「青騎士」第18B号作品紹介 その③
「青騎士」第18A・B号は、2月20日に2冊同時発売!
18B号から、掲載作品紹介その③をお送りします。どうぞ!
こかむも『クロシオカレント』
魔界に帰るために必要な石版を発見した魔王様。これで身体を乗っ取られているお父さんも元の姿に戻れるわけですが、本人はその状況を歓迎しません。
娘たちと魔王様が上手くやっているのを良いことに、3年間もこの状況を静観し続けてきたお父さん。いまさら家族のもとに戻るのが恐いようです。まぁ気持ちは分からなくもないですが…。
「いい加減現実と向き合いましょう」と魔王様が説き伏せるも、ふんぎりがつかない父。こんなお父さんで大丈夫か!?どうなる水葱家!?
『クロシオカレント』は、単行本1・2巻が好評発売中です!
毛塚了一郎 『音盤紀行』
今回の舞台は宇宙!
月に小さな家を構え、40年も住み続けているという主人公ハワード。相棒スイとともに、気ままに暮らしています。
少し離れたシティエリアには、ほかにも多くの人が住んでいるようですが、ハワードはボロボロの家を補修しながら、この場所にとどまり続けています。
そんなハワードの目論見は、月でオリジナルアルバムを制作し、レコードをプレスすること。シティにあるプレス工場に話をつけ、早速レコーディングが始まります。
ついに完成したレコード。それを地球に届けるというミッションがスイに託されます。これまでハワードの生活と音楽をサポートし続けてきたスイは、彼の元を離れることに戸惑いを覚えるのですが、ハワードの意図とは…。
『音盤紀行』は、単行本1・2巻が好評発売中です!
『音盤紀行』以前の同人作品を集めた『音街レコード』A・B面も好評発売中です。
赤河左岸『ホテル・ローレルの渡り鳥たち』
孤児院から、ブラウン夫妻のもとに引き取られたアダム。夫妻の遺児が偶然同じ名前「アダム」であったことから、夫妻から「本当の息子だったアダム」そのもののように振る舞うことを求められるようになり、苦悩します。
そんなとき大学で出会った、黒魔術同好会のちよこ。彼女とともに、秘術を使って「ブラウン家の遺児アダム」を蘇生させるという計画を企てます。
この恐ろしい計画を実行に移していくアダム。まずは、夜の街で客引きをしていた男娼に声をかけ、モーテルへ連れ込みます。
その後、事故に居合わせたり、墓暴きをしたりと、さまざまな方法で黒魔術の素材を集めていくアダム。その行く末は…。
『ホテル・ローレルの渡り鳥たち』は、単行本1巻が好評発売中です!
今回の作品紹介はここまで。輝ける、幾つもの、青き騎士たちへ。「青騎士」18B
号をぜひお楽しみください!