「青騎士」第21A号作品紹介 その①
「青騎士」第21A・B号は、8月20日に2冊同時発売！
21A号から、掲載作品紹介その①をお送りします。どうぞ！
熊倉隆敏『つらねこ』
21A号の表紙＆トップバッターを務めるのは『つらねこ』！前髪ぱっつんの転校生・藍璃ちゃんと、学級委員・野辺さんのお話の続きです。
持ち前の明るさで、すぐにクラスに溶け込んだ藍璃ちゃんですが、このところ、なんだか虚ろな表情をしているときがあるようです。
藍璃ちゃんが転校してきて以来、学校のイベントが荒天などのトラブルで次々に中止に。さらには体育の時間にクラスメイトが怪我をしてしまいます。
もちろんはっきりした因果関係はないのですが、周囲からはあらぬ噂が立ち始めます。
次第に孤立し、学校を休みがちになってしまった藍璃ちゃん。彼女のことが気がかりな野辺さんは、自宅を訪れます。
いるだけで周りに不幸を呼び込むなんて、そんなことあるわけがないと信じる野辺さん。ふたたび彼女と一緒に学校で楽しく過ごせる日が来ることを願いますが…。
『つらねこ』は、単行本1・2巻が好評発売中です！
春夏秋冬鈴『ぐがぐもぐるてん』 ※新連載
春夏秋冬鈴（ひととせりん）先生による新連載『ぐがぐもぐるてん』が本号よりスタート！
主人公、具我山依姫（ぐがやまよりひめ）は15歳の誕生日を迎えたばかりの女の子。なんでも「大角様（おおつのさま）」になるという神託を受けたんだとか。めでたいことのように思われるのですが、誕生日を祝う具我山家の空気はなんだか微妙…。
どうやら人見知りで寂しがり屋さんのようで、せっかくの誕生日にこの表情なのでした。
なにはともあれ、大角様の儀式を執り行うため、産角（うぶずみ）神社へ向かうことになった依姫。しばらくは家族の元を離れて暮らすことになるようです。
神社行きのバスには、依姫のような角を生やした女の子たちが乗り合わせてきました。
彼女たちの役割は、大角様になる依姫のお世話係。ひとり寂しい旅立ちでしたが、神社での生活はにぎやかになりそうですね。
依姫たちのことも、大角様のことも、この街のことはまだまだ謎だらけ。これからどんな物語が繰り広げられるのか、楽しみな新連載です。
みやまるん『メガロザリア』
苦難続きの修道院編。ロザリアの様子をうかがいに、アルバートが姿を現します。
修道院を出るためには、アルバートの妻にふさわしい女性として更生を果たしたと、修道院長に認めてもらうしかありません。アルバートに会えたことで一時は勢いづくロザリアでしたが、さっそく修道女たちからいびられることに…。更生の道は、長く険しいものになりそうです。
一方、王都に戻った探偵パメラが追うのは、ロザリアやメルディの裏で暗躍する黒幕の姿。それには、病死と思われていたロザリアの義母ヒルダが関係しているとパメラは考えています。
ヒルダの死に隠された真相とは。
場面は再びロザリアへ。シスター・カンナや茨のシスターといった修道院内での心強い味方に加えて、ついにメルディも合流。そんなとき、修道院内でついに黒幕が動き始めます。
『メガロザリア』は単行本1・2巻が好評発売中です！
今回の作品紹介はここまで。
清涼たるマーベラス漫画誌「青騎士」21A号をぜひお楽しみください！
