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「インバウンドサミット2024」にかける思い

2022年10月インバウンド観光が再開し、早くも2年近くになります。コロナの時期を忘れてしまうくらい目まぐるしい日々が続いています。

インバウンド観光は大復活し、政府からも2024年は8兆円市場になると言われています。2023年が消費額が5.2兆円だったので、金額だけで見ると大きく伸びています。しかし、手放しでは喜べない状況だと捉えています。世界全体のインバウンドが伸びている点、日本の物価安と円安の影響は看過できません。

インバウンドが盛り上がっている今だからこそ、改めて、日本が持つ本物は何か?を問いたい、そういう思いでインバウンドサミット2024を開催します。


インバウンドサミットの軌跡

インバウンドサミットとは?という方もいると思います。インバウンドサミットは日本最大級のインバウンドのカンファレンスです。業界の垣根を越え、日本のインバウンドを盛り上げていく場になっています。

インバウンドサミットをスタートしたのは2020年でした。「-99.9% インバウンド観光逆転のシナリオ」というテーマで実施。新型コロナウイルスが発生し、光が見えない中、知恵や知見を共有し合いながら、なんとか業界を盛り上げたい、そういう思いで立ち上げました。

2021年は更に光が見えなくなっていました。インバウンドという言葉を発するのも憚られていた時期で、コロナが発生して1年が経っていました。テーマは「インバウンドはもう終わったのか?」。実際にそういった声が世の中では聞こえてきました。

2022年はようやく光が見えはじめ、国交再開が見えてきた時期です。「日本の底力」をテーマにインバウンド再開時に何ができるのか?そういった議論が多く交わされました。

2023年のテーマは「チャンスを活かせ」でした。インバウンドが大きく復活し、まさにインバウンドが「チャンス」になっていた時期です。日本全体として、このチャンスにどう向かうのか?を議論しました。


世界および日本の観光市場の現状と今後

冒頭にも書きましたが、世界全体の国際観光は大きく伸びていく予測があります。

こちらはUNTWOが出している国際観光の伸びの予測。2030年に18億人が旅をする予測になっています。

2023年の世界全体の国際市場。人数は89%戻り、消費額は過去最高額を更新しました。

日本も同じく今後大きく成長すると予想されています。人口減、物価安、円安と様々な課題がある中で、インバウンド市場は今後の日本経済の成長の光として重要視されています。


今年のテーマは「本物はなにか?」

インバウンドは日本のこれからの可能性です。

インバウンドは自動車産業を超える産業だから、そう言っているのではありません。日本が持つ本物の価値を世界に広げ、後世に残す大きなきっかけになります。そのプロセスの中で、日本人が日本の魅力に気づき直すということもあるでしょう。

今年、わたしたちが向き合うテーマは「本物はなにか?」
日本が持つ本物の価値を世界に届ける。その本質は何か?を考える場にしていきます。

この場があったからこそ、日本のインバウンド、そして日本の経済にとってポジティブな動きが生まれた、そういう会になるよう精一杯準備をしていきます。

現在申込者がオフライン、オンラインともに2000名を越えました。オフラインの席もあるので、興味がある方がいたら是非お早めにお申し込みいただけたらと思います。

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青木 優 | MATCHA Inc.
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。