見出し画像

「青騎士」第20A号作品紹介 その④

「青騎士」第20A・B号は、6月20日に2冊同時発売!

20A号から、掲載作品紹介その④をお送りします。どうぞ!


萩埜まこと『窓辺のリノア』

警察の取り調べから解放されたテオ。雨に打たれながら、向かう先は…。

警察にテオを売った支配人との気まずい再会

宿泊先のホテルに戻ってきたテオ。そこで、リノアの落下事故について知ることになります。

場面は変わって病院の待合室。リノアの手術を固唾をのんで見守るエマ警部。彼女と行動をともにしていたポールは、警官たちの噂話を耳にします。

また3年前のことが…

それは3年前の事件に関するものでした。「あの事件はまだ終わっていない」ー。ターク警部の言葉が頭に浮かんだポール。

3年前の事件の真相。行き場を失ったテオ。緊迫した展開が続きます。

『窓辺のリノア』は単行本第1巻が好評発売中です!


有海とよこ『転がる星屑ども』

SNSのライブ配信で、ダイアモンドロボッツとの対バンライブを発表する門地。
現在ボーカル不在のバンドを対バン相手に選んだ意図は、星をボーカリストとして引き釣りだすことにあるようです。

烏丸と撮った、街ピアノの動画が門地に届いたようです

烏丸のスマホを通して、久しぶりに言葉を交わす二人。星を打ちのめすことしか考えていない門地にとって、ダイアモンドロケッツは眼中にない「ザコバンド」だと言い切ってしまいます。リスペクトのない発言を黙って見過ごす星ではありません。

こういうところが星の良さ

ダイアモンドロケッツに協力していたのは、彼らの音楽の素晴らしさ、音楽との向き合い方を知っていたからこそ。バンド対決、受けて立つしかありません。

『転がる星屑ども』は、単行本1巻が好評発売中です!
短編集『波間の子どもたち』と、アンソロジー『花と円舞曲』も合わせてお楽しみ下さい。



大槻一翔『ピッコリーナ』

先祖代々伝わる勝負服に身を包んだ朗くん。さっそうと峰香さんの元へ向かいます。

一言発しただけでこれです

その華やかさゆえ、自ずと注目を集めてしまう峰香さん。街を歩いているだけで通行人の視線は峰香さんに釘付け。遠目からスマホで撮影している人まで現れる様子に困惑する朗くんですが、峰香さんは慣れっこのようです。その理由は、過去にオーナーが峰香さんにかけてくれた言葉にありました。

心の持ち方って大切ですよね

人を惹きつける星の下に生まれた峰香さん。それを自覚するためにオーナーが勧めてくれたのが、衣装を身に纏うことでした。峰香さんがバニーになったきっかけは、こんなところにあったのですね。

始まったばかりのデート。朗くんの次のプランは?続きが気になります。

『ピッコリーナ』は単行本1・2巻が好評発売中です!



今回の作品紹介はここまで。
あなたとわたしの漫画誌。「青騎士」20A号をぜひお楽しみください!