「青騎士」第6A号作品紹介の第3回目は、帆先生の読み切り作品『たぬきはレシピが必要です。』のご紹介です。
ある湖のほとりにあるレストランでは、人間の女の子に化けたたぬきがウエイターを務めていました。
たぬきは、住み込みで働きつつ隙あらば自分を料理してほしいとシェフに願います。
たぬきは死ぬことを願い、シェフはそれを止め置く。
『クマとたぬき』の帆先生が、静かで温かみのある空気感で二人の奇妙な関係と、たぬきの心の動きを描いていきます。
帆先生の単行本は、『クマとたぬき』全2巻、『クマとカラス』全1巻が発売中です。