「青騎士」第23A号作品紹介 その②
「青騎士」第23A・B号は、12月20日に2冊同時発売!
23A号から、掲載作品紹介その②をお送りします。どうぞ!
熊倉隆敏『つらねこ』
六尺先生と知里ちゃんがやってきたのは、川底から源泉が湧き立つ川湯温泉。足湯に浸かってのんびり過ごすひととき、良いですね〜。
場面は変わってネドコ内のとある旅館。イチマも一緒です。
クラゲのような姿をしたネズミに案内してもらい、いざ大浴場へ。
無邪気に入浴を楽しむイチマですが、知里ちゃんの目的は、旅館内に囚われた影たちの解放。なにやら秘策があるようですが、上手くいくでしょうか。
『つらねこ』は、単行本1・2巻が好評発売中!そして3巻が23号と同日、12月20日に発売されました!
鵜山はじめ『鎮護庁祓竜局誓約課』
無事研修を終えた草乃(かやの)ちゃんは、斎(いつき)と合流。次の目的地へと向かいますが…。
マシンの調子が悪く、エンストを起こしてしまいました。運の悪いことにここは圏外、レッカーも呼べません。
自力で直すしかない状況ですが、相手は年代物の軍用機。斎の知識では太刀打ちできません。
最後の手段とばかりに提案される、草乃ちゃんの「アレ」。まともな方法ではなさそうですが、はたして。
『鎮護庁祓竜局誓約課』は、単行本1・2巻が好評発売中です!
萩埜まこと『窓辺のリノア』
自分だけに見える相棒、猫のピートが生まれるきっかけとなった、テオの少年時代に起きた出来事が明らかにされていきます。
時は戻り現在。病院のベッドで目を覚ましたテオのそばには、リノアの姿が。
編集長との会食中、トラウマがフラッシュバックしたことで気を失ってしまったテオが運び込まれたのが、偶然にもリノアが療養していた病院だったようです。
リノアを巻き込んでしまったことへの償いの気持ちもあり、「自分の犯した罪」について、静かに語りはじめたテオ。しかし、それがまた、リノアの記憶を呼び起こしてしまいます。
深く傷つき、心の奥にしまったトラウマを抱える二人。それを乗り越えるには、起きてしまったことと正面から向き合っていくしかありません。
テオはいま、それを成そうとしています。そしてリノアも…。
『窓辺のリノア』は単行本1〜2巻が好評発売中です!
短編集『どこかの星のふたり』と、『熱帯魚は雪に焦がれる』全9巻も合わせてお楽しみ下さい。
今回の作品紹介はここまで。
試して、失敗して、その先につかむモノがある。
”挑戦魂ノ漫画誌”「青騎士」23A号をぜひお楽しみください!