「青騎士」第16Ａ号作品紹介『転がる星屑ども』（有海とよこ）

「青騎士」第16Ａ号作品紹介。有海とよこ先生の連載作品『転がる星屑ども』第５話のご紹介です。

１０年前、瞬く間にスターダムを駆け上ったグループ『カルテットスター』。そのメインボーカルであった星一（ほし・はじめ）は、ある事件を境に表舞台から姿を消してしまう。
時は流れ、星はコンビニバイトをしながら鬱々とした日々を過ごしていた。そんな中、ニュースでカルテットスターの元メンバー・白鷺みちるの訃報を耳にする。
白鷺みちるからの手紙を開封できていなかった事を思い出した星は、一路自宅へと足を向ける。そこで出会った少女と星一、彼らと音楽をめぐる物語がいま動き出す。

どうしても歌えない星に対し、激昂してしまった光。
その日以来、星は部屋を空けるようになってしまった。
星とまともに顔を合わせていない日が続いたが、光は立ち止まるわけにはいかなかった。
ある日、外出する星の後をつけていくと、そこには輝きを取り戻すべく、努力し藻掻く彼の姿があった。
果たして星は今、何を想っているのか――。

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