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「青騎士」第9A号作品紹介『神様ごっこ』(萩埜まこと)
「青騎士」第9A号作品紹介。萩埜まこと先生の読み切り作品『神様ごっこ』のご紹介です。
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お寺の小坊主の天馬はある日、賽銭箱に一万円札を2枚も投じた男を見かける。
よほどの願い事があるのか、はたまた何か訳ありのお金なのか。
勘繰る天馬だったが、翌日再び現れた男の独白を聞いていると、有金をかけた馬券の的中を祈願するための2万円だったらしい。
しかもスッたらしい。
膨らんでいた好奇心に反して、あまりにしょうもない事実。
そんな男の姿を見ていた天馬はある悪戯を思いつくのだが、それが原因で予想外に男に深く関わることになってしまう。
萩埜まこと先生の単行本は『熱帯魚は熱に焦がれる』全9巻が発売中です。
また青騎士第6A号に『窓辺のリノア』、第7A号に『波よりもおだやかで雲よりも速く』、
第8A号に『髪結いの娘』が掲載されています。
そちらもぜひご覧ください。