × 星 明彦 × 松本 百加里
文化観光から考える経済の好循環|酒井 一途 × 白水 高広 × 甲斐 かおり × 坂口 修一郎
第三者から見た観光、産業として本当に有望なのか|新津 研一 × 岡村 アルベルト × 金森 都 × 石鍋 仁美
今後の観光における『ガイド人材』の活用の仕方|佐々木 文人 × アレキサンダー ブラッドショー × 曽我 悠 × 髙田 茂
NFTを活用した新たなまちづくり|林 篤志 × 金光 碧 × 栗岡 大介 × 渡邉 茂一
観光における行政の役割を果たすために|丸岡 直樹 × 北村 志帆 × 井上 貴至 × 青山 敦士
観光人材のモヤモヤに向き合う|高井 典子 × 村山 亜由 × 山崎 緑 × 大森 峻太
ふるさと納税の観光活用を通じた地域の財源確保による地域経済循環とは|村松 知木 × 川村 憲一 × 後藤 章文 × 坂元 志織

メディアが注目するインバウンド 〜 観光と情報発信 〜|鶴本 浩司 × 大岩 佐和子 × ミホ・ワン

サステナブルツーリズムは本当に取り組まなきゃいけないの?|伊藤 亮 × 王 璇 × 岩浅 有記 × 山下 保博
【中華圏市場】ポストコロナの訪日トレンドを展望する…ブレないニーズと新たな価値観|薬丸 裕 × 矢崎 誠 × 袁 静 × 藤田 亘宏
ALLジャパンで取り組む Destination Management|萩本 良秀 × 福冨 茂 × 荻野 光貴 × 丸山 芳子 
グローバル人材の活用を通じて、日本の新たな魅力を発掘する|村上 カオ × Lauren Rose Kocher × 田村 一也 × 岡村 弥実 
観光カリスマ 山田桂一郎が秘密ゲストと本音で語る|山田 桂一郎 × 秘密ゲスト
「北陸」を日本の西海岸へ、広域連携での価値の発掘の仕方|青井 茂 × 藤野 英人 × Ken Masui × 平原 依文
基調講演のグラレコ
対談セッションのグラレコ


観光を再定義し、世界をリードする

観光とはそもそも何か。観光業とはなにか。昔からの「観光」の定義に限界がきていると感じた1日でした。従来の旅行代理店、宿泊業だけでなく、食の分野、日本のコンテンツ、SNS、体験、あらゆる業種、要素が観光に絡み合っています。

観光を再定義するとは、上記のような業界横断を進め、業界ごとの強みを組み合わせ、さらなる旅行体験を創出することにあります。日本が一眼となり、日本が持つ強いコンテンツ同士を組み合わせ、世界において観光分野でリードする。

そのためには、魅力ある資源を適性でかつ高い価値まで高める。正しい層に届け、さらなる投資を地域や人に還元する。その繰り返しによって、業界内外の人が、この業界に入りたくなり、続けたくなる魅力ある業界にしていく必要があると思います。そんな取り組みを会社として、業界を巻き込んで、推し進めていきたいと強く思いました。


「日本」のブランドマネージャーになる

1年前にこんな記事を書いたのですが、森岡さんのお話は、まさに自分の理想の存在でもあると思いました。世界に対して、日本という国というブランドを規定し、世界から選ばれる確率を上げる役割。

森岡さんの言う、富士山の上から勝ち筋を考えること。それはつまり理想とするゴール、状態をいかにクリアにイメージできるかどうかなんでしょう。これから10年、目指すべき像が具体的に見えてきました。

自分たちの会社ならではのことを考えると、メディアとテクノロジー、業界横断、クリエイティビティ、テクノロジーあたりが重要な要素になっていくでしょう。道は長く険しそうですが、とても楽しみです。


ハイブリッド、リアルならではの盛り上がり

東武チームと人生初の吊り革広告出稿

今回、オンラインとオフラインのハイブリッド開催を実施しました。去年の比じゃないくらい大変で、前日と当日は火の車でした。

前日には登壇者と関係者を交えた前夜祭を行いました。

その分、昨年以上に立体的な盛り上がり方が生まれたように思います。前日の懇親会では、盛り上がりすぎて、最初から最後まで熱気が止まらなかったです。松乃鮨の手塚さんの食のプロデュースは圧巻でした。屏風、芸者、花々まで全て持参してプロデュース頂きました。

インバウンドサミットの良さは、深い接点がなかった同士が深く繋がりあうことにあるのかなと思っています。セッションを作り出す過程で、特定テーマへの学びや認識が深まり、対談者同士の関係が強くなっていく。

結果として、インバウンドサミットのbefore/afterでなかった取り組みが各人の間で生まれていく流れができたらと思っています。


いいチームがあってこそ

今回様々な方と協力しあい、インバウンドサミット2022が形になりました。想像もしなかった沢山の苦難を乗り越えて、実現しました。

何人かから「MATCHAさんの会社、いい人が集まってますね。」と言われました。とても嬉しかったです。他の業務がある中、無理をさせてしまっているのは否めないのですが、一人ひとりが自律的に動いてくれたおかげで、当日大きな事故がなく終えられたと思っています。本当にありがとう。

同時に、自分の役割をしっかり定義して、オペレーション部分は完全に任せる、中途半端に決めない。というのを徹底しようと心に決めました。

伊藤くんに「何も決まっていないならまだいい。逆に何が決まっているかがわからないのが怖い。勝手に動いた時に、その決まったことを崩してしまう可能性があるから。」と言われて、まさにそうだなと思いました。


参加者の声(一部抜粋)

インバウンドサミットは4000人を超える参加者いただきました。当日、Twitterでも盛り上がったのでいくつか抜粋します。


インバウンドサミット2022の関係者(基本所属及び敬称略)

