「青騎士」第22B号作品紹介 その③
「青騎士」第22A・B号は、10月19日に2冊同時発売!
22B号から、掲載作品紹介その③をお送りします。どうぞ!
毛塚了一郎『音盤紀行』
地下で活動する東欧のロックフリーク、ラナが再登場。
街で偶然出会った旅行者との出会いから、今回の物語は始まります。
西ドイツから旅行でやってきた少女、フリーダ。トラブルで迷子になっていたところをラナに助けられ、食事と宿のお世話になることに。
偶然にも音楽好きなフリーダから飛び出してくるドイツのミュージックシーンの話は、ラナにとって刺激的なものばかり。
ドイツで最新の音楽に触れているフリーダに、自分たちの音楽を聴いてもらいたい。居ても立ってもいられなくなったラナは、彼女をある場所へと連れ出します。
地下で結成された、秘密のロックバンド。情報が制限されたこの国で、見様見真似でロックを奏でるラナたちのプレイは、フリーダの心を捉えることができるでしょうか。
『音盤紀行』は、単行本1〜2巻が好評発売中です!
『音盤紀行』以前の同人作品を集めた『音街レコード』A・B面も好評発売中です。
天津ゆかり『レダの魔術師』
機転の利いた(狡賢い)立ち回りで、ついに事件の黒幕を突き止めたオルニア。早速ラザンドールに報告です。
犯人探しは順調ですが、魔法修行はいまいち進んでいないオルニア。そこでラザンドールは、「大精霊の術」を試してみるようオルニアに進言します。ちょっと難易度の高い術のようですが、大丈夫でしょうか。
強い力を身に秘めてはいるものの、それを制御することができていないオルニア。能力開花のきっかけになるでしょうか。
翌日、ヴェルナンたちと一緒にバレンシア家に向かうオルニア。組紐泥棒の証拠探しの行方も気になるところです。
『レダの魔術師』は、単行本1巻が好評発売中です!
郷本『ヴィトロ・アニマ』
今回描かれるのは、3年前のエピソード。ハンドラーのレオンと食事をしているのは、いつもの相棒ハチくんよりもちょっと凛々しい顔立ちのヴィトロ・アニマ。
仕事も優秀にこなしていた様子ですが、3年前に何が起きたのでしょうか。
時は戻り現在。現相棒ことハチくんはというと…。
ちょっと抜けてるとこもあるけれど、それがハチくんらしさでもあります。大目に見てあげましょう。
郷本先生の読み切り『遊星からの引っ越し』は、「青騎士」2A号に掲載されています。こちらもぜひお楽しみください。
オムニバス作品集『若葉の狂詩曲』にも短編が収録されています。
今回の作品紹介はここまで。
アナタの新生活は、秋の訪問とともに始まる。「青騎士」22B号をぜひお楽しみください!