「青騎士」第7A号作品紹介 『波間の子どもたち』(有海とよこ)
「青騎士」第7A号作品紹介の8回目は、有海とよこ先生の連載作品『波間の子どもたち』第6話のご紹介です。
父親の葬儀を済ませた波間 帳(はま とばり)。
放心の中、ふと足を向けた砂浜で行き倒れていた体から光を放つ謎の青年・ヨルと出会う。
成り行きから、ヨルを自宅に招き入れる帳。
ヨルは一宿一飯の礼として、帳の願いをなんでもひとつ叶えると申し出るが、家族との離別のあと、気持ちの整理のつかない帳には突然の申し出に、応えることができない。
帳の願いが見つかるまでの間、二人は共同生活を始めることとなった。
身の上がバタバタしていてもやってくる進路の話。
一度は先が見えなくなっていた帳だったが、今その目には何が映るのでしょうか。