二度とない並び

今回のインバウンドサミットは実行委員会、登壇者、運営メンバー含め、総勢200名近くの方に関わってもらいました。改めて感謝を伝えます。なるべく網羅したつもりですが、もし漏れていたら教えてください...。

協賛:日本航空、味の素、寺田倉庫、アップサイクルTOCHIGI、JTB、TOKYO CREATIVE
後援:日本政府観光局、ジャパンショッピングツーリズム協会、JR東日本企画、やまとごころ、CIC TOKYO
メディアパートナー:月刊事業構想、トラベルボイス
協力:日本経済新聞社 メディアビジネス イベント・企画ユニット(真実さん)、DMO anywhere
主催:インバウンドサミット2022実行委員会(原 忠之 実行委員長)
基調講演・対談:森岡 毅和田 浩一長官
登壇者:村山 亜由、箕輪 厚介、田島 健夫、大森 峻太、白石 実果、スタンコフ アレクサンダー、坂口 修一郎、白水 高広、甲斐 かおり、酒井 一途、Mike Harris、高木 新平、梅澤 高明、佐々 木文人、高倉 直久、中村 圭一郎、外間ゆり、岡本 岳大、永井 初芽、嶋田 俊平、平谷 祐宏、田中 仁、志村 季世恵、曽我 悠、高橋 敦司、櫻井 亮太郎、日比 康造、井上 貴至、佐藤 明、池尾 健、アレキサンダー ブラッドショー、髙田 茂、yuji、柴田 啓、丸山 芳子、北村 志帆、岩浅 有記、ジャーマン ルースマリー、永原 聡子、藤田 亘宏、松場 忠、袁 静、明山 淳也、矢崎 誠、薬丸 裕、岩佐 十良、井澤 裕司、栗岡 大介、西村 依希子、西井 孝明、金森 都、太田 宗克、金光 碧、岩本涼、福冨 茂、岡村 アルベルト、渡邉 茂一、林篤志、荻野 光貴、石鍋 仁美、山下 保博、大岩 佐和子、⼀枝軒 宗苾、宝生和英、平原依文、Ken Masui、藤野 英人、村上カオ、亀田 誠治、久保田 雅晴、成瀬 勇輝、青井 茂、高井 典子、佐藤 大介、村松 知木、萩本 良秀、、Bill Michaud、矢ケ崎 紀子、越智 健一郎、西 経子、山田 早輝子、星 明彦、平塚 敦之、山崎 緑、王 璇、伊藤亮、丸岡 直樹、渡邉 賢一、ニコラブぜ、ダコスタ レティシア、鶴本 浩司、片山 健也、ローレン、岡村弥実、田村 一也、手塚 良則、齋藤 慎之介、松本 百加里、新津 研一、ミホワン、アフラ ラフマン、本田 俊介、阿部 晃士、青山 敦士、陳内 裕樹、加藤史子、永谷 亜矢子、川村 憲一、後藤 章文、坂元 志織、秘密ゲスト
プロデューサー:青木 優
事務局長:岡本 竜太
事務局(MATCHA):Ramona Taranu、杉崎 健太、浅見 健二、齋藤 慎之介、園城 孝史、陳 嶸、伊藤 健太郎、井上まりな、東條美幸、Demina Kristina、小杉卓、田辺 莞菜、蔵持美咲、高井 南帆
セールス:伊藤健太郎
クリエイティブ・ディレクター:岩城 大志
広報:Nitta sachiko
メインデザイン:Nagano Yuko
当日司会:瀧口 友里奈
運営メンバー:山﨑友起子、水野梓、金馬あゆみ、渡邉夏美、長門亜希子、小杉千寿子、田口大輔、道向あかり、長野京子、佐々木りさ、小杉千寿子、長岡晴菜、小川琴音、仲田雄一、水田壮彦、星宣彰、香川知穂、藤田千颯、nodaka、nanaka
会場:寺田倉庫 G3-6F、WHAT CAFE
会場運営:柴田 可那子、山本 了大、橋本義仁
前夜祭 食のプロデュース:手塚 良則
前夜祭 司会:
神森 真理子
プレゼンサポート:田貝 雅和新庄剛士、山室彩
グラレコ:Akari Yamauchi
お世話になった方々:観光庁 観光戦略課の皆様、松下さんをはじめとした刀の皆様、MATCHAのみんな、千代さん、航平さん、脇山さん、ねじさん、配信会社の皆様、東武の吊り革広告を貼ってくれた方、参加&シェア頂いていた皆様


アーカイブ視聴に関して

公式サイトに更新し、アーカイブ映像に辿り着きやすくしました。基調講演は、申込者限定なので、まだの方はぜひお申し込みください。今5本ほど見たのですが、どれも強烈に面白いです。1ヶ月かけてじっくり見る予定。

大学の授業とかで使ってくれる先生が出てくれたら嬉しいなぁ、なんて思いました。


来年もやります

今回の沢山の反省を活かし、来年もより一層体制を強化してやっていきたいです。ハイブリッドにするかどうかは悩んでます。ただ、より戦略性を上げ、全社、そして業界内外を巻き込んだ取り組みにしていきます。既に今回の登壇者から来年についての話も上がっており、早めに早めに準備にしていきます。

オープニングでもお話した通り、インバウンドの真価を問う会になると思っています。国交が再開する中で、この2年間準備してきたことが、試される時期。会社としても、しっかり勝負していきたいと思います。

改めてになりますが、一緒にこのインバウンドサミットを盛り上げ、作っていただいた皆さんに感謝を伝えたいです。ありがとうございました!


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青木 優 | MATCHA Inc.
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